「ホワイトアダージョ」より


お風呂上がりのAYAさんはとってもいい匂いだった。

暖炉の前の床に敷いたやわらかいムートンの上で、ぼくたちはワインを飲みながら、お互いの身体をまさぐり合っていた。ふたりともバスローブをはおっていたが、AYAさんにはセクシーな下着をつけさせた。

赤いハーフカップのブラ、赤いレースのスケスケパンティ、赤いレースのガーターベルト、バックシームの黒いストッキング。ストッキングの太腿の部分にあたるところには、豪華な花のレースがほどこしてある。普段では歩けないような10センチのヒールの、黒いパンプスも履かせた。

思いっきり大胆な、完全に淫乱女のコスチュームだった。

「淫乱なAYAに良く似合う衣装だ・・・」

「いやん・・・エッチぃ・・・」

ぼくは後ろから彼女に抱きつき、バスローブの隙間から手をいれ。乳房をわしづかむ。

「あう〜ん・・・」

「もう乳首がこんなになってる・・・」

興奮で乳首が勃起している。

AYAさんは両手を上げ、ぼくの首に腕を巻き付けて、頭をのけぞらせ、キスをねだる。

「うーん・・・キスして・・・」

そうせがまれては、誰だってこの誘惑には耐えられないだろう。

AYAさんの口はワインのせいか甘い香りがした。

唇が吸い付いてくる。舌と舌をからめ、すすり合い、吸い合う・・・

AYAさんは積極的だった。

湿った音をたてながらまるでフェラチオをしているようにしゃぶりたてる。

卑猥な舌使いだった。

彼女のバスローブを徐々に脱がせ、下着姿にしていった。

ぼくの下腹部のこわばりが、彼女のお尻に当たり、それを味わうかのようにAYAさんはお尻を突き出し、腰をくねらせた。

唇を離すと、唾液が糸をひいて涎のようにたれ落ちる。

「さあ、約束通り四つん這いにしてオ●ンコを舐めてやる。四つん這いになってお尻を高く上げるんだ」

「いやん・・・」

ぼくはAYAさんの細い腰を抱えて、四つん這いにした。

AYAさんは恥ずかしそうに顔をムートンにつけ、お尻を高々と上げる。

黒いストッキングに包まれた形のいい脚と、スケスケのパンティに包まれた豊かなお尻のコントラストがぼくの欲情をさらにそそる。

閉じこめられていた女性の匂いが甘く漂い、ぼくは頭がくらみそうになる。

「スケベな匂いがするよ・・・AYA・・・」

「あーん、エッチぃ・・・」

ぼくは透けているパンティの股の部分に手をかけ、ぐいっと横にずらす。

女陰が剥きだしになる。

「あん!・・・いきなり・・・だめぇ・・・」

両手を使い、お尻の肉を割り開く。AYAさんの隠されていた下の唇が開き、ピンク色のきれいな秘密の花園が現れる。

「AYA、もうこんなに濡らして・・・」

「はぁーん・・・」

口を近づけていく。チューッ、ブチュブチュ・・・わざといやらしい音をたて吸い付く。

「だめぇ・・・そんなにされたら・・・あぅ・・・」

なんとも言えない芳香と、なんとも言えない肉の感覚は、成熟した人妻でしか味わえないものだった。

AYAさんの官能は早くも昂まり、腰をよじり床のムートンを握りしめている。女陰を吸うたびに、いやいやをするように頭を左右に振る。わずかにカールのかかった栗色の長い髪がセクシーに揺れる。

「あぁぁ・・・もっと・・・してぇ・・・」

ぼくもがまんができなくなってしまった。

「チンポがほしいか? AYA」

彼女はかすかにうなずく。

ぼくは仰向けに横になった。

「だったら、ここに来てパンティを脱いで、顔の上にまたがるんだ」

AYAさんはうっとりと潤んだ目で振り向くと、自分でスケスケのパンティを脱いだ。

無意識にとるポーズのひとつひとうが、欲情をそそらずにはおかない。

後ろ向きになってぼくの顔にまたがった。顔に垂れてきそうなほど女陰を濡らしている。

いきなり淫裂に舌をはわす。

「あん!・・・あぁ・・・すごい・・・」

「AYA、チンポがほしかったら、しゃぶらせてやる


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