あらすじ
得意先回りから帰社途中の
サラリーマン・佐久間と松浦は、
原因不明の事故により
地下鉄駅内に閉じ込められる。
彼らは、同じように閉じ込められた
ホームレスのフー・テン、
売店の売り子、地下鉄駅員、
そして偶然居合わせた佐久間の家族と共に
原始的な共同生活をはじめる。
「すぐに救援がやってくる」
とひきつった笑いを浮かべながら
すき焼きをつつく彼ら。
駅構内には、どこからともなく怪物の咆哮が響く・・・。
当初は互いに助け合っていた彼らであったが、
全ての物を共有しあうことを主張するフー・テンと、
あくまで家族どうしの境界線に
こだわろうとする佐久間が対立。
佐久間は次第に立場を失っていく。
そんな中、駅にひそむ怪物がついに姿を現した。
現実と幻覚の区別も
分からなくなってくるような暗闇の中、
人々の混乱は頂点に達し、
佐久間はなしくずし的に
一人怪物に挑むことになる・・・。
|ごあいさつ
|見どころ
|Cast&Staff|
|フーテンの灯
|2劇ホームページ|へ戻る