ユースホステル感想 北海道

 

富良野ホワイトYH(解約) 

評価 ★★★★

 初めての泊まったYH。受け付け時にここの案内書も貰った。室内は2人ベッドが2段並ぶ4人部屋。洋風の部屋で、談話室には「北の国から」のビデオが全て揃っており、ファン必見ユースです。夕食は洋食で結構美味しく、朝食は一般的な洋風の朝食だった。
今は解約されて、別な宿泊施設になっているとの事です。 

オホーツク小清水YH

評価 ★★★

 建物は原野の中に建って少し古い。部屋はYHで標準的な8人部屋である。夕食はから揚げを中心とした和食。朝食も和食だった。ここでは毎晩ビンゴ大会をしているようだが、そこでボロ負けしてしまった。

 ここは季節を通してさまざまなイベントをやっていて、夏はカヌー。冬はクロスカントリースキーなどをやっていて、イベント体験者向けだ。毎年2月と3月に氷上運動会をやっているのだが、人気で満室になる程です。

函館YGH(解約)

評価 ★★★★

  ユースゲストハウスとあって他のYHとは違っていた。部屋は相部屋ながら2人部屋で、テレビ・洗面所付きでホテルのような感じ。風呂や食堂もホテルを意識しているらしく、最上階には夜の函館市内が見渡せる展望台もあった。夕食は出ないが、夜はデザートのアイスが出る。

豊郷夢民村YH

評価 ★★★★

 部屋はログハウスとあって広い部屋に10人以上も泊まって いた。夕食は現地のジャガイモ等を使った美味しい洋食で、朝食は様々な種類のサンドイッチだった。夜はYHの人からお酒も御馳走になった。ここではサラブレットや道産子の乗馬をやっているのだが安い。1000円でできる上にサラブレットと道産子の2頭も乗れてでお得。周りは馬の牧場ばかりで、競馬や馬好きな人にはたまらなそうだ。

サホロYH

評価 ★★★

  ここは珍しく、平屋1階建てで全ての部屋のドアが食堂にあった。部屋は和室で6人で泊まった。夕食は魚がメインで朝食共に和食が中心の食事。ここには珍しいナキウサギのビデオがあり、見る価値大。ここでは何故か洗濯機が混んでいた。

清里イーハトーブYH

評価 ★★★★

  部屋は洋風の4人部屋で、食堂と受け付けは何故か2階にあって受け付けの時間は夕食後だ。食堂は洋風の部屋に座って食べる食堂で、食堂からは綺麗な斜里岳が見える。夕食は洋食風で美味しく、朝食も洋食タイプだった。ここには風呂があるのだが、近くの温泉を勧められる。また、連泊する人は強制的に斜里岳に登らされるようだ。

星のまきばYH(解約)

評価 ★★★

 YHらしい作りで1階に食堂等があり、2階に寝室がある。建物は結構古くて階段や廊下を歩くときしむ音がする。部屋は2段ベットが4つ並ぶ8人部屋で、その日はライダーばかりであった。広い食堂のテーブルには観光資料が多く置いてあり、プランニングには最適。その日の夕食は自分一人だけ!だったのでヘルパーさんと一緒に食事をしたが、話がはずんで仲良くなってしまった。ちなみに、ここのヘルパーさんの一人はリヤカーを引いて日本縦断した強者。夕食は和食でメインにコロッケや焼き肉があるなど、YHとしては一般的なものだった。夜のティータイムではヘルパーさんや他の旅行者と話がはずんで楽しかったが、ここのYHは時間厳守の所で10時には消灯だと言って10時には切り上げてしまった。翌朝は起きるのが早くて、私が7時に目覚めた時には部屋にいた4人は先に出発していた。朝食は洋食タイプで、トーストパンやスクランクブルエッグが出てきた。総合的に言うと、良くもなく悪くもなく、普通のYHと言った感じの所だ。

