世界で最も醜い女

きっかけ:題名にそそられました。そういうヒロインの映画、見てみたいと思いました。
、、、、。いいんだろうか? これで。
外形が大きく変わっている人を怪物扱いする時代があったよね、昔。美しい身体に美しい精神が宿るというのはファシストの考えで、否定されて来たでしょ?
「醜い」って、どう言う意味に使われてるんだろうって、期待してたんだけど、これなの?
整形手術で社会的不利益を回避出来て、自信がつくって言うのは良い事だよね。なのに、復讐?
顔にコンプレックス持ってると、美人コンテストのミスを殺す?そんな事する?。
しない。審査委員長は襲うかも、私なら。開催者とか。
これでいいのかなあ、こんなふうな映画の作り方をして、誰か止めなかったのかなあ。違うんじゃないのって言ってあげる人が居なかったのかなあ。
変型した顔の女が、その事で不幸になっていくのを、笑ってみている不快感のある映画だね。愛が彼女を救うっていうのが結末らしいけど。カツラと入歯というのも、すごいよね。
ものすごい勘違い、というか。間違いに間違いを重ねる説明と言うか、、。
やっぱり誰か止めてあげなきゃ。しちゃいけないよって。
メイキングがまた、更に過激ですね。
女優さんが「私が醜い女だったらどうするかって?考えられないわ!」とか。監督が「言いたい事は映画で語り切った」とか。嬉しそうだったね。
これはダメでしょう、ってはっきり言える珍しい映画ですね。
で、どうなの:ドメスティック・バイオレンスとマチスモのスペインは日本と同じく人権の世界基準から取り残されるのか?単にバルデム監督が無自覚なのか?
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Lastmodiffied:7/Oct/2002
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