15時から瑞光館で記念式典が行われた。大村知事のあいさつのあと、イスラエル国在日大使ヤッファ・ペンアリ氏、ポーランド大使館二等書記官マウゴジャータ・シュミット氏、外務省国際文化交流審議官・宮川学氏、ロサンゼルス市の代表的なユダヤ教会であるシナイ・テンプルの著名なラバイ(聖職者)ディルヴィット・J・ウォルペ氏の来賓あいさつが続いた。
その後、施設名称提案者表彰(3年生の今井亮佑君)、以前に放送された千畝氏関係のテレビ番組の上映、吹奏楽部による、杉原千畝をテーマとした、「諸国民の中の
正義の人 『命のビザ』を作った男 Righteous among the nations −A man who made a“visa for
life”−」の演奏(前年の110周年イベントの再演)、瑞陵高校生徒代表あいさつ(宣誓)が行われて、17時少し前に終了した。
中間考査で疲れていた生徒諸君には、やや「長い」一日となったが、千畝氏の親近者やいろいろな方の話を聞く機会ができ、印象に残るであろうイベントになった。
なお、式典の翌日10月13日から一般公開となり、13日(土)と14日(日)には、感喜堂で千畝関係の資料等が特別展示され、多くの卒業生や一般の方が訪れた。