新東京都知事 石原慎太郎

東京都知事選の即日開票の結果、大差で石原慎太郎が当選しました。
ここに新たに「新東京都知事 石原慎太郎」を開設します。

主な政策は
(1)行 政改革と財政再建
(2)新しい債権市場の創設
(3) 新しい教育のスタート
(4)横田基地の返還
(5)東京都の環境改善

石原慎太郎の主な発言
「人間のきずなというのはうれしいな。皆さんに感謝したい」
「国とはけんかしないが、激しい議論をしないと民主主義は育たない」
「役人の秘密主義をぶっこわさなきゃ駄目だ」
「官営の仕事でうまくいったためしはない」
「革命をやる」
「都民は、強いハッキリしたメッセージを発する知事を待っていた。すべての公約を実 現するために明日から始める」
「東京の真ん中にこんな に広い基地が、それほど使われないまま存在するのはもったいないし屈辱 的。返還か民間との共用にすべき」
「都知事になったら米国とネゴシエーションして2年で実現する」
「ありがとう。今回は理想的な金のかからない選挙ができ た。すべての公約を実現するため明日から勉強・分析したい。選挙戦で実感 したのは、既成の政党に価値が無くなったと国民や都民が感じながら、政党の人々は全く感じていないこと。その不満がたい積している。既存の政党は、自分で自分にツバを吐いたんだ」
「国会の政党をミニチュアライズさせた都議会なんてナンセンス。政党の存在価値がなくなっているんだから」
「財政再建するために役人に情報公開さ せる。秘密主義をつぶす」
「大きな政治案件は時間とカネがかかるかもしれないが、都民投票をすべきだ」
「(選挙中に)言ったことを着実に実現する努力をしていきたい」
「都庁には一度も行ったことがないが、これから勉強し、分析していく」
「首都と国とのかかわりで、激しい議論がなかったのが不満」
「何にノーを言うのか」との質問には「役人の秘密主義だ」

他の候補者の敗戦の弁
前民主党副代表の鳩山邦夫「残念だが終わった今の気持ちはさわやかだ。ぜひ住み心地の良い東京をつくってほしい」
国際政治学者の舛添要一「残念だが組織も金もないボランティア選挙で、ここまで戦えたことを誇りに思う」
元国連事務次長の明石康「できるだけ多くの都民の理解を得たいと努力したが、十分な支援をいただくだけの時間的、物理的余裕がなかった」
教育評論家の三上満アジアの人々とどういう関係をつくっていくのか心配」
元外相の柿沢弘治「石原さんはイメージが先行した。強いリーダーシップという幻想がつくりだされた」

8.新東京都知事 石原慎太郎 by モノ1999.4.20

都知事選が終わってもう1週間が経ちました。今週からは区議選が始まり都知事選よ
りも騒がしいです。何せ地域限定ですから回るところも狭いですし、1選挙区に何人
も出てきて何人も当選します。ホントに必要なのか?この区議会議員、市会議員は。

「新都知事 石原慎太郎」

 選挙前の報道や様々なメディアの調査で「石原慎太郎 有利!」と囃したてられて
いたのが現実となりました。当初懸念されていた「最多得票者が全投票数の25%を
取れない場合は再選挙」という愚かな行為だけは免れたのはせめてもの救いでした。
 
 1東京都民として、石原氏に決まったことはまあ良しとしましょう。なんだか前回
の都知事選からTVに顔の売れている人が当選するようになり、ホントに大丈夫な
の?という不安感は前都知事よりハッキリ心に刻まれているでしょうに、今回はそれ
を覆していただきたいと思います。
 
 それにこんな無責任なことを言うと怒られるかも知れませんが、所詮都知事なんて
ものは御輿に担がれた飾り物です。実際の働きを見せるのは公務員の皆さんですか
ら、せいぜい御輿の上からハッパをかけて動きの悪い公務員の皆さん達のケツを叩い
てくれることを期待します。

