葛飾区再生計画案行政編


FATA REGUNT ORBEM ! CERTA STANT OMNIA LEGE

(不確かなことは運命の支配する領域。確かなことは法という人間の技の領域)

―― ローマの格言 ――
 

地方自治の基本理念(哲学)

 

人間は何のために生きるのか?

人間は何故生きるのか?

葛飾区をどうするか? 行政の役割は? 行政の出番は?

「まちづくり」「まちおこし」は何のために行うのか?

@平和に暮らせること

A豊かに暮らせること

B平等に暮らせること

C正しく暮らせること

D生涯学習出来ること

E安定して暮らせること

F自己表現出来ること

@死ぬまで住んでいたい

A自分だけでなく子孫もここに住まわせたい

B遠くの地域に住んでいる知人を呼んであげたい

葛飾に住めば、日本のどこに住んでも得ることの出来ない幸福感を

満喫することが出来る。

同時代を同じ地域で生きる者への共感・愛情・連帯

 

「もらい得の排除」と「自助努力の要請」は「やさしさ」とは齟齬しない。前者は人が人として毅然と生きることであり、後者は人が社会生活を営む上で必要欠くことのできない、老いた者や幼い者(自助努力なしえない者)へのいたわりであるからである。

 

 区民以外の人のためにでも

       懸命に尽くす優しい人々の集まり「葛飾区」

 


基本理念実現のための必須要件的施策

(以下に掲げる個々の再生案の目的を実現するための骨格的な部分である。)

1、自主財源の確立(支出より稼ぐ姿勢を)・予算制度の変更

   (1)固定予算細目を廃し、包括資金予算方式(歳出管理予算)の導入

   (2)税収のアップ(税源の涵養を促す地域経済の活性化)

     (イ)区内産業、企業の活性化(体力増強)

     (ロ)企業誘致

     (ハ)区内定住人口の拡大 (出て行く町から来る町へ)

     (ニ)『葛飾開発銀行』構想

   (3)区直営企業

     (イ)廃棄物処理事業

     (ロ)貸しボート、貸し自転車などの観光関連事業

     (ハ)記念品などの販売事業

   (4)間接収入策の確立

     (イ)ギャンブル ハウス営業許可

     (ロ)区の遊休施設の事業委託

     (ハ)グランド、野球場、公園などにスタンド式売店の設置

     (ニ)特定産業ないし企業の支援手数料収入

2、持続可能(サスティナビリティ)なゴミ処理策の確立

   (1)区立ゴミ研究所設立

   (2)ゴミ処理、廃棄物処理を事業化し独立会計とする

   (3)資源化して財源として活用

     (イ)企業ごみの収集料金の無料化

     (ロ)ホームレス救済の雇用機会創設

   (4)家庭用器機の修理技術者養成および修理技術の普及

3、防災対策の強化(防災⇒総合危機管理に昇格)

4、財政基準に複式簿記、企業会計基準導入

5、情報公開制度、政策評価制度の確立

    区議会「事務事業評価特別委員会」の下に区民からの告発の受理機関を設置(cf.2308)

6、住民投票条例、自治町会基本条例の制定

7、新たなコミュニティの創造支援(制度的保証)

8、雇用におけるエイジフリー社会の構築へ区機関から取組む

9、将来設計を可能にする"安全ネット"施策の構築

10、「多様なものの共存」を受容できる寛容な地域社会を目指す

 

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★福祉とか教育は必須要件的施策ではないのか。(99.9.5)

⇒施策には施策の目的が即、行政目的になるものと、そうした行政目的を達するための制度を作ることを目的とするものがある。例が適切かどうか分からないが、コンピューターを動かすハードの部分と個々の作業をするソフトの部分があるように、私が「必須要件的施策」というのは個々の行政目的を達成するためのハードの部分の施策である。


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