DSとてエンジンオイルは定期的に交換するのである。
決して、LHMが循環している訳ではないのである 念の為
さてオイルの選択ですが、人情として最新の100%化学合成オイルを使いたいところを、ここはぐっと押さえて、鉱物油ベースを使ったほうが無難でしょう。
これは、吸気、排気バルブのステムシールが、年代的に化学合成油の成分であるエステルに弱いと、懸念されるからであります。
一応、マニュアルには 通常20W50、寒冷地では10W30を推奨しているが、筆者もこれに従っている。(反逆する理由が見あたらないのである)
ちなみに、今は1999年1月ですし、ここは毎朝氷点下になるので寒冷地と勝手に判断して、10W30を使用してます。
オイルエレメントについて
所在場所は、オイルポンプの吸い込み口部で、交換作業は多少手間が掛るが、エンジン内部の汚れ具合が把握し易い 実に含蓄の有る設計である。
部品は、専門店、部品専門店、海外の部品屋さんから、購入可能です。
部品番号(純正番号):5 414 484
purflux :L108
その他、3個所にガスケット、Oリング大小が使用されているが、本来は再使用しないのが好ましいのでしょうが、今回は状態が良かったので再使用しました。
部品番号:2488009、5414484、5412823
オイルの量
4.5L:ドレンプラグより排出時
5.2L:フィルタエレメントを交換した時
さあ交換してみよう。
用意するもの
オイル
まず写真の説明です。
左上:オイルサンプを下から、アルミ製でフィン付という、けっこう過激な構成。写真ではすでにドレインプラグは、外しオイルは抜いてある
中央の8本のボルトで固定してあるのが、オイルエレメントの取り出し口の蓋。
右上:外した、エレメントホルダを下から
左45°の△マークを、サンプの△マークに一致させる、下の長穴はオイルの吸入口。
左:取り外した、オイルエレメント、つい新品の写真を撮り忘れてしまいました。
そして核心部の取り付けですが、その説明は下の(図−1)
この後、サンプの鉄製の蓋を取り付けます。
この時蓋取り付け部のガスケットの状態に応じて、部品交換もしくはシリコン系の液状ガスケットを併用すると良いでしょう。
最後に オイル量を確認して、エンジンを始動させ、油圧が上がることを確認して、作業は終了です。