以下はファンサービスの模様。47歩成の成り捨てで41歩の受けを用意。おかげで4筋で香のオカワリ。羽生もクタクタというよりボロボロで恥も外聞もナシ。これは康光効果アリ。これで王座かと笑われる。居候三杯めにはまた香かと言われる。
27桂は75歩が持将棋思考であったことへの憧憬。136手め63銀は点数不足への怒り。羽生は46香の跳躍番でまとめ。
康光のおかげでかなり楽しめた。羽生はもう少し考えないと王座にしがみついているだけにしか見えない。

日時：2005.09.01
棋戦：王座戦第1局
戦形：手損角換り　棒銀
先手：羽生
後手：康光
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲７七角 ▽３三金 ▲６八飛 ▽６二飛 ▲６六角 ▽４三金引
▲７七金寄 ▽６五歩 ▲８四角 ▽６一飛 ▲７三歩成 ▽９三角
▲同角成 ▽同　桂 ▲８三角 ▽７一飛 ▲７四角成 ▽５七角
▲３八飛 ▽７五歩 ▲６七銀 ▽４五歩 ▲６四歩 ▽４六歩
▲５八銀右 ▽４七歩成 ▲同　銀 ▽３六歩 ▲６三歩成 ▽３七歩成
▲同　桂 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽４六角成 ▲３五歩 ▽２三銀
▲４四歩 ▽同金直 ▲７二と直 ▽３一飛 ▲５三と ▽３六馬
▲４二と ▽３二飛 ▲同　と ▽同　銀 ▲７五馬 ▽４六歩
▲４八歩 ▽４七歩成 ▲同　歩 ▽２七馬 ▲３九飛 ▽３八歩
▲２九飛 ▽３七馬 ▲８一飛 ▽４一歩 ▲６四歩 ▽２七桂
▲７九飛 ▽１九桂成 ▲９一飛成 ▽６三銀 ▲４六香 ▽７四香
▲９三馬 ▽７七香成 ▲同　桂 ▽６四銀 ▲４四香 ▽同　金
▲４六香 ▽３五金 ▲６一龍 ▽７五銀打 ▲７六歩 ▽６六香
▲７五歩 ▽６七香成 ▲同　金 ▽６六歩 ▲同　金 ▽４七馬
▲４九香 ▽５七馬 ▲６四龍 ▽７九馬 ▲同　玉 ▽５九飛
▲６九歩 ▽４九飛成 ▲２四龍 ▽投了
165手で先手の勝ち

終局=翌2日午前零時22分
持ち時間5時間のうち残り時間=羽生2分、康光1分

日経の中継はどうしてマトメUPするようになったのであろう？
以前は秒読みでもコマメにやっていた。せっかく後手逆転しかけたのにこれではモッタイナイ。

羽生にとっては勝っても嬉しくない棋譜。
康光の33金戦法を当家は支持

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲７七角 ▽３三金 ▲６八飛 ▽６二飛 ▲６六角 ▽４三金引
▲７七金寄 ▽６五歩 ▲８四角 ▽６一飛 ▲７三歩成 ▽９三角
▲同角成 ▽同　桂 ▲８三角 ▽７一飛 ▲７四角成 ▽５七角
▲３八飛 ▽７五歩 ▲６七銀 ▽４五歩 ▲６四歩 ▽４六歩
▲５八銀右 ▽４七歩成 ▲同　銀 ▽３六歩 ▲６三歩成 ▽３七歩成
▲同　桂 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽４六角成 ▲３五歩 ▽２三銀
▲４四歩 ▽同金直 ▲７二と直 ▽３一飛 ▲５三と ▽３六馬
▲４二と ▽３二飛 ▲同　と ▽同　銀 ▲７五馬 ▽４六歩
▲４八歩 ▽投了

