一般財団法人 瑞陵高校瑞陵会基金 本文へジャンプ
一般財団法人 
瑞陵高校瑞陵会基金は愛知県立瑞陵高等学校同窓会会員の相互親睦扶助を図り、愛知県立瑞陵高等学校の教育活動等の充実向上に寄与することを目的として平成25年に設立された一般財団法人です。

会長挨拶

令和年5月吉日

瑞陵会会員の皆様

 

 

 

瑞陵会会長

佐合 広利 

母校支援のための募金のお願い


瑞陵会会員の皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃は、瑞陵会の活動にご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

 

まず、4月28日に開催されました(一財)瑞陵高校瑞陵会基金理事会・評議員会において、2022年度事業報告・収支計算書、2023年度事業計画書・収支予算書等の提案事項について承認をいただきましたことを報告します。何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

さて、(一財)瑞陵高校瑞陵会基金は、平成25年に、瑞陵高校への支援、在校生の教育活動の充実、卒業生の同窓会活動の活性化に寄与することを目的に設立しました。 

 

この法人は、毎年実施の瑞陵会活動のための「瑞陵会賛助会費」とは異なり、中長期的事業や特例的で経費が多額な事業に活用する目的で設立した法人でございます。また、この基金は、学校医であった故廣瀬先輩による海外派遣事業のような母校発展のためのご厚志の受け皿としても活用したいと考えております。

 

この間、歴史的建造物として文化的価値の高い旧講堂「感喜堂」について、瑞陵会として愛知県教育委員会に「感喜堂」保存の陳情書を提出し、その甲斐あって耐震補強など建物の改修整備が行われ、保存が実現しました。瑞陵会としては、「感喜堂」の一部スペースに生徒の学習室を整備を行い、エアコンのリース料金を継続的に負担しています。

 

なお、感喜堂は、2021年4月に国登録有形文化財建造物への登録申請手続きを開始し、2022年3月に国の文化審議会が文部科学大臣に登録答申をし、同年6月29日付けで国登録有形文化財登録が官報に告示されました。

  

昨年度は、瑞陵高校支援・在校生支援として、次の事業を実施しました。

 82年の歴史があり、5300名余りの卒業生を送り出した瑞陵高校定時制課程の閉課程式の開催(3月3日)、記念誌の作成等のへ支援・協力

A 感喜堂の国登録有形文化財建造物登録記念講演会の開催(3月15日)

 

また、偉業を成し遂げた諸先輩方の顕彰事業として、次の事業を実施しました。 

 岡部金治郎先輩、都留重人先輩のパネルの制作準備

 

 瑞陵会、法政大学愛知県校友会、名古屋市、中日新聞社等と企画展「いま、谷川徹三展に触れるー哲学/平和/伝統美―」の開催(3月5日〜19日、名古屋市市政資料館)並びに関連事業として記念講演「阿川佐和子さん講演会」の開催(3月11日、中区役所ホール)及び「谷川俊太郎さん×阿川佐和子さん」対談映像の収録・公開の支援・協力

 

 名古屋市芸術創造センターで開催の杉原千畝物語「オペラ人道の桜」名古屋初公演(7月17日、18日)の支援・協力

 

今年度は、@学校が実施する理数科設置記念講演会への支援、A偉業を成し遂げた諸先輩方の顕彰事業として、岡部金治郎先輩、都留重人先輩の業績を示すパネルを制作、感喜堂への設置を実施するとともに、B五中―瑞陵創立120周年記念事業に関連して支援すべき事業内容の検討に着手します。

 

その他、母校に誇りを持ち、豊かな心と母校愛を育む機会を提供する事業として、瑞陵高校への支援、在校生への支援を継続して行うため、引き続き、同窓会会員の皆様のご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。