ステアリングラックの構造とリペア


パワーステアリングラックはひとたび走り出せば、途方も無く酷使されるユニットで、

DSの快適な運転環境を提供してくれる、極めて重要な部分でもあります、本項では

そのラックの構造の理解とリペアについて扱います。


現在の進捗状況〜 パワーシリンダ(ピストン)のセンタシールの取り付け冶具を製作しました。

パワーステアリングラックのピストンには左右の油圧キャビティを別けるためにセンターシールが装着されている、

外側はPTFE(テトラフルオロエチレン)内側にはNBR製(ニトリルゴム)アシストリングで構成されているが

リテーナ直径とほぼ同じ寸法のため、取り付けには専用工具が必要となる。

左写真:ピストンと三箇所のシール

右写真:新規製作した挿入工具

続く・・・・


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