今期最低の内容と解説+感想。

日時：2006.03.19
戦形：初手タコ36歩
先手：渡辺　明
後手：丸山忠久
▲３六歩 ▽３四歩 ▲３八飛 ▽４二銀 ▲３五歩 ▽同　歩
▲同　飛 ▽４四歩 ▲７六歩 ▽５二金右 ▲４八銀 ▽４三金
▲４六歩 ▽３三銀 ▲４七銀 ▽５四歩 ▲７八金 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５三銀 ▲６九玉 ▽８四歩 ▲５八金 ▽３二金
▲３八飛 ▽４一玉 ▲３七桂 ▽６四銀 ▲２六歩 ▽３四銀
▲３六歩 ▽５五歩 ▲７七銀 ▽８五歩 ▲１六歩 ▽５四金
▲７九角 ▽７四歩 ▲６八角 ▽３一角 ▲７九玉 ▽４三銀
▲６六歩 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６七金右 ▽６四角
▲１五歩 ▽９四歩 ▲３五歩 ▽９五歩 ▲２五桂 ▽２四歩
▲７六歩 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲同　銀 ▽同　角
▲同　角 ▽同　飛 ▲３三桂不成▽同　桂 ▲７五角 ▽８二飛
▲８三歩 ▽同　飛 ▲３四歩 ▽同　銀 ▲同　飛 ▽８六桂
▲８四銀 ▽７八桂成 ▲同　玉 ▽８二飛 ▲７四桂 ▽５二飛
▲６一銀 ▽４二飛 ▲同角成 ▽同　玉 ▲６二桂成 ▽７七歩
▲同　桂 ▽１二角 ▲３九飛 ▽３八歩 ▲６九飛 ▽８六金
▲８七歩 ▽６七角成 ▲同　玉 ▽８七金 ▲５八玉 ▽７八銀
▲２九飛 ▽３七金 ▲５二銀成 ▽４三玉 ▲６一角 ▽６七角
▲５九玉 ▽３四玉 ▲３八銀 ▽同　金 ▲３六飛 ▽２三玉
▲３八飛 ▽４七銀 ▲２五歩 ▽３八銀成 ▲２四歩 ▽３四玉
▲５三成銀 ▽３五玉 ▲投了
116手で後手の勝ち

渡辺「酷すぎる」
丸山「モーアホかと」
造りの敗着は77同桂とでも言うかと思った。72手目74歩ではなく86桂は時間が余ることを気にした丸山の遠慮。森内が棋王戦で羽生相手に83歩打たなかったのと同じ理由。

63手目33桂以下バタバタウルサイ進行。バタ臭い。
先手83歩で歩切れ+新規駒アタリ奇数番1では味消し。
谷川なら時計見て33桂など絶対指さない。
歩切れで駒の損得ナシと勘定するような会長では連盟の財政も危険。

丸山乗せられた。86歩駒アタリ偶数番4では46角の1手がムダ。
手番と角銀歩貰って再度駒アタリ奇数番3を取れるのは先手。

丸山9筋詰めたいなら75歩前に出来た。
端は先手が早い。15歩で13桂成狙い。跳ねた桂は催促がセオリーなので24歩。
75歩で駒アタリ奇数番3が渡辺明の期待。
86歩が偶数番4。

86歩の4-3進行ナシ。そこで出た銀を空間開放手にする64角で譲渡の自己弁護。
先手にチャンスが戻る。

▲３六歩 ▽３四歩 ▲３八飛 ▽４二銀 ▲３五歩 ▽同　歩
▲同　飛 ▽４四歩 ▲７六歩 ▽５二金右 ▲４八銀 ▽４三金
▲４六歩 ▽３三銀 ▲４七銀 ▽５四歩 ▲７八金 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５三銀 ▲６九玉 ▽８四歩 ▲５八金 ▽３二金
▲３八飛 ▽４一玉 ▲３七桂 ▽６四銀 ▲２六歩 ▽３四銀
▲３六歩 ▽５五歩 ▲７七銀 ▽８五歩 ▲１六歩 ▽５四金
▲７九角 ▽７四歩 ▲６八角 ▽３一角 ▲７九玉 ▽４三銀
▲６六歩 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６七金右

丸山にしては珍しくタメずに4thアタック。気がせいているのでは危険。

丸山は2-4構造で勝利宣言。
渡辺明もつまらないことする。B2棋士鈍才先崎が指すような手はもう飽きた。

77銀と85歩はワンセット。
16歩は3-3牽制。端でイジけた手。制権理論も形無し。

歩を打たせて後手優勢なので3-2で牽制+位取りの双頭の布陣。

米長より強い手らしい。タコとハッキリ言ったらいいのに。

解説米長はコレが丸山の怒りらしい。1手感性が遅い。
45歩阻止。

丸山の怒り64銀にビビった歩間4。

26手め41玉だが34歩でもいい。
渡辺明は飛車に3手使って損だったが35歩とはせずに37桂で制権1。

▲３六歩 ▽３四歩 ▲３八飛 ▽４二銀 ▲３五歩 ▽同　歩
▲同　飛 ▽４四歩 ▲７六歩 ▽５二金右 ▲４八銀 ▽４三金
▲４六歩 ▽３三銀 ▲４七銀 ▽５四歩 ▲７八金 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５三銀 ▲６九玉 ▽８四歩 ▲５八金 ▽３二金
▲３八飛 ▽４一玉 ▲３七桂

一瞬画面が凍りつく。
丸山が怒りで固まった姿は初めて見る。