美瑛ポテトの丘YH

評価 ★★★★★

 YHは有名な美瑛の丘の中にある。外観はとても綺麗でYHとは思えないような感じ。2階建ての建物の中は食堂部分が吹き抜けの所にあって美瑛の綺麗な丘が見渡せる大きな窓もあり、その上には展望台みたいな所もある。部屋は平凡な4人ベットの部屋で、受け付けの時にベットも指定された為に部屋ではわりと早く来たのに何故か2段目になってしまった。館内には常にBGMが流れてホテルのような雰囲気をしており、食事はフォークやナイフを使う洋食だった。地元特産のジャガイモの料理等が出て、とても美味しい料理だった。YHでお馴染みの談話室には例によって落書きノートや地元の写真集等が置いてあって、美瑛が好きな人なら必見の場所だ。風呂は特に期待していなかったが、全自動の循環風呂なので最後の方に入っても綺麗なお湯なのには感心する。私の来た日はYHの開館4周年記念の日で、食後には地元の美味しいワインと手作りケーキが振る舞われたが、なかなか美味しくて運のいい日に来たものだと思った。しかし、北海道の建物は外が−20度まで下がっても暖房がしっかりしているので本州の建物なんかよりも温かくて快適に過ごせるのには、さすが北海道の建物であった。

摩周湖YH

評価 ★★★★

 摩周駅から送迎のバス(YHではバスと呼んでるが、実際はワゴン車)で行ったのだが、このバスにはそれぞれ名前が着いているのがユニークだ。部屋は和室で、無料のテレビが着いていた。食事は併設のレストランがYHの食堂で、食券を買って、いくつかの種類の中でどれかを選ぶタイプ。私は自慢のステーキを食べたのだが、味。量とも満足の行く内容だ。食後はミーティングがあって、摩周湖周辺案内の他にYH手作りのケーキやヨーグルトが出されて、女の子にお勧めだ。朝食も夕食同様に洋食でとても美味しく、レストランが食事を提供しているだけあって食事はよかった。

塩狩温泉YH(解約)

評価 ★★★

 このYHに泊まろうと思ったきっかけは、YHの本に書かれていた温泉と夕食のジンギスカンの食べ放題。朝食は地元牧場のとりたての牛乳が飲めるというのを見て決めた。最初はランクが二つ星だったので、あまり期待はしてなかったが、実際には3つ星級のYHだった。YHの玄関は10年前から使われておらず、併設のホテル玄関から入る。ホテルのフロントで受け付けするので、ホテルに泊まるような感じだ。部屋はホテルの部屋の一部を使ってるような感じで、ホテルと同じ建物内にある。部屋にはテレビの他に何故か本棚があって同人誌も置いてあるが、ホテルとは名乗っているものの旅館そのものの建物で古い。夕食はYH専用の食堂兼談話室でジンギスカン。食べ放題だったが、あまり食べれなかった。温泉はホテルのを使うので広くて快適に使える。お茶の時間に談話室に行くと話がはずんで24時近くまで喋ってしまった。朝食は洋食で、待望の地元牧場とりたての牛乳が飲めて美味しかったが、コップ1杯しか飲めなかった。YHを出ると、駅が近くだからかYHの人全員でホームまで来て見送られたが、YHで見送られるなんて初めてだったので感激した。

ふらのYH

評価 ★★★★★

 富良野ホワイトYHの代わりに新しくできたYH。中富良野駅裏にあるYHで坂を登った一番上にある。建物はYHとは思えないような変わった建物で、アメリカンぽいようなワイルドな感じだが、中はいたって新しく普通だ。外観もかわっているが中も変わっていて、配線がむき出していたり、談話室にあるイスがバケツをひっくりかえしたものでテーブルがドラム缶をひっくり返したものだったりと、面白い建物。部屋へはサンダルに履き替えて屋根の無いベランダのような所を通って部屋へ行く。部屋は2階建てが一室で、ベットが2つづつ置いてある。部屋の中にはホテルのようなユニットバスがあって面白く、ペンションのような感じだ。夕食は日替わりらしいが、基本的に洋食。ちゃんとワインが出てきて、コース料理のような夕食はYHとは思えない位美味しかった。食後は有志で吹き上げ温泉へと行ったのだが、ツアーでは無いものの最高の温泉だった。ここでは食後は飲み会があって、地元のワインをタダで飲んだりする事ができた。ここのツアーは朝5時から美瑛の丘か吹き上げ温泉か麓郷の丘ツアーを無料でやっているので参加してみたが、かなり時間がかかって帰ってきたのは他の人達が朝食を終えた時間だったが、それでも穴場の所を見てまわったりして、なかなかのツアーだった。

