LORENZITI のガボット

ストリング9月号原稿

皆さん今日は、お元気ですか。さて、先月号の予告どおり

 LORENZITI のガボットを取り上げてハーモニクス主要ポジションの実践練習を始めましょう。ガボットはヨーロッパ中世の舞曲のリズムで、2拍子の2拍めから音楽が始まります。

8分音符は、基本的にスタッカートで、楽しく演奏出来るようにボーイング練習もして下さい。

 赤の線内が「親指ハーモニクス主要ポジション(第7延長ポジション)」で、緑の線内は「親指基本ポジション(4、5度ポジション)」です。ポジション内での手の形が完成されていれば親指主要ハーモニクスポジションは、一番楽に音が出せるポジションと言っても過言ではないでしょう。

 貴方がこの曲を楽しく弾ける頃には、もう親指第7延長ポジションは、完璧にマスター出来たことに気が付くでしょう。

 来月までに楽しくステップが踏めるガボットの舞曲に仕上げてみて下さい。

 次回は、全てのポジションをフルに使うテクニックの作品を取り上げましょう。では、ごきげんよう、さようなら。

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