DIceless RPGのコンセプトとか

このシステムの名前は"Diceless RPG"。その名前のとおりダイスを使わないルールである。しかし、本当はダイスどころか乱数を発生するための道具を一切使わない。

ではなぜこのようなシステムを作ろうと思ったのか。

私がこのシステム(ダイスを使わないほう)を書いたのは私のもう一つのシステム"The Lunatic"(この当時は”神尾システム”とか”神尾さんのシステム”とか呼ばれていた。自分でも”おれのシステム”と呼んでいた。)を書き終えて5回くらいのテストプレイを終え、"The Lunatic"が一応安定して動くようになった時期であった。そんなある日の晩、放課後奇憚とヴェルファール魔法学院を見ながらふと思ったことがあった。

「おれのシステム("The Lunatic"のこと)とは反対のシステムだな。ここまで簡単に扱えるようにするのはたいしたもんだ。」

「……。でも、どのシステムも乱数を使ってるな。」

「じゃぁ、乱数を使わないシステムをつくろう! ついでに、おれのシステム("The Lunatic")とは反対にすっげぇ簡単なルールにするか!」

こうしてその晩のうちに書き上げられたのがDiceless RPGであった。

ちなみに"Diceless RPG"はコードネームである。正式名称は未だ無い。

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『The Lunatic』