トイピルカ北帯広YH

評価 ★★★★

 他の人に勧められてインターネットの地図を便りに行く事になった。場所は帯広駅からバスで20分程の所にあり、バス停からYHまで送迎してもらったが、帯広市内からはかなり離れている。ちなみに私の宿泊した日は私一人だけり貸し切り。初めてYHの貸し切りだったが、家族的な雰囲気のYHだったので、それほど退屈はしなかった。ここでは近くに無料の露天風呂があるというので車で送ってもらったのだが、あまり知られていない露天風呂は空いていて居心地が良かった。YHの部屋は一部屋に4人ずつベットがあって、珍しく二段ベットは無かった。夕食は取らなかったが、朝食を食べると朝から、なかなかの量な上に本格的な朝食で満足した。翌日は雨が降っていたので10時頃までのんびりしたが、知られるようになると人気の出そうなYHだった。

池田北のコタンYH

評価 ★★★

 もともと、「とほ宿」だけあって民家がYHをやっているような感じだ。部屋は2段ベットが2つ並ぶ4人部屋。ここは本当に民家のようで、談話室はリビングそのもので食堂も普通の家の食堂とたいして変わらない。夕食はワインで有名な池田の近くだからかワイン付きで、食事は家庭料理であった。食後はお茶会があって12時近くまで話し込んでしまった。朝食は和食だったが、全般的に家庭的な雰囲気のYHだった。

網走流氷の丘YH

評価 ★★★★★

 網走市内から少し離れており、バス停から10分程山を上ので冬は大変。建物は文字通り流氷が見える丘の上に建っており、見晴らしは最高。定員が少ないだけあって建物はそれほど大きくない。部屋は2段ベット×4の8人部屋。食事は、YHのハンドブックに書かれている通りにカニが出てくる豪華料理。この時はタラバ蟹の足が3本の他に蟹ご飯の他、おまけにカニミソまで頂いて、YHの食事の中では最高だった。食後は近くの観光ホテルの展望風呂に行くツアーがあって行くと、夜ながらホテルから流氷のある海へライトで照らしているので夜でも流氷の海を見る事ができる。21時頃からミーティング。ここではデザートにミカンのゼリーが出て、周辺観光の案内でスライドを使って紹介された。23時の消灯の時間を守って部屋へ戻り、睡眠。翌朝は7時頃に起きると、朝日が出てきたところで、朝日に照らされた流氷原は素晴らしい風景だ。朝食は一般的な洋食。その日はYHで初めてツアーに参加し、XCスキーツアーをやる。ひたすら山中を歩いて大変だったが、流氷の海が見えた時は喜んだ。流氷に乗って、梅酒を流氷の氷で割って飲むと、流氷の味もして面白い。最後に駅まで送迎してもらった。ここはハード・ソフトともなかなかのYHだった。

美馬牛リバティーYH

評価 ★★★★

 どこだかのYHの評価で2位にランクしたYHだ。夏場は予約が取りにくいのだが、泊まった2月の中旬頃は前日の予約でとれた。内装は洋風。部屋は2段ベットが2つある4人部屋で、机がある他、空気清浄機も完備している。夕食は豚のステーキと照り焼きの魚がメインで和食風。夜は特にツアーは無くて、21時からティータイム。近くのアウトドア店から店員がやってきて、委託されているXCスキーツアーの紹介をやっていた。ここには24時間使える談話室があり、本も揃っているので情報集めにもなる。夜は23時頃に睡眠。朝食は和食と洋食が交互に出るそうだが当日は和食。この日は近くでスキー大会があるとの事で参加者の為に6時45分から朝食が始まったが、普通は7時15分からだ。ゆっくり食事をして列車の発車5分前にYHを出る。駅に近いYHはやはり便利だ。

くしろ湿原とうろYH

評価 ★★★★

 ここに決めたのは釧路湿原でカヌーをやってみたかった為。部屋は二段ベットと普通のベット。そして珍しくロフトベットもあってベットは多彩。部屋には洗面台もあり、天井には天窓もあってロフトに寝ると寝ながら星空が見えるそうだ。風呂は小さな家族風呂。食堂兼談話室はテーブルの他に座敷があって、高台にあるので出窓に双眼鏡もあり、釧路湿原が見渡せる。ミーティングでは釧路湿原の観光案内が中心。ここでは毎晩最終列車の見送る行事があるのだが、食堂の照明を全て落として、塘路ですれ違う列車を見送る。カヌーツアーは朝5時と9時があって、強風が吹いたり天気が悪かったりすると中止になる。ここでカヌーを初めてやったが、5時からのカヌーは早朝とあって清々しくて爽快だ。朝食は8時からと少し遅いが無料。北斗星の食堂車の朝食と似たような感じだ。9時頃に宿泊者みんなで記念写真を毎日撮っている。

