一行日記Topへ


2001.08.01(水)  引き続きかるた印刷。夜までに表裏終了70部、表のみ終了30部完成。、、実は印刷は裏の方がたいへんなんすよ。

 ファースト上級者向けかるたは裏に文字がある。従って印刷するときは両面行う必要があるわけだが、裏の印刷は簡単で時間もかからないと思って甘く見ていたが、裏の方が手間がかかることが判明!
 表の印刷は確かに時間がかかるのだが、一度紙を入れてしまえば放っておけばいいので楽だ。しかし裏の印刷にかかってみると、表にインクがのっているためだと思うのだが、滑りが悪くて2枚一度に紙送りされてしまうことがある。そうするとこの後からは裏と表の印刷が合わなくなるので表から印刷し直す必要があるのだあああああ。(T_T) これを何回かやってしまってからは、裏の印刷の時は2枚送られないかを監視し続けて、そうなったらすぐに全部の紙を抜くという方法でなんとか印刷を終えたのであった。(ああしんど(-_-; )
 だが、今回ひとつわかったことがある。それは、
「かるた印刷は水に弱い」(風に弱いかどうかは不明(^_^; )
ということだ。
 何日かにわたって裏の印刷をしていて、一度も問題なく紙が送られる日もあれば、1部刷る間に何回も2枚送りになる日もあるということに気がついた。で、うまくいく日はエアコンが動いていた日なのである。つまりエアコンによって湿度が低くなっている状態では紙がくっつきにくく、エアコンが動いてなくて湿度が高いと紙がくっつきやすいということらしい。
 というわけで、家庭用プリンタでの印刷といってもなかなか奥が深いことを悟った次第である。

2001.08.05(日)  ワンフェスの日。ビデオが売れん。(T_T) そういえば実相寺昭雄監督を見たよ。

 ワンフェスでミリのビデオを売るがなかなか売れない。やはりフィギュアを買いに来る人はビデオは買ってくれないのであろうか。まあ、三代目G子ちゃんを見られたので良しとしよう。
 そういえばあの河崎実監督がなにやらオーラをまとったお年寄りを連れてうちのブースに現れ、明瀬監督にあいさつなどして行かれたのだが、後で聞いたらこの年寄り(失礼)は、ウルトラシリーズで数々の名作を生んだ実相寺昭雄監督だったらしい。をを、そうだったのかあと思っていたら、しばらくして、実相寺監督と連れだって歩いていた若い人が隣のブースにやってきた。隣のブースではSMの衣装を着せたドールを販売していたのだが、会場を出るあたりで実相寺監督が突然、
「さっきSM屋があっただろう。あれの連絡先を聞いてこい」
と言い出したので急いで聞きに来たということらしい。
 うーん、なるほど。(何が?) とりあえずコメントは控えておこう。(^_^;)

2001.08.11(土)  コミケ当日。100部も売れないのではという予想をくつがえし、13:30には完売となってしまいました。

 いよいよコミケ当日。午前7時過ぎにかるた100部を肩にかついで家を出る。持ち手を付けていないので持ちにくいが、駅で店主と落ち合い店主のカートに乗せるまでの辛抱と思ってやっとこホームにたどり着き店主に電話すると、いろいろな行き違いで乗るべき電車に乗ってないことが判明。うう、かるたの箱がもちにくいよう。(T_T)まあ、新木場で合流できたからいいでしょう。
 ということやら、すいてると思って選択した臨海副都心線が激混みで、降りようとしたらかるたの箱がカートからはずれて大パニックということやらがあったが、ビッグサイト入り口で無事フリーデザイナA氏と合流できたのである。ここまでくればあとは適当に店のディスプレイを作ってお客さんを待つだけだ。
 で、今回かるたを100部作ったわけだが、正直言って全部売れるのかどうか不安だった。現在までに200部近く売れているわけだし、買う人は買ってしまって需要がないんじゃないかと思っていたのだが、全くの杞憂に終わり売れ行きは順調。10時から12時までの午前中には50部以上が売れ、午後も同様の状態で13時半には完売御礼、予約受付中となった。
 というわけでコミケも無事に終わり、例によって焼き肉食べ放題で幕を閉じるかるた堂イベントであった。(^_^;)