121手で先手の勝ち

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲７七角 ▽３三金 ▲６八飛 ▽６二飛 ▲６六角 ▽４三金引
▲７七金寄 ▽６五歩 ▲８四角 ▽６一飛 ▲７三歩成 ▽９三角
▲同角成 ▽同　桂 ▲８三角 ▽７一飛 ▲７四角成 ▽５七角
▲３八飛 ▽７五歩 ▲６七銀 ▽４五歩 ▲６四歩 ▽４六歩
▲５八銀右 ▽４七歩成 ▲同　銀 ▽３六歩 ▲６三歩成 ▽３七歩成
▲同　桂 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽４六角成 ▲３五歩 ▽２三銀
▲４四歩 ▽同金左 ▲７二と直 ▽３一飛 ▲４五歩 ▽３五金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲投了

116手で後手の勝ち

33金変化の最後の出番だったかもしれない。実戦変化では同金上げで飛車を殺されて負け。

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲７七角 ▽３三金 ▲６八飛 ▽６二飛 ▲６六角 ▽４三金引
▲７七金寄 ▽６五歩 ▲８四角 ▽６一飛 ▲７三歩成 ▽９三角
▲同角成 ▽同　桂 ▲８三角 ▽７一飛 ▲７四角成 ▽５七角
▲３八飛 ▽７五歩 ▲６七銀 ▽４五歩 ▲６四歩 ▽４六歩
▲５八銀右 ▽４七歩成 ▲同　銀 ▽３六歩 ▲６三歩成 ▽３七歩成
▲同　桂 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽４六角成 ▲４五桂 ▽３七歩
▲３三桂成 ▽同　玉 ▲４八飛 ▽３六馬 ▲投了
112手で後手の勝ち

手順中101手めが丸山が指すような手。

これは上手く桂跳ねを阻止された。
以下は後手切れ負け変化。

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲７七角 ▽３三金 ▲６八飛 ▽６二飛 ▲６六角 ▽４三金引
▲７七金寄 ▽６五歩 ▲８四角 ▽６一飛 ▲７三歩成 ▽９三角
▲同角成 ▽同　桂 ▲８三角 ▽７一飛 ▲７四角成 ▽５七角
▲３八飛 ▽７五歩 ▲６七銀 ▽４五歩 ▲６四歩 ▽４六歩
▲５八銀右 ▽４七歩成 ▲同　銀 ▽投了

99手で先手の勝ち

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲７七角 ▽３三金 ▲６八飛 ▽６二飛 ▲６六角 ▽４三金引
▲７七金寄 ▽６五歩 ▲８四角 ▽６一飛 ▲７三歩成 ▽９三角
▲同角成 ▽同　桂 ▲７二角 ▽７一飛 ▲８三角成 ▽７五歩
▲同　銀 ▽８五桂 ▲７六金 ▽５九角 ▲投了

94手で後手の勝ち

羽生の方が20分ほどあったはずなのに時間攻めとは王座も情けない。
77角緩手のおかげで二度めの33金を双頭手で許してしまった。24飛と走れなくなったので仕方なく68飛だが62飛で中空三角理論に突入。57金は無理なので理論通り66角。おかげで43金引きまで見せつけられるとは。

羽生の時間攻めにしてはセコイ手。これはやる気出る。

68手めがなかなかUPされないので康光すでに負けのはずと覚悟はしていた。
ところがついに更新。
UPされた手も当家の予想手順では天を仰ぐしかない。
敗因1は74歩。やはりあの手は無理っぽかった。
敗因2の75歩はそこからの悪手連鎖。しかし二度も驚かされた。羽生だともう驚かないので貴重なキャラ。
羽生が疑問手にしたいであろう45歩には当家は素直に驚いたことを留めたい。

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲７四角成 ▽７六歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲７五馬 ▽６六歩 ▲同　馬 ▽７二飛
▲７四歩 ▽４四角 ▲同　馬 ▽同　金 ▲２四歩 ▽同　歩
▲同　飛 ▽２三歩 ▲３四飛 ▽同　金 ▲６一角 ▽７四飛
▲７五歩 ▽６四飛 ▲３四角成 ▽６七飛成 ▲同　銀
83手で先手の勝ち