桃岩荘YH

評価 ★★

 北海道3バカYH(桃岩荘・岩尾別・えりも岬←閉館)の一つに数えられているYHです。

 詳細はこちらへ。

岩尾別YH

評価 ★★★

 ウトロの市街地から少し先にあり、YH以外の建物が無い谷あいにある。そんな所にある為、携帯電話は電波が入らず、テレビも地上波は電波が届かない他、電気も自家発電をしています。建物はやや古くてYHらしい作りだ。北海道3バカYHという事で、どんな事をするのかと期待していたが、特に何もやらなかった。日によっては歌ったり踊ったりするそうです。食事は夕食は食べなかったものの、日によってはご馳走が出るそうです。朝食は洋食で、一般的な内容でした。

 ここでは様々なツアーを年中しているのですが、冬場は流氷が接岸しやすい所とあって流氷シュノーケーリングツアーもやっています。参加してみたのですが、ドライスーツを着て流氷の海を泳ぐのは他では体験出来ない面白い体験でした。ここの難点は知床という地名はアイヌ語で地の果てる所の意味の通り、交通に不便な所でしょうか。

屈斜路原野YGH

評価 ★★★★★

 屈斜路湖が見える原野にある宿。変わった作りの建物で、中央吹き抜けの食堂兼談話室を取り囲むように部屋があり。夕食はペアレントさんが元板前さんだったとかで、日本料亭のような和食の料理が基本。冬に何度か泊まったが、食後は屈斜路湖半にある三香温泉かコタン温泉のどちらかに露天風呂ツアーがある。ミーティングではクロカンスキーツアーの紹介や近くのアウトドアショップの方がやってきて各種ツアーの案内をしてくれる。朝食も和食で美味しく、ここの食事は日本旅館と同等の料理が出てくる。屈斜路湖が氷結している時は、朝食後に無料の屈斜路湖氷上散歩ツアーがあり、凍った湖の上を歩いたり、珍しい氷柱も見る事ができる。

 ツアーでは、クロカンスキーツアーに参加。美幌峠からのツアーに参加したのだが、雪質や量もあり、コースも起伏があって面白いツアーだった。

 2003年6月に屈斜路湖をカヌー中に転覆事故があり、死傷者を出して一時休業。その後再開したようだが、やはり今まで多くやっていたツアーは全て廃止になってしまいました。様々なツアーをやっていて良かったのですが、他のアウトドア会社を紹介してくれるようです。 

なよろサンピラーYH

評価 ★★★★★

 名寄から一つ先の日進駅近くの丘の上にある宿。新しい洋風な建物で部屋は2階にあり、部屋からは名寄の町並みが見える。部屋は1段ベットが4つ並ぶ4人部屋。夕食はワインが出たりと、洋食風で美味しい料理。食後はピヤシリスキー場にある温泉へ。こちらの温泉は無色無臭の単純温泉の浴槽と普通のお湯の浴槽とに別れていたが、循環させている所を見ると湧出量が少ないようだ。夜はツアー紹介も兼ねたお茶会があるが、ここでは地酒も飲める。朝食は洋食だが手作りのパンは美味しかったです。

 冬に来た時はクロカンスキーに参加。近くの無名な丘の方に行ったが、美瑛や富良野の風景に似た丘で上ると名寄盆地が見下ろせて景色の綺麗なコースでした。夏場はサイクリングツアーをしていて、松山高原や仁宇布のトロッコ王国も行けるようです。宿主が廃線や秘境駅訪問が好きらしく、たまに変わったツアーがあるので要チェックです。

大沼公園YH

評価 ★★★

 池田園駅近くにあり、ホームに下りてそのまま裏に行くと5分程で着く。少し変わった形の建物は、以前ペンションか何かの宿だったようだ。部屋は2人部屋で普通のベット。食事は洋食風でデザートが付く。食後は温泉ツアーで、一駅先の流山温泉に入浴。まともに入ると少々高いが宿の割引券で600円で入れた。21時からお茶の時間がある。宿では特に主催のツアーはやっていないものの、近くのアウトドアショップを紹介してくれるようだ。朝食は洋食で、8時30に大沼公園駅まで送迎してくれる。北海道の宿は特徴の多い宿が多いからか、ここは平凡な宿のイメージでした。

 

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