MLlinuxDR2.1をインストール


次に、MAC LIFE 97年 5月号付録のCD-ROMからMLlinuxDR2.1のインストールを行います。
-パーテーションの作成-

当初DR2.0と同じようにSilverlining Ver.5.6.3を使用して、Root・usr・Swapの3つのパーテーションを用意してMLlinuxDR2.1をインストールしようとしたが、インストールが途中で止まってしまい出来なかった??
そこで、ここは素直に「Happy Hacking! MKLinux」の記事の「長田流!A/UXパーテーション作成」に従ってパーテーションを切ることにした。
因に、各「Volume name」と容量は次の通り。

-インストール-

次に、CD-ROMからインストールを行う。
CD-ROMを入れ、その中の「Installer」フォルダ内の「Install MKLinux」をダブルクリックで起動する(ハードディスクへコピーしなくても大丈夫)。

-ネットワーク設定とXの確認-

インストール終了ご、Machintoshをリスタートすると、起動途中にMKLinuxのブートセレクタが現れるので、ほかっておくか、リターンキーを押すか、"Boot MKLinux"を選択する。
すると、MLLinuxが起動し、青地に白い文字<ディスプレイを3200色にしていると灰色に白文字)で、

login:

と表示されるので

root

と入力してreturnキーを押すと、まだパスワードの設定がされていないので、rootでログイン出来る。
インストール後始めて、ログインした時は、ネトワークの設定をするかどうか聞かれますので、自分の場合ホスト名、IPアドレス 等、ネトワーク関連の設定事項が決っているので"y"と入力して、表示されるメセージに従って設定を行う、MLlinuxDR2.1では、このネットワークの設定の中でPPPの設定も出来るようである。
この章の最後に、Xウインドウがちゃんと起動するか、確かめて見ることにする。
まず、rootでログインした後すぐに、

X11

と入力し、returnキーを押すとtwmをウインドウマネージャーとしたXが立ち上がる。
Xを終了させる時は、コンソールウインドウに、

exit

と入力し、returnキーを押します。
また、rootでログインした後

startx

と入力し、returnキーを押すとfvwm2をウインドウマネージャーとしたXが立ち上がります。
しかしなぜかfvwm2を終了しようと、コンソールウインドウで"exit"と入力しても、そのウインドウが閉じるだけでウインドウマネージャーは終了しなかった。
この場合は、マウスの左ボタンを押すと出てくるメニューの中に"exit"の項目があるので、それを選択すればXを終了することが出来ます。


以上で、MLlinuxDR2.1のインストールは終了です、次に日本語環境のインストールを行うのですがMAC LIFEのCD-ROMを使うとずいぶん楽が出来ます(^_^。
また、この章ではパスワードの設定を省略してしまいましたが、一番始めにログインした時すぐに設定してしまった方が良いでしょう。
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