 さて「政策」についてですがお題目だけはとりあえず掲げているもののそれを実現
するために必要なこととはなにかがどうもハッキリしない。まあここはこれから考え
ようと言うことなのだろうが、都民としてはとても気になるところである。簡単に「
横田基地」を返還させるなどといきまいているが、そんなことより皇居を開放した
らどうかと思ってしまう。東京を再生する為にハッキリハイ、イイエ、を言う。と言
うがどうだか眉唾ものである。

 さてこれからの展開が大事です。まだ新都知事はスタートを切ったばかりですので
色々不安や不満などもたくさんあるが、もう決まったことですのでがんばっていって
頂かなくてはなりません。それを見つめ判断し時には発言するのが我々都民のつとめ
だと思います。居酒屋で愚痴をこぼすのもいいでしょうが、いい酒を飲めるような東
京になっていくことを期待したいと思います。

以下に朝日新聞社の統一地方選挙 特集:石原東京都知事が誕生のアドレスを記
します。

http://www.asahi.com/senkyo99/news/chiji/t-index.html

7.新東京都知事 石原慎太郎 by 闘将

6.新東京都知事 石原慎太郎 by ミスターX

5.新東京都知事 石原慎太郎 by 編集長

4.新東京都知事 石原慎太郎 by 犬 1999.4.15

石原慎太郎新東京都知事が誕生した。今回の主な候補者の中では一番最後に名乗りを挙げ、それまで散々、テレビで公開討論してきた他の候補者は一体何だったのか。告示後はその種のテレビ出演はストップさせられてしまった。よって何もせずに登場してきた超有名人が当選したのである。開票後、どの候補もこの告示後の十分な政策討論が行われなかったのを敗因の一つとしている。この裏には多分、石原慎太郎がいかにとんでもない政策を掲げているか、そしてその問題点を追求できなかった事にもあるとおもう。僅かな出番ではあったが石原慎太郎も含めた候補者によるテレビ討論会においても具体性のない空言ばかり述べて自分の都合が悪くなると黙ってしまう場面が多くあった。それだけ他の候補者より敵視されていた事もあろうが。また当選後の各局の会見でもそういう場が見られた。これからの都政の推進において是非この「おやまのたいしょう」的態度は改めてもらいたい。次に石原慎太郎について「政治家」「作家」「思想家」「裕次郎の兄」として述べてみたい。

「政治家」
まずはその抜群の知名度によって若くして参議院に大量票を集めて当選した。その後、運輸大臣などを歴任しているがその功績らしいものは特にない。よって族としては運輸族になるのだろう。建設族やこの運輸族は特に利権がからむだけにたたけば何か必ず出て来る業界だ。リニアモーターの長い長い開発についても結局は大きな決断をしなかった。自身では業績に羽田空港整備を挙げており、その続きかどうか今度の都政にもこの羽田空港の利用価値をより盛り上げようとしている。そしてもう一つの政治家石原慎太郎として忘れてはならないのは「反田中派政治」だろう。ということはこの姿勢を貫いている限り閣僚ポストも余り物位しか降りてこなかったはずだ。また派閥にもいたのだがどちらかと言えば石原派という若手政治家集団を率いていたような印象である。その頃の自民党若手政治家達が今回の選挙を影で応援していたはずだ。結局は主流派にはなれず、頂点を目指す道も閉ざされていたのが政治家石原慎太郎だった。そして政治家生命を自ら絶った時の発言も今にして思えば「犬の遠吠え」だった。最後に世間で言われているように右派議員だったという事からもこれは推測だが右翼勢力との繋がりもゼロではなかったろうと思う。選挙前にも書いたがこの石原慎太郎こそ候補者の中でもっともクリーンではない人物だ。「政治家」「作家」「思想家」「裕次郎の兄」と都合のいい時には大いに利用し都合の悪い時には殻に入るそういう人だ。

