旅 の 話

旅でのできごと、失敗、おかしな話の紹介。
ビルマ寺の寄宿舎に泊まる
ブッダガヤ、インド(1988年7月)
 
ブッダガヤは仏教の最高の聖地。釈迦が悟りを得たところとして有名である。
ガヤまではカルカッタから夜行寝台で早朝に着いた。
ガヤの駅からブッダガヤまではバスで約30分くらいのところにある。
地名は有名で知られているが、現地は小さな村で、釈迦の時代とさほど変わらないような様子だ。
近代的な建物は寺の周りにはなく、ここが有名な地でなければ、地方の小さな村のひとつに過ぎない。
行く前にガイドブックで見るとホテルや宿泊施設らしきものは少なく、現地で何とかすることにした。
実際、現地に行ってみると、小さな村に一つ大きな寺と幾つかの寺がありただ有名なだけの感じがする。
仏教の最大の聖地だけに、昔のままの状態に近いことがかえって聖地らしさを感じてしまう。
さて、ここでの宿泊はビルラ・ダムシャーラーに泊まることにした。
日本語を話す怪しげな現地人に紹介されて、一度見てから決めることにした。
見てみて安い(10ルピー:\100円)のとたまにはこのようなところも面白いと思い泊まることにした。
建物はコンクリートの2階建てで、部屋はベッドが二つあるだけの簡素な部屋だ。トイレ、洗面、風呂
(シャワー)は共同となる。ここは本来はビルマ(ミャンマー)の巡礼者のための宿泊施設。
季節外れということで、巡礼者の姿はなく、変わりに日本人の中年男性、アメリカ人の若い女性などが泊まっていた。
何とか泊まるところが確保できたので、聖地であるマハーボーディ寺院に歩いて行き見物する。

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