KTTこの名前の由来はKはオーバーヘッドカムシャフト、TTはツーリストトロフィモデルを意味します。
要するに 今で言う市販レーサということになります。マーク5ということは5世代目のKTTで 最終的にはマーク8まで発展することになります。
MkWまでのダイアモンド式フレームから セミダブルクレードルタイプのフレームになる、写真ではヘッド回りが 金色のように見えますが 素材はアルミニウム−ブロンズ 所謂”ブロンズヘッド”なるものです。
これは通常の鋳鉄製のヘッドに比較して放熱性に優れています。
ベベルギヤを使用したOHC、当時はカムチェンの耐久性、作動の正確性を確保するために、ギヤ駆動でした。
当時の性能は最高速度 90MPH ガソリン+ベンゾールで 100MPHでした。