2007.09.04 | |
ラブ・パレード in エッセン(ドイツ) "ラブ・イズ・エブリウェア" 最初は150人ほどの小規模のレイヴであったものが、年々参加者が増え、10年後の99年には参加者はその1万倍、150万人までにふくらみ、世界でもっとも規模の大きなテクノ・パーティとなった。2004年と2005年にはスポンサーが降りて、キャンセルとなり、2006年には再びベルリンで復活した。
2007年はドイツ西部の都市、エッセンで行われた。ラブ・パレードの本拠地から離れた今年のスローガンは"Love Is Everywhere"。 エッセン駅のそば、街の中心部から南北約2km、東西1kmのストリート、広場が巨大なダンスフロアとなった。夏の光がまぶしい8月25日(土曜日)、中心部の交通はすべてストップ、小さな通りまで人、人、人・・・。土曜日はいつもなら、店はオープンしているのだが、この日はほとんど、閉店。あちこちのレストランや個人の店先はビールやサンドウィッチの販売所に変わっていた。 大きな通りには、フロートと呼ばれる、音響装置を積んだ大きなトラックが各所で音楽を流し、その周りで人々が踊っている。フロートの上では、ファッショナブルな装いをした人々が路上の参加者に手を振り、踊り、ストリートで踊っている人を盛り上げる。 メイン会場のベルリーナ・プラッツ近くの空き地には何階もあるビルのような巨大なステージが設けられ、午後2時から夜の11時まで終日、身動きするのも難しいほど人で埋まっていた。 この日、集まった人は120万人。ラブ・パレードの主催者のライナー・シャーラーは「信じられないほどよい雰囲気で、ベルリンよりもすばらかった」と語った。ちなみに、ある調査によると、95%の人が来年もラブ・パレードに参加したいと応えたという(http://www.essen.deより)。 開催した地元エッセンの各家庭に配られる街の情報新聞の見出しも、「ベルリンよりもすばらしかった」といった見出しでこのラブ・パレードを評していた。 2008年以降のラブ・パレードはいずれも、次のようにエッセンの周辺都市で開催が予定されている。 2008年 ドルトムント、 2009年 ボッフム、 2010年 デュイスブルク 2011年 ゲルゼンキュルヘン ※写真をクリックすると拡大した写真をウィンドウ表示します。
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