11月22日、土曜日の夕方、香宴の会がありました。
今回は、世界一周インセンスの旅ということで、東南アジアからユーラシア大陸を西回りにインド、中東と進み、大西洋をわたり南米まで世界の樹脂の香を堪能しました。半分ぐらい旅したところで、お茶とお茶菓子をいただきながら、参加したみなさんの香り体験を聞いたり・・・。同じインセンスの香りでも、人それぞれの印象があることがなんとも興味深いものでした。
ファッシリテイター役の村田は、この日のために、インセンス(香)植物のイラストや写真を用意してきました。奇妙な姿をしたドラゴンズ・ブラッドには、植物好きな方々が多かったこともあり、話しが弾みます。また、ギリシアやマヤなど世界の神話の中に出てくる香に関するエピソードもありました。
みなさんから、実感のこもった香り体験を伺いましたが、感想のいくつかをご紹介します。
◆ドラゴンズ・
ブラッド |
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竜の血という名前のついた赤い樹脂系のインセンスです。静かに横に広がっていく感じ。煙を出さない焚き方がいい。繊細な香り。 |
◆ミルラ |
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植物の写真を見ると刺々しい木なんですね。防腐剤としても優れている。
ビター(苦み)系と言われていますが、わたしは、甘味を感じました。ケニアのミルラは古風というか昆布っぽい感じがした(笑い) |
◆フランキンセンス
(イエメン) |
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イエメンのフランキンセンスは甘く、ケニアのフランキンセンスはあっさりしている。フランキンセンスは柑橘系の薄いバージョンのような感じもしますね。 |
◆フランキンセンス
(ケニア) |
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ケニアのフランキンセンスは、目が覚めるような感じがします。ネコにマタタビって言うけど、わたしにはそんな感じです。 |
◆マスティク |
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郷愁を感じる懐かしい香り。ハチミツレモンみたいというか、爽やかなイメージです。 |
◆ブラック・パイン |
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ドーンという感じ(両手を広げて)。太くて黒い感じの香り
でした。 |
といった感じで、これはほんの一部です。みなさん和気藹々とナチュラル・インセンスの世界を楽しみました。 |