時間が経つのは早い。持将棋なら後日指直しだが。59手め74角成で羽生は今日初めてGN作成。三度目の正直を決め手に温存するとは。
心理戦は羽生勝ち。
控え室は75歩に代わる73桂変化らしい。それは当家同様真っ先に棋聖が捨てた。
今は羽生が手堅い手を夢見る番。時間切迫はテレビ棋戦なら当たり前。しかも20秒や30秒ではなく1分もある。
羽生は馬がどんどん引くザリガニ戦法。最近髪が長いのは床屋に行くヒマがないのではなく長髪が好きだから。だから挑発。

これは指し直しとは思えないほど熱い。

後手が入玉を狙う場合
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽９三桂
▲７四歩 ▽８五桂 ▲７三歩成 ▽７七桂成 ▲同金寄 ▽８一飛
▲５二角成 ▽７六歩 ▲同　金 ▽２七銀 ▲６八飛 ▽５九角
▲５八飛 ▽２六角成

持将棋アリ

康光燃えたぎっている。凄まじい気迫。
当家も脱帽。これは完全5thアタックではない。空想7thアタック解釈できるのか!？

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽６三角 ▲同角成 ▽同　銀
▲５五歩 ▽５二銀 ▲５六銀 ▽４二金

先手：65手め51角+角飛車切り
後手：58手め63角+62手め73桂

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽６三角 ▲同角成 ▽同　銀
▲５五歩 ▽７三桂 ▲５六銀 ▽４二飛 ▲５一角 ▽７二飛
▲４五銀 ▽同　銀 ▲同　歩 ▽６二銀 ▲３三角成 ▽同　金
▲２四歩 ▽４六角 ▲２三歩成 ▽同　金 ▲３一銀 ▽１三玉
▲２三飛成 ▽同　玉 ▲２五金 ▽３二玉 ▲４二金 ▽３三玉
▲３四歩 ▽２三玉 ▲２四歩 ▽１三玉 ▲３二金 ▽投了

89手で先手の勝ち

63角の「角には角」なら銀が下がって先手は55歩から56銀示唆

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽６三角 ▲同角成 ▽同　銀
▲５五歩

これなら先の狙いに戻る。康光少考中

とうとう羽生は先に角を手放すハメに。
72飛変化は角を殺してもと金+銀入手で以下。
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金 ▲６六歩 ▽７四歩 ▲６七金右 ▽２二玉
▲８八玉 ▽３二金寄 ▲５六歩 ▽４五歩 ▲同　歩 ▽同銀右
▲４六歩 ▽５四銀 ▲４一角 ▽７二飛 ▲５五歩 ▽４二金
▲５四歩 ▽４一金 ▲５三歩成

さすがに羽生もマイッタと46歩。ここで36銀の突撃は同銀同歩に71角。52飛なら41銀の割り打ち。そこで54銀と無理しない。見事な繰り変え。これなら55歩はいつでもドーゾ。

やはり康光はライブの王者。ここで仮想7thアタックとは。
しかもハブは素直に同歩。これは15年前の羽生式。そういえば千日手局でも羽生はGNを嫌ったことを康光に見透かされた。

いつかもこんなことがあった。55歩に同銀は銀挟み。銀が55歩前に下がれば位取り。そこで後手が先に桂を跳ねるのを待つ羽生。
ところが裏を返せばこのような露骨な恫喝を先手が見せると後手は開き直ることができる。ムリしない。無理とは理に適わないこと。
後手の利権は先手の飛車が横に動けば25銀の食い逃げ。
手損角換り特有の85桂が自前のデザート。別口で85歩で後払いでも構わない。

羽生はどうするのかと思ったら来るなら来いと誘う。この5th作成手は谷川なら語れる。どんな心境か。
46手め74歩！
康光らしい。ここが当家と違う。これは谷川に語れない。
以下の数手は残照。

