実況&分析マシュダ一家
2005.06.14-16名人戦第6局 森内VS羽生 相矢倉
相転換&譲渡7
 BACHシーケンスを巡り

最終局へ向けて No: 7691 [返信][削除]
 投稿者:名人戦第6局総括 マシュダ一家  05/06/16 Thu 03:31:00

終局後の羽生のコメントは正直。「冴えない展開」とハッキリ述べた。夕方のマシュダ一家最終実況用語をそのまま使っている。当家並の自己批判能力があるからこそ羽生は面白い。迎合したらそれまでの世界。山崎のように名人戦屈指の熱戦などと自己陶酔するようでは先が知れている。毎回コレが名局だなどと宣伝マンを務めるのは島や中川アタリで十分。
先手に「いいと思えた局面はない」と言う森内の分析は当然。
61手目で勝負が決まったあとの当家の興味は第二シーケンスの変奏処理しかなかった。19角を選択すると例のタコ銀が出るか下がるかで角を飛車にアテルという大喜利しかない。55角の王手飛車や47角の飛車金取りなど藤井時代の竜王戦では有り得た。現代矢倉が横歩取り85飛並のハリセン漫才では困る。
羽生は最初からUの特権を誇示している。ヒモ付の女をいくら口説いても最後は裏切られる。その証拠に当家実況第1変化と最後は同じになった。即ち駒台に歩が4枚残る。森内演出は羽生と同じように自分も歩を4枚残して投了すること。現役名人の貞操帯を慕って最後まで指すと羽生の方は歩が1枚しか残らない。これは61手めの森内の敗着が招いた歩。棋士は棋譜でしか真相を語れないようになっている。
本譜の決め手も38飛なので当家の実況変化と変わりない。先手がナニをしても構造は換らないどころがマシュダ一家分析通りでしかなかった。
あとは興業将棋としてフィナーレの問題があったが後手にゼットの形を作られるとダラダラ指した印象しか残らない。ナナメ駒さえ渡さなければ何でもアリなので1手違いにもならなかった。オチがサルマータなので第二シーケンスまで記号化する意欲が沸かない。昼までに勝敗などとっくに決まっているのだから谷川のように羽生と暗黙の了解を得られるようにして頂きたかった。勝敗の次に芸。羽生の初日の葛藤もソコにあった。芸の次に勝敗はないのではないかと。そんなことはない。もっとハッキリ言えば勝敗などどうでも良い。最終局はソレをキッチリ見せていただきたい。
羽生の予告は持ち時間を7分キッカリ残したこと。前項の当家の最終分析ナンバーの予告に合わせている。譲渡7はあったのかと。

日時:2005.06.14-15
棋戦:第63期名人戦第6局
戦形:相矢倉
先手:森内俊之名人
後手:羽生善治四冠
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲6七金右 ▽7四歩
▲3七銀 ▽6四角 ▲6八角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽3一玉
▲8八玉 ▽2二玉 ▲4六銀 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽7三角
▲1六歩 ▽1四歩 ▲2六歩 ▽2四銀 ▲3八飛 ▽9四歩
▲1八香 ▽9五歩 ▲6五歩 ▽8五歩 ▲2五桂 ▽4二銀
▲5五歩 ▽4五歩 ▲同 銀 ▽5五角 ▲4六歩 ▽7三角
▲5六銀 ▽5五歩 ▲4七銀 ▽6二角 ▲5九角 ▽5四金
▲3五歩 ▽同 角 ▲3七角 ▽7一角 ▲5六歩 ▽3五銀
▲5五歩 ▽6五金 ▲1五歩 ▽同 歩 ▲4五歩 ▽2四歩
▲5四歩 ▽4六歩 ▲同 銀 ▽2六銀 ▲1九角 ▽2七銀不成
▲6八飛 ▽8六歩 ▲5七銀 ▽8七歩成 ▲同 金 ▽6四歩
▲5六銀 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽8五歩 ▲7七銀 ▽1八銀不成
▲同 飛 ▽1六香 ▲6五銀 ▽1八香成 ▲6四角 ▽2五歩
▲2四銀 ▽8六桂 ▲7九金 ▽3八飛 ▲6八銀 ▽3三銀
▲2三歩 ▽同 金 ▲同銀成 ▽同 玉 ▲5三歩成 ▽6六歩
▲同 金 ▽7三銀 ▲2四歩 ▽1四玉 ▲5五角 ▽5三角
▲6四歩 ▽3五角 ▲7七玉 ▽7八桂成 ▲同 金 ▽8六歩
▲同 金 ▽同 飛 ▲4六金 ▽8七金 ▲同 金 ▽同飛成
▲同 玉 ▽6八飛成 ▲投了
128手で後手の勝ち

終局=22時38分
残り時間=森内1分&羽生7分


冴えないサルマタ名人戦 No: 7690 [返信][削除]
投稿者:実況&分析マシュダ一家 05/06/15 Wed 19:57:39

羽生は夕方5時すぎの衛星中継開始後すぐにマシュダ一家の26銀を指した。控え室では山崎が36銀を勧めていたがここまで来てそんな手はない。取れる歩を取るに決まっている。
今回の控え室はヒドすぎる。中川のような師匠譲りの詐欺師が嘘八百をテレビで垂れまくった。先崎といい中川といいどうしてアアなってしまったのか?
77手目は19角で先手優勢などと中川は自信たっぷりに衛星放送で解説していた。連盟がこんな詐欺師ばかりでは国会中継に放映時間を取られても文句言えない。
森内も夕食休憩後にそれを指すようではもう名人戦でもない。すでに形作りをしないといけない地点。
中川には申