「作家」
芥川賞「太陽の季節」でそしてその映画での裕次郎の登場と若かりし頃にすでに成功を収めてしまった。書けばベストセラーになったそうだがどうも「作家石原慎太郎」というテーマの研究などあるのだろうか。何作かは映画にもなっているが、どうもその映画自体もさほどの出来ではないものばかりだ。「太陽の季節」という映画もどこがいいのかわからない。同世代に大江健三郎や安部公房など錚々たる作家がいるがどうもそういう部類でもなく丁度その対極に位置するような作家だ。左派でない「作家、芸術家」で大成する例は極めて少ない。例え、現在が右派陣営にいてもかつては左派だったという場合がかなり多い。まあ、それだけではないだろうが、どうも「作家石原慎太郎」は見えない。「暴力と性」と言われているが。

「思想家」
こういう肩書きは当てはまらないかも知れない。しかし、反米、反中の一貫した姿勢はその影響力からしてそう言ってもいいと思う。つまり学者ではない。基地返還、南京大虐殺の否定などが思い浮かぶ。基地返還についてその通り返還して欲しいとは思うが、沖縄の例のように、国民感情としては大賛成だが生活基盤としてはまだまだ簡単にNOとは言えないこともある。同じ知事選で沖縄の顔太田知事も落選している。期待と希望を求められる時期は大歓迎なのだがさて自分の明日の生活基盤を揺らして欲しくは無いのである。それにしても各地に点在する米軍基地施設は十分すぎる程の用地に見えるもの当然である。「南京大虐殺の否定」また選挙期間中の「支那」の使用とこれこそまさに問題としか言いようがない。

「裕次郎の兄」
「強いリーダーシップ」と盛んに言われてそれが今回の当選要因の一つであるとも言われている。確かにそれも作用していたとは思うが何と言っても「裕次郎の兄」という強力な援護が無ければどうだったかわからないと思う。今回の石原軍団も盛んに選挙の応援をしていたが、その皆が果たしてこれまでの石原慎太郎という人物の「行動、言動、政治活動」を全て把握していたとは到底思えない。ほとんどが「裕次郎の兄」だから参加したのだろう。「石原裕次郎」は最近のテレビドラマ「西部警察」の再放映などによって若い層にも注目されている。熟年層にはその響きだけで熱くなる人達が予想出来ない程大勢いる。

3.青島都知事不出馬 by 犬 1999.2.10

 公約通り「都市博開催」を中止した知事という事、後年はゴミ問題に取り組んだという2点で上出来でしょう。あの無意味な魔境都庁を背負って、独り知事が何を出来るのでしょうか?そして忘れてはならないのはクリーンさです。あの知事選の候補者の中で最もクリーンなイメージがあったと思います。多分、このクリーンなまま知事を全うすることで合格点をあげてもいいと思います。それに比べて今度の候補者達のクリーンさはどうでしょうか?たたけばホコリが沢山出てきそうな人ばかりです。せめてクリーンな人を選んでほしいです。

2.青島について.by 闘将 1999.2.9

都市博中止の公約実行には敬意を表意しますがその後は・・・.やっぱ器でなかったかな.

1.青島都知事不出馬の件 by モノ 1999.2.8

 そう言えばそういう時期になったんだという実感しか有りませんでした。彼のやった仕事と言えばあの「都市博開催中止」ぐらいしか思いつきません。ほんとにこの都知事は影が薄かったイメージがあります。本当はもっと色々とやっていることとは思いますが、いかにせん良いニュースがありませんでした。逆に話題にならなかったと言うことは何事もなく職務をまっとうしたとも言えるのではないだろうか。お疲れさま青島都知事。

 さて、次期都知事選もまたまた混乱模様です。柿沢氏が都連から推薦され、鳩山氏が出るかでないか、桝添氏も出馬に意欲をみせている。他にもたくさん出馬するであろうが、東京都民の私としては何をするのかを明確にしてくれてそれにうなずける人に1票を投じたいと思います。