斎藤文一氏の著書「宮沢賢治と銀河体験」によると、1917(大正6)年10月
21日に賢治は弟の清六たちを連れ初冬の岩手山登山をし、その時に山頂付近が白く発光するさまを目撃し
ていたことが、作品『柳沢』にしるされているとあります。
画面下部のシルエットは岩手山を示します。山から昇る銀河の流れはさぞか
し見事なものだったでしょう。この画面には入っていませんが、振り返ると東の空には冬の星座や惑星が出
揃い、賢治もその見事さに圧倒されていたに違いありません。
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