2001.08.14(火)  FFXのセーブデータが飛ぶ。まあ、こうなるとは思っていたが、、、、、。

 朝、かみさんが会社に行った後、FFを始めるためにセーブデータをロード、、、、できない。データが破損しているらしい。結局20箇所ほどセーブしていたうちのはじめの方のデータだけは生き残っているが、最新データはもう取り戻せない。まあ、初期出荷品はデータが飛ぶというのは半ば常識だし、このメモリカードも例に漏れずデータ破壊の実績があるので、FFXを始めたときにすでにこの日あるを予想してはいたが、、、、。
 この時点で新しいメモリカードを買ってくることを決意したが、まだ9時前で店が開いてないのでとりあえずFFを進めることにしてみた。しばらく進めてセーブしようとすると、どんどんとセーブできる場所が減っていく。破損データと表示されていたところはデータがないと表示されるようになり、そこにセーブしようとすると失敗する。セーブできたように見えるのに、もう一度セーブ画面をあけてもそんなデータはどこにもない、という状態に、、、、。
 結局昼過ぎにメモリカードを買ってきて問題なくセーブできるようになったのだが、それと同時に元のカードのデータはすべてなくなり、破損データを削除することも不可能に。(+_+)
 噂ではメモリカードの中身はフラッシュメモリじゃなくて富士通の新しい不揮発性メモリらしいのだが、
出荷検査くらいちゃんとせいと言いたいよ。ところで出荷検査につかっているのはうちの会社の機械じゃないですよねえ?
2001.08.20(月)  会社は有休。買い物に行こうと思っていたがやめて、FFXと昼寝。声さんの写真集を買いに行こうと思ったんだけど、、。

 声さん(女性)というのはまんだらけ中野店のコスプレ店員さんである。店主が侵略美少女ミリ関係でまんだらけのインターネットTVに出演した際に司会の一人として参加していて、しばらくしたらクワガタンTのコスプレをしていたというすごい人である。(若くてかわいい女性がクワガタンのコスプレというのは、クワガタンがどういうものか知っている人にとってはものすごい衝撃なのである) そしてまんだらけのページに掲載されている彼女のコスプレを見ると、そのコスプレ対象の選択が異彩を放っていることに気がつく。完全に顔が隠れるコスプレが非常に多いのだ。
 通常女性がコスプレをするのは「かわいい格好をして注目されたい」「かわいく見られたい」というのが主な理由であるかと思うのだが、かわいく見られたいと思ったら顔が隠れるコスプレというのは選択肢に入らないはずで、彼女が女性コスプレイヤーとして特異な存在であることは確かだろう。
 で、コミケの時にまんだらけの企業ブースに行った店主が「声さんのヘアヌード写真集が置いてあった」というのである。ただ者じゃないとは思っていたがそこまでとは、、、、と思った酢こんぶは、SF大会でそんな感想は甘いということを知らされることになる。SF大会で知り合った元編集者の方から聞いた話では、それはただのヘアヌード写真集などというものではなく、「SM写真集」だということで、しかも○○○○が見えていて、まんだらけの社長は○○○○○じゃないか、プレミアがつくのは間違いないので10冊くらい買っておこうと思う、というのだ。(ちょっと自主規制(^_^; )
 こういう話を聞くとコミケで購入を見送った酢こんぶもなんだか欲しくなってくるのが不思議で、中野まで買いに行こうと思ったりしたのだが、やっぱりめんどくさいからやめといたなまけものは私です。σ(^^;)
2001.08.21(火)  えー、実は冬コミには出ません、、、というか、酢こんぶのせいで出られないことが決定。(>_<)

