「ホワイトアダージョ」より
(あぁ・・・うぅ・・・)
自分の意志とは関係なく押し寄せる肉体の官能の高まりに、たちまち胎内の奧からぬるりとしたものがあふれ、あたしははしたない声をあげている。
淫欲を煽られ、どうしようもないほどペニスがほしくなる。
誰かが乳房に吸い付く・・・
またちがう男が唇を奪いにくる・・・
押し拡げられた秘部を舐められる・・・
あたしは拒むこともできない。
それどころか、好きなように姦ってちょうだい、と言っているかのように、男たちの愛撫を受け入れやすい体勢を自らとってしまう。
あまりにも甘美な感覚にうっすらと目を開けると、顔の前に獰猛そうな一物がそそり立っていた。
(あぁ・・・なんてステキなの・・・)
男はあたしの顔にまたがってきた。
あたしは大きく口を開けそれを迎え入れる。
口腔を犯したそのペニスはあたしの舌の動きで、太さと硬さを増し、喉を圧迫してきた。
口を犯されながら、今度はちがう男があたしの下腹部に乗ってくる。
あたしはじれた。
根元まで入れてほしかった・・・
挿入されるときのあのめくるめく眩暈を味わいたかった。
あたしの願いが通じたのか、下腹部の男は太くてテラテラした陰茎をあたしの淫裂にあてがい、ずぶりと入ってきた。
(あっ!・・・すごい・・・)
泣きそうになるくらいの電撃を伴った快感が、全身に走る。
待ちに待った時だった。
女陰に挿入された男根を出し入れされながらも、あたしは口のほうの男根を締め付け舐めた。
「うぅぅ・・・」
うめき声をあげながら、男はあたしの喉の奧に粘液を射精する。
栗の花の香りがあたしを陶酔させる・・・
休む間もなくあたしに挿入していた男が、子宮にたくさんのスペルマをあびせると絶頂を迎えた。
あたしも身体を震わせ、達してしまった。
うふふ・・・楽しんでくれた?
また読んでね。