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献花 |
ゆっくりと参加者が集まります。
夕方5時頃から献花が開始されました。
菊やリンドウといった季節の花が供えられます。
宮沢賢治さんの遺骨も詩碑の下には納骨されているとあって、手を合わせる姿もあります。
時折、詩碑の後ろから強い夕日が差込みます。
詩碑前の広場へと続く細い道には、夢あかりも用意されました。
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鹿踊り |
午後6時すぎ、ほぼ予定通りにスタートです。
賢治がいた花巻農学校の生徒達による鹿踊りです。
今年の賢治祭は最前列でしたので、踊りの勢いや太鼓に圧倒されました。
女子部員も加わり、男子生徒とともに踊りを披露し、拍手喝采でした。
次第に辺りは暗くなり、詩碑がライトアップされ、バックに浮かびます。
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南城小学校のみなさん |
続いて、詩碑近くの南城小学校のみなさんによるリコーダーの演奏と合唱です。
今年の演奏は、「星めぐりの歌」「ポランの広場」などです。
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主催者挨拶
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主催者代表として、賢治祭実行委員会会長の宮沢啓祐さんより歓迎の挨拶がありました。
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市長あいさつ
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賢治関係の行事ではもうすっかりおなじみとなりました。
花巻市長の渡辺勉さんの歓迎挨拶です。
市長さんはつもニコニコ。
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朗読
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例年、高校生による雨ニモマケズの朗読が行われますが、今年の朗読は、岩手県立花巻北高等学校の1年生が担当しました。
落ち着いて、ゆっくりと丁寧に読み上げていました。
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合唱
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花巻ユネスコ・ぺ・セルクルの皆さんの合唱。
今年は、賢治の「ポラーノの歌」の原曲とされる、in The Good old Summer Timeの合唱があり、賢治の曲との聞き比べを楽しむことができました。
賢治祭には必ず登場するおなじみの合唱団の演奏です。
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花巻市立花巻小学校の皆さん
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花巻市立花巻小学校の皆さんによる21世紀へのメッセージです。
各学年ごとに、将来の夢や自分の目標などを大きな声で述べ合いました。
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野外劇
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花巻農業高等学校演劇部と、同清明寮生による野外劇「注文の多い料理店」です。
写真は、猟師が犬を連れている冒頭のおなじみの場面です。
野外劇用にリメイクされた部分もありましたが、生徒達の熱演に拍手が送られました。
この時間になると、だいぶ気温も下がり、昼間の暑さも嘘のようです。
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佐藤進さん
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今年は釜石線開業50周年として、さまざまな関連行事も行われますが、賢治祭でも釜石線の前身となった軽便鉄道を撮影した貴重な映像の上映会が行われました。
これは、例年にはない、今年限定の特別のメニューです。
写真は、映像を解説をしている佐藤進さんです。
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軽便鉄道
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写真は、そんな映像のひとコマです。
軽便鉄道は、童話「銀河鉄道の夜」のモデルともいわれていますから、登場する鉄道車両、駅舎、車窓風景など、貴重な映像を興味深く見ることができ感激でした。
コンピュータによる画像処理技術を用い、15分ほどに編集されたものだそうです。
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合唱
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賢治祭ではすっかりおなじみ、麦わら帽子の菊池さんが指揮で、「双子の星」「星めぐりの歌」などが歌われました。
「双子の星」では子供たちも「チュンセ」と「ポウセ」に扮して演奏に参加していました。
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合唱
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お礼の言葉が終わると、最後は全員起立し、賢治の作詞した「精神歌」を全員で歌いました。
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たき火
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以上で賢治祭第1部が終了です。
第2部は8時半より行われました。
花巻駅まで運行されるバスの時間の都合で、第2部(座談会)に参加できないので心残りでしたが、いつもの雰囲気を味わえて満足でした。
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