 知っている人は知っていると思うが、冬コミの申し込み受付は8/10〜8/15のみ行われ、しかも申込書は夏コミの会場でしか売られない。従ってほんの少しの油断で申し込み自体ができないのだ。そして、、、油断しました。(+_+)
 夏コミ会場で店主が申込書を買ってきて私に言った。「冬コミの申し込みしといてくれない?」と。酢こんぶは申込書を書くのが大変だと聞いていたので少ししり込みしたが、火曜(8/14)まで休みだからなんとかなるかと思って引き受けた、、、、が、すでに焼き肉食べ放題の時点ですっかり忘れ、やっと思い出したのは六日後の8/17というていたらくであった。
 というわけでかるた練習ソフトを売るはずだったA氏、新作を何とかしようとしてた店主、ほんとに申し訳ないです。何か他のイベントに参加することを考えますんで、勘弁してつかあさい。(SF大会にかるたを8部持っていったのはせめてもの罪ほろぼしだったのです)
2001.08.25(土)  X68000のエミュレータ本GET! あと、FFXがあっさり終わってしまいました。(ネタバレかもなので注意)

 酢こんぶはX68000というマシンがとても好きだ。知らない人もいるかもしれないが、X68シリーズはSHARPの独自規格のパソコンで、アーケードのゲームがかなりの忠実度で移植可能な唯一のパソコンとして一世を風靡したものである。酢こんぶも最初の機種であるX68000と、後にMPUをMC68000からMC68030に変更したX68030の2台、そしてソフトを山ほど所有している。
 X68000が発表される少し前、当時PC8801(初代)を使っていた酢こんぶは、もうパソコンを買うことはないだろうと考えていた。それは当時のパソコンには夢がなくなっていたからである。世の中は8bitから16bitのパソコンへ移り変わる時期で、PC9801の勝ちが見えてきていた。そして酢こんぶはパソコンで何をするのかという事を考えて暗澹たる気持ちになった。元々ゲームをしたいがためにパソコンを買った酢こんぶにとって、ゲームを実行する環境としてファミコンにさえ劣るマシンは所有欲を満たすこともできず、その他の用途としては表計算かワープロくらいしか思いつかなかった。こんな面白くも何ともないものを誰が買う? 酢こんぶにとってコンピュータというのは道具ではなくて、その存在自体に魅力を感じる物だったのだ。 その他のマシンでは、Macintoshが結構面白そうだったが、とても個人で買おうと思うような値段ではなかった。
 そこへ彗星のごとくX68000が現れた。当時主流だった16色表示を遙かに超える65536色表示。768x512のテキスト画面。FM音源とADPCM標準装備。アーケードゲームと同じスプライト機能をハードで装備。そしてなんといっても完璧な移植としかいいようのないグラディウスの同梱。それは既にアーケードゲームをそのまま移植できるマシンとしての将来を約束されているかに見えた。ゲーム以外にも絵を描くマシン、音楽を演奏させるマシンとしての将来も広がっていた。この数年後にマルチメディアという言葉が流行することになるが、X68000はそんな言葉がはやる前からマルチメディアマシンだったのだ。
 だが発表時点で酢こんぶはこのマシンは買わない、いや、買えないと思った。だってそうでしょう。PC9801の定価は30万円だったんだよ。その数倍のスペックを持つマシンが70万以下で買えるはずがない。(発表時に定価は発表されていない) これは個人で使うマシンではないと判断したわけだ。そして定価が発表されてみると、な、なんと、369,000円だったのだ。
 こりゃもう買うしかないよね。NECからは対抗機種でPC88VAとかいうゴミのようなマシンが発表されたが、見るからにやっつけで作ったような代物で比較にすらならず、酢こんぶのX68000人生が始まったのである。
 まあその後いろいろあってX68000シリーズは歴史の表舞台から姿を消したわけだが(^_^;)、酢こんぶのようなファンはいっぱいいるようで、今回エミュレータ本が出ていることを知ってGETしてみた次第である。まだエミュレータは走らせてないけど、市販ソフトが4種類も収録されててお得ですよ。(酢こんぶは全部持ってるけど) ちなみに酢こんぶは新宿の紀伊国屋で平積みになっているうちの一冊を買いました。(すでに2刷) あと秋葉原のLAOXコンピュータ館のレジ近くにも山積みだったそうで、なにげに売れているみたいでうれしいっす。
 で、やっとここからFFXの話だが、本当にあっさり終わってしまった。ラスボス直前で少し様子を見ておこうと思って、エンカウントなしのアビリティをつけて歩き回っていたらいつのまにか後戻りできない状態に、、。まあ何の用意もしてないから途中で死ぬだろうと思っていたらなんだかみんな弱っちくて、死ぬひまもなくエンディングに突入。(^_^;)
 とりあえず最後まで辻褄は合ってましたねえ。ただラスボスはもう少し強くてもいいのではと、、、、。で、これで終わるんじゃ値段分の元を取った気がしないので、世界を放浪して取りこぼしを消してるっす。
2001.08.26(日)  南越谷阿波踊りでFFXユウナのコスプレっ娘発見!高校生らしく、しかもめがねっ娘だ。 写真を、、、撮りたかった。(+_+)