どの位困難かと言うとカモフラージュができないほど。
康光は先に角を打って打開してみろと恫喝している。貴様が今度こそ見せる番と。73歩滞留はかつての羽生の常套句。森内相手に一度色気だして後悔したのはつい最近のこと。そう言えば王将戦リーグから谷川が脱落して当家はガッカリであった。前期の王将リーグ中継は熱かった。そこに谷川がいないと思うと寂しい。深浦には棋王戦の貸しがあったので今回は組み合わせが悪すぎた。森内も今回は棋王戦はパス。アレは相手がちょうどよかった。

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲６八玉 ▽７二銀 ▲７七銀 ▽６四歩 ▲２七銀 ▽６三銀
▲２六銀 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽４四歩
▲３四歩 ▽同　銀 ▲７九玉 ▽４一玉 ▲１六歩 ▽９四歩
▲３七銀 ▽３三金 ▲９六歩 ▽３二玉 ▲５八金 ▽５二金
▲４六歩 ▽３五歩 ▲３六歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３五歩
▲４七銀 ▽４二金
康光は知っている。なぜ羽生が14連破など達成できるのか。
この棋譜が見事に物語っている。42金のステップを見るときが一番楽しい。
羽生。康光は同じ事を考えた。どうする？

当家は最近コレばかり試作。矢倉でも33金。陽動でも33金。ましてや手損角換りなら33金戦法は大ノリ。とにかくこの金が面白い。中川や先崎もいろいろ試みたがやはりタイトル戦でみたかった。康光は本当に当家が見たいモノをよく知っている。敵が攻めたい地点から盛り上がるのが楽しい。
遡って30手めの恫喝が利きすぎた。羽生の37銀引きは16歩としたならばヒルんだ証拠。やはり先手番らしく穏健主義を貫くとこうなる。
だからこそ33手めの出遅れたブランコ後進が一層屈辱に見える。
静止画像が復活したので有り難い。あの棋譜再生ソフトは不安定すぎる。日経にしては珍しい放置。

29=16歩。1筋の玉が1路近寄ったで。しかし緩手。
30=94歩。康光機敏な歩間5で挑発。羽生の穏健主義に対抗する過激派。不孝感で5-2とは後手激しい。羽生は大変。先手らしく指すと作戦負けする。むしろ後手番思考で指すべき。

棋聖戦最終局lでは康光完勝だったが今度は羽生が同じ棒銀で来たために棋聖が手を変えて22手め54銀。ニクイ康光演出。今日は森内も控えにいるので。24手めはあの日同様44歩。羽生は歩を交換してから79玉。康光から変化したのでGNを嫌ってシンプル化を目指すのは羽生の省略思考法。
28手め41玉で意思表示は仕方ない。羽生の時間を30分浪費させるため。後手は待つことがむしろ楽しい。羽生の時間を使って背後の影に涼みながら考える。

千日手局成立時の残り時間=康光棋聖が52分、羽生89分。
夕食後の千日手成立に康光が4分、羽生は6分消費した計算。
30分後の19時56分から先後逆で羽生先手で指し直し。第2局も羽生が先手になる。
指し直し局の持ち時間は規定により羽生王座が97分、康光が1時間となる。1時間に満たない場合康光に8分付け足すため。同様に羽生にも8分付け足す。発奮していただきたい。1時間あれば十分な熱戦が期待できる。落ちまくる棋譜再生ソフトには困りものだが。

勝又=50手めで攻め筋を最後まで読みきろうとしている。
当家=50手めまでの作戦負けに茫然自失なだけ。
片上=佐藤棋聖は長考中の読みに誤算があった。
当家=すでに千日手しかない。だから長考。

なぜ先手が作戦マケしたかは当家分析通り。
羽生が13連破できた背景を名人も知らないらしい。
森内。名人戦の時に千日手にした日と打開した日を覚えているね？
あの時の当家の完璧無比な予測法をもう一度読んでごらん。
王座戦だけは森内が告白する前から1局完結方式を採用している。

