映画館がやってきた! | 映画鑑賞記 |
警察が民営化されている未来のアメリカ。サラリーマン化して弱体化した警察署と
経営効率のアップに余念のない警察親会社という構図の中で犯罪多発地区に赴任した
正義の人マーフィーは、初出動であっけなく撃ち殺される。 その頃、警察親会社では発表直前の警備ロボットの暴走事故で失脚したボスに 代わって人間の脳を移植したサイボーグ警官「ロボコップ」を開発するグループ が台頭し、マーフィーの死体はロボコップ一号となって蘇る。 すべての記憶を消去され命令通りに従って活躍するロボコップだが、 自分を殺した犯人に遭遇することで微かな記憶が蘇り、やがてマーフィー殺しの 捜査線上に警察親会社の不正が浮かび上がる。 |
文:唐澤 清彦 | 映画館がやってきた! |