<映画館の出来事>


映画館の中で痴漢にあったことあります。


数年前、クローネンバーグという監督の「クラッシュ」という映画を、ダーリンと観にいったときのことでした。

この映画は変な映画で、自動車事故とかでなければ性的興奮を得られなくなった人たちがたくさん登場する、とってもエッチな映画でした。

そのときは知らなかったのですが、成人指定の映画だったのです。

映画館はすごく空いていて、観客はパラパラという感じ。


上映時間も終わりに近付き、あたしは変な気持ちになっていたときでした。

ダーリンが急にトイレに立ったのです。

あたしは別に気にもしないで、スクリーンに集中していました。

そのうち隣にダーリンが戻ってきました。と思ったら、ダーリンったらあたしの太ももに手を伸ばしてきたのです。

こういうことは前にもあったことだったので、そのままにしていました。

あたしはその時、黒いミニの前開きのワンピースを着ていたのですが、ダーリンの手はだんだんとスカートの中に入って、あたしの敏感な部分をショーツとパンストの上から微妙に攻めてくる。


(あん!・・・感じてきちゃうじゃないのぉ・・・)


あたしはエッチな映画で少し変な気分になっていたので、官能の波が徐々にやってきました。

観客も少ないのでこのままダーリンとエッチなことしても大丈夫かな・・・。

なんてことを頭の中で考えてしまい、目を閉じてその官能をたっぷり味わうことにしちゃったんです。

自分でも息が荒くなっているのがわかります。

ダーリンの手が、スカートをまくりあげアソコを撫で上げます。

ワンピースの胸のあたりのボタンが外され、ブラがあらわにされます。

ブラがずり上げられ、乳房が揉まれます。


(あん!・・・あたし映画館でこんなことしてるぅ・・・)


その羞恥心がいやがうえにも官能を昂らせるのです。

身体が反応してハアハアと喘いでしまう・・・。

パンストとショーツをずりおろそうとしている。

あたしは無意識のうちに腰をもちあげ脱がせやすい体勢をとってしまいました。

ブラもいつの間にか外されて、ショーツも脱がされてしまいました。

なんとも言えない開放感があたしを満たします。


その時・・・


「おい、乳首がこんなに立ってきたぞ・・・」


(え? ダーリンじゃない・・・)


聞き慣れない声であたしはびっくり・・・。

目を開けると、ふたりの若者があたしの両隣からあたしを愛撫していたのです。

声もだせませんでした。


「ほんとだ、ここももう、びしょびしょ、洪水状態だ」

左の男性がそう言うと、あたしの女陰に指を挿入してきました。


(あぁぁ・・・、ダメぇ・・・あん!)


ゾクゾクするほどの快感が、熱くとろけたその部分を中心にして全身に走り、あたしを別世界に連れていきそうになる。

右の男性は乳首を口に含み、チロチロと舌で弄びます。


(いやっ・・・、ダメぇ・・・)


あたしが何も抵抗をしないのい気をよくした彼らは、いっそう大胆に激しく手と口を動かして攻めてきます。

あたしはだんだんエクスタシーの波にさらわれそうになり、あまりの快感に全身が溶けてガクガクとけいれんを起こし、達してしまったのです。

あたしは指を挿入している若者にぐったりと寄りかかり、その体勢ののまま官能の余韻が次々と襲ってくるのを、甘くしびれた下半身で感じていました。


「やばい!」


どちらかが叫ぶと、慌ててあたしのところから逃げて行きました。

ダーリンが戻ってきたのです。

(どうしよう・・・、見ず知らずの人に、痴漢されてイッちゃったなんて・・・。でもダーリンと間違えたんだものぉ・・・)


「AYA、すごいじゃないか」

ダーリンはニヤニヤしていた。

「ごめんなさい、あなたと間違えたの・・・」

「ずっと見ていたんだ。すごく感じていたね」

ダーリンは一部始終を観察していて、あたしがイクのを確認してから登場したのだそうだ。

「ごめんなさい、どうしようもなかったの。すごく感じてしまって・・・」

「いや、おれもものすごく興奮したよ。癖になりそうだ」



その夜、ダーリンは激しかった。

あたしを寝室の床に這わせて後ろから突きまくったり、バイブをアソコに挿入し、同時に口にペニスを入れ、犯したりした。

「どうだAYA、一度に何人も相手にしているみたいだろ。映画館で見知らぬ男に痴漢されてオ○ンコを濡らしやがって!」

「だってぇ・・・、ハァーンッ、いやっ・・・」

あたしもすごく感じてしまい、つぎからつぎへとイキつづけた。

それほど映画館での経験が刺激になっていたのだ。


激しいセックスが終わったあと、夢の中をただよっているあたしの耳元でダーリンが囁いた。

「今度は淫乱女の格好で、ポルノ映画館に行ってみようか」



つづきを聞きたい・・・

どうしようかな〜

恥ずかしいな〜

つづき

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