夕食休憩入り前の63手めまで残り時間は先手康光56分、後手羽生95分。後手は十分な時間。先手は今度は打開手を強いられるため。
当家の17:29の最初の期待通り千日手となる。夕休前にやっていただきたかった。
手順も17:46に示したような馬移動+底飛の繰り返し。
なぜ千日手になると当家だけがまっさきに予測できたのか？
バックナンバーをみるとよくわかる。谷川羽生の王位戦の時も当家が最初から実況&分析しない時だけ千日手となった。
彼等と呼吸を同期させると必ずこうなる。

それにしても駒音コーポレーションの棋譜再生ソフトは使えない。ブラウザによって古いバージョンでしか再生できないばかりか最近のブラウザではバグが多くて表示不能に陥る。「自動更新しない」と設定しても更新時に勝手に戻る。採譜最中に棋譜が勝手に進む。全棋戦中継における最低の棋譜再生ソフトであろう。日経も大変。静止画や棋譜だけの方がマシ。今回はどちらも用意されていない。しかもダメな解説。
片上など出すからこうなる。当家実況&分析開始以後に中原や森内を出しても遅い。

日時：2005.09.01
棋戦：王座戦第1局千日手局
戦形：対3手角　66角手損戦法
先手：康光
後手：羽生
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽４四歩
▲２五歩 ▽３三角 ▲４八銀 ▽５二金 ▲５六歩 ▽２二銀
▲６六角 ▽４三金右 ▲５七角 ▽４一玉 ▲２四歩 ▽同　歩
▲同　角 ▽同　角 ▲同　飛 ▽２三銀 ▲２八飛 ▽２四歩
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６九玉 ▽１四歩 ▲７九玉 ▽６二銀
▲５八金 ▽５三銀 ▲６六歩 ▽１五歩 ▲６七金右 ▽３一玉
▲８八玉 ▽３三桂 ▲３六歩 ▽４五歩 ▲３七銀 ▽４四銀
▲２六銀 ▽８四歩 ▲３七桂 ▽８五歩 ▲７七銀 ▽２二玉
▲９六歩 ▽９四歩 ▲２五歩 ▽同　歩 ▲同　桂 ▽２七歩
▲３三桂成 ▽同　銀 ▲３八飛 ▽２九角 ▲４八飛 ▽２八歩成
▲同　飛 ▽４七角成 ▲３五歩 ▽４六馬 ▲２九飛 ▽４七馬
▲２八飛 ▽４六馬 ▲２九飛 ▽４七馬 ▲２八飛 ▽４六馬
▲２九飛 ▽４七馬 ▲２八飛 ▽75手にて千日手

マシュダ一家実況&分析開始途端に遊び始めた二人。
羽生の同銀引きはマシュダ一家第一変化。現在63手め35歩はマシュダ一家第二変化からそれぞれ採用。
控え室では63手めでようやく千日手の気配を感じたらしい。今日も飛び入りでいきなり当家の完勝。
44歩を見たらこうなると予測はついたので今日はカフェで残暑シノギ。
指し直していただきたい。短時間でも名勝負はある。

羽生が千日手に逃げた場合の時間稼ぎ。結局戻るが変化して間違えると後手負け

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽４四歩
▲２五歩 ▽３三角 ▲４八銀 ▽５二金 ▲５六歩 ▽２二銀
▲６六角 ▽４三金右 ▲５七角 ▽４一玉 ▲２四歩 ▽同　歩
▲同　角 ▽同　角 ▲同　飛 ▽２三銀 ▲２八飛 ▽２四歩
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６九玉 ▽１四歩 ▲７九玉 ▽６二銀
▲５八金 ▽５三銀 ▲６六歩 ▽１五歩 ▲６七金右 ▽３一玉
▲８八玉 ▽３三桂 ▲３六歩 ▽４五歩 ▲３七銀 ▽４四銀
▲２六銀 ▽８四歩 ▲３七桂 ▽８五歩 ▲７七銀 ▽２二玉
▲９六歩 ▽９四歩 ▲２五歩 ▽同　歩 ▲同　桂 ▽２七歩
▲３八飛 ▽２九角 ▲４八飛 ▽２八歩成 ▲同　飛 ▽４七角成
▲３三桂成 ▽同金寄 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲２五銀 ▽２四歩
▲３四歩 ▽４三金寄 ▲７一角 ▽７二飛 ▲４四角成 ▽同　金
▲３三銀 ▽同　金 ▲同歩成 ▽同　玉 ▲３四歩 ▽投了

