ALTERED DIMENSIN
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ナチュラル・インセンス
2009.06.18
 

7月16日(土)香宴の会、こんな感じでした

 今回は、ナチュラル・インセンス(自然香)と、ボディワーク、アロマの香りセラピーとのコラボレーションというAD(オルタード・ディメンション)にとって、はじめての企画。多数の参加者で会場の茶室は、いっぱいになりました。
 
 最初に、やすひろさん(鍼灸師)のボディ・ワーク。やすひろさんは、スキンシップと、お手当(民間療法の手かざし。レイキとも呼ばれる)を融合させた「ふにゃこん・、マッサージ」を長く続けてきました。そんな経験をもとに、体ほぐし、リラクゼーションのワーク、そして15分の瞑想をしていただきました。
 2部は、アンファールドのBUNさん(セラピスト)のアロマを使った香りのセラピー。この日に合わせた香りを選び、試験紙につけたアロマオイルを体験します。ゆっくりとアロマの香りをかいだり、全身でその香りをとらえました。みなさん、香りに感じた「何か」を他の参加者とシェアし、語り合いました。
 
 3部は、村田(AD)がナチュラル・インセンスを焚きました。フランキンセンス(オマーン産、エチオピア産)、ジュニパー、サンダルウッド(白壇/びゃくたん)、ブラックパイン、カンファー(樟脳/しょうのう)、マスティーク、ローバン、そして最後に伽羅(きゃら)。
 
 夏の季節、カンファーには、昔から心身を冷やす、そんな効果があったことをご存知だったでしょうか。のど飴にもカンファーのクールな風味が生かされています。日本の伝統的な匂い袋にもカンファーは用いられています。
 インドのヒンズー教のお寺では、信者がお供えものとして、ココナツの実を割り、カンファーを焚きます。ココナツの殻は、エゴ(自我)を象徴しています。実を割ることは、エゴの本性とみなされているカンファーがエゴから解き放たれたき状態になることを意味しています。カンファーは、燃やすと灰も残らないことから、人間のエゴの本性とみなされ、燃やした後に純粋な魂だけが残ると信じられています。
 伽羅は、豊潤で、貫禄のある香りでした。その香りを色に例えると、とお聞きしましたところ、金色、夜明け前の青、濃い葡萄茶色(えびちゃいろ)でお盆のようなイメージ、といった声がありました。
 
 というようなことで、あっという間に3時間半がすぎ、香宴の会を終えました。参加されたみなさま、ありがとうございました。
 
(参考)アンフォールドのBUNさんは、アロマオイルを使ったワークショップを定期的に行っています。関心のある方は下記のウェブ・サイトをご覧ください。
http://www.unfold.jp/



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