コラム”軒下からの眺望”


その4:2002/Oct

文化遺産は誰の物?

夏の終わりごろから、初冬までの季節は旧車関連のイベントが目白押しである。

それぞれの思い入れが、昇華される季節でもあるけれど、近年考えさせられることが

多いのも事実で、それは旧車イベントがその参加者だけのモノでは無いということで

具体的に言うなら、出来だけその年代に無いモノをむやみに投入しないことも

文化の一つなのではないか?ということです、ハードのみならず、ソフト面でも

それぞれの年代ごとの特色をスポイルしないような感性、技術を磨くことで

ささやかでも筋の良い博物館を盛り上げていきたいものです。


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