77手で先手の勝ち

羽生の残暑見舞。当家もコレしか思考しない。
15歩を逆襲した途端に千日手の場合は以下。

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽４四歩
▲２五歩 ▽３三角 ▲４八銀 ▽５二金 ▲５六歩 ▽２二銀
▲６六角 ▽４三金右 ▲５七角 ▽４一玉 ▲２四歩 ▽同　歩
▲同　角 ▽同　角 ▲同　飛 ▽２三銀 ▲２八飛 ▽２四歩
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６九玉 ▽１四歩 ▲７九玉 ▽６二銀
▲５八金 ▽５三銀 ▲６六歩 ▽１五歩 ▲６七金右 ▽３一玉
▲８八玉 ▽３三桂 ▲３六歩 ▽４五歩 ▲３七銀 ▽４四銀
▲２六銀 ▽８四歩 ▲３七桂 ▽８五歩 ▲７七銀 ▽２二玉
▲９六歩 ▽９四歩 ▲２五歩 ▽同　歩 ▲同　桂 ▽２七歩
▲同　飛 ▽３八角 ▲２八飛 ▽４七角成 ▲３三桂成 ▽同　銀
▲２五銀 ▽２四歩 ▲３四銀 ▽同銀左 ▲３五歩 ▽２三銀
▲３四桂 ▽２一玉 ▲２二歩 ▽１二玉 ▲２一角 ▽１三玉
▲１六歩 ▽３七銀 ▲２七飛 ▽３六馬 ▲２九飛
以下千日手

途中34同銀は後手負け。先手は駒損で3枚攻めパターン。

14連覇を目指す羽生。菊池裕太三段の振り駒はと金3枚。
立会人はイキナリ丸田祐三。千日手はするなと言う恫喝手配。

06=暗黙の合意。先手からの手損角換り強制は康光が飽きたと言い、横歩取りは羽生が回避。王位戦第4局同様羽生の角筋止めは想定できた。
13=先手が1手損で角交換強制。
17=時間節約。
20=すぐに23歩は損。
24=後手は満足。先手は大変。
29=1筋を受けないのは1手損したため。潜在意識としては羽生の9筋突き越しに勝った余韻。
34=1筋突き越しでまずは位取り成功。
35=疑問手への萌芽かもしれない。
37=88玉。疑問。
38=先手が先に金矢倉を決めたので桂離宮の布陣決定。
39=疑問手からの悪手連鎖と見ることは可能。仮想4th。
40=45歩。後手はふたつめの位取りに成功。
41=37銀。46歩3rdアタック示唆+26銀仮想4thアタック示唆。
42=44銀。前者変化阻止で位2死守。
43=26銀。硬直手1。仮想ナンバーはむしろ後手のリクエスト。
44=歩間3作成。
45=37桂。硬直手2。これで後手は先に待てる。
46=後手純正5thアタック示唆。
47=77銀。86歩阻止。79玉型なら86歩同歩に75角の王手飛車はあったのでここで別な手が指せた。羽生は88玉を見て31玉に停留している。
48=22玉。77銀を指させたので。
49=96歩。88玉が狭いので。
50=連続BBで先手を急かせる。
51=2時間20分で仮想7thアタックとは異常。
千日手の場合は康光は素直に受けるべき。それなら今度は当家は初手から観戦する。