映画館がやってきた! 映画鑑賞記

七人の侍

■DATA
監督:黒澤明

Story

 毎年収穫の季節になると、野武士に襲われる村。
 村人は、侍を雇って野武士をやっつけてもらおうと考える。
 なけなしの米を持って宿場町で侍を捜す彼らだが、金にも出世にもならない仕事に飛びつく 侍が有ろう筈もない。だが、偶然泥棒の立てこもり事件を見事に解決した旅の侍に出会い、 彼の人柄を頼って7人の侍が集まる。
 侍達は、村人を訓練し、砦を作り収穫に備える。
 そして秋。村は襲ってきた野武士の先触れを見事に倒すが、味方にも犠牲者が出る。 果たして生き残るのはどちらか?

感想

●1999.10.25
 今回気が付いたのだが、7人の侍のうち4人が死んで3人が生き残るが、一人は野武士の 寝ぐらの襲撃の時に撃たれて死に、ラストで農家に立てこもった野武士に二人撃ち殺される。 (あれ、後の一人は水車小屋襲撃だったかな…?)
 ともあれ、彼らは強い。刀と刀の勝負では負けない。しかし飛び道具にはかなわない。 そういう美学と悲しさがきっと込められているのだな。
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文:唐澤 清彦 映画館がやってきた!