ＤＳのディストリビュータは実のシンプルな構造で、遠心式の点火進角のみで真空を使用したデバイスは全く装着されていないのである。

しかも、上面に位置しているため、全くもってメンテナンスがし易いのであります。

ディスキャップを外すとインナロータが見えます、インナロータは、クラックや

ディスキャップセンタのカーボンブラシが当たる部分の

油、汚れなどをチェックします。

また、ディスキャップのクラック等もチェックしましょう、部品はパターンメイクなら、比較的容易に入手可能なはずです。

インナロータを上に引き抜くと、コンタクトブレーカが見えてきます。

ヒール部に少量のグリスを塗布しましょう。

項目／メーカ	Ducellier	SEV-Marchal
ポイントギャップ	0.4〜0.5mm	0.4〜0.5mm
ドエル角	５７deg	５９deg
コンデンサ	0.25〜0.3μF	0.25〜0.3μF

そして、アクセルをガバッと踏み込んで、カリカリ言うなら、ポイントギャップを適正値に戻しついでに、接点を平らに研磨しましょう。

あまりにもすぐポイントが汚れたりギャップが広がるなら、コンデンサを疑ってみましょう。

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