 毎年8月の終わりに開催される「南越谷阿波踊り」に行き、駅の改札を出たところでユウナのコスプレっ娘を発見する。何で阿波踊りにコスプレやねん!とつっこみを入れたくなるが、まあ振り袖もついているし帯もあるしで、大きな違和感はない。(いや、十分あるわ!)
 コミケでユウナコスプレの女の子をA氏が見かけたそうなのだが、実物比で容積2倍ということだったので特に探す努力もしなかった。(^_^;) しかし今度は容積は結構実物に近く、多分高校生、さらに最近では珍しくめがねっ娘である。酢こんぶは是非写真を撮っておきたかったのだが、友達の輪の中で話をしていて声をかけにくかったのと、かみさんといっしょだったという大きな壁があったので泣く泣くあきらめました。(-_-;)
 わしもまだまだダメ度が足らんのう。(^_^;)
2001.08.28(火)  手持ちの5インチFDDがどうしても自分のマシンで動かず、会社の同僚のマシンに無理矢理付けさせたり。(-_-;)

 X68Kエミュレータでフロッピーベースのソフトを動かす場合、X68Kのフロッピーのイメージファイルを作る必要がある。イメージファイルというのは1枚のFDの内容をひとつのファイルとしたもので、エミュレータはこれを仮想FDとして動作する。
 で、イメージファイルをX68K上で作ってWindowsマシンに転送するか、Windowsマシンで5インチFDを読めるようにしてそこで作るかということになるのだが、今回は後者の方法を採ることにした。そして、こんなこともあろうかと、かねてから用意しておいた5インチFDDを取り出してうちのマシンに取り付けてみたのだが、どうしても読めない。会社のマシンじゃどうかと思ってやってみたがどうしても読めない。FDDの3Modeドライバを入れると読めると聞いてやってみたがどうしても読めない。(T_T)
 仕方ないので後ろの席の同僚のマシンに取り付けてみると、あっさり読めるやないですか! 彼のマシンと酢こんぶのマシンはハードとしては同じものなのでWin2000(酢こんぶ)とWin95OSR2の違いのようですねえ。結局5インチFDDは彼のマシンに取り付けて、イメージファイル作成マシンとして活用させてもらうことに、、、。
 まあ、酢こんぶ的にはイメージファイルを作れるようになったので何の問題もないが、迷惑なのは後ろの席の同僚だよね。(お前が言うな!)
2001.08.29(水)  初代X68000同梱のGRADIUSをイメージファイルにする。ああ、結構苦労したよ。

 初代X68000におまけでついてきたグラディウスのオリジナルディスクをイメージファイルにしようとしたのだが、どうしても途中でRead Errorが起きて止まってしまう。一応作ってあったバックアップでチャレンジしてみると、なんとかうまくいったようだ。そのディスクから仮想X68Kを立ち上げてみると、、、、これキャラクタが違うじゃん!
 どうやらオリジナルのキャラクタデータだけを入れ替えた改造バージョンだったようで、自機がファンタジーゾーンのパオパオになっている。まあこれはこれで面白いが、オリジナルを遊ぶにはX68K本体を立ち上げていろいろな操作をするしかないのだろうか。うう、めんどくさいよう。(T_T)
 というわけで何とかできないかと考えたあげく、Read Errorが出たときにエラーを無視するという作戦を思いついた。これを実行してみると、何とか先に進むようである。ま、何回かエラーが出たがそのたびに無視していくと、一応イメージファイルができあがり、それから立ち上げるとめでたくオリジナルグラディウスで遊べるようになったというわけだ。めでたしめでたし。
 さて、次は「エトワールプリンセス」か「ジオグラフシール」に挑戦してみるかなあ。
一行日記Topへ