[2-Geki]  2劇通信・幕の内タケ第7号 1997年(平成9年)6月16日

     編集後記



 どうでもいいことですが、鉄道大好き人間です、私は。
ガキの頃、欲求不満の風情を見せると、親は近所鹿児島本線の陸橋の上に私を連れて行き、懐柔の儀式を行っていたようです。
 そこから、鉄道月刊誌、時刻表、カメラ、鉄道旅行を触媒に鉄道壷を掘り進み、気がつくとオタクになっていました。とりわけ好きなのが車両。鋼鉄の重量物がユサユサと体を揺らしながら、か細い線路を高速で踏みしだいてゆくさまに魅せられます。
 で、雑学の一片を。下の阪急電車。
ノーブルで簡潔なとてもよいデザインですが、神戸線・宝塚線と京都線では少し顔つきが違います。神宝線は面長、京都線はややポッチャリです。 実は、最初に線路をひいた会社が違う(京都線は新京阪鉄道)ため、車両限界を理由に10センチ幅が違うのです。だから、京都線の電車は中もややゆったり。
 顔の印象から、何かそんな感じしてた、という方は鉄道オタクかつ面食いの素質があります。さあ、梅田駅の3号線と4号線の間で確かめてみましょう

[阪急6000系]
昭和51年デビューの6000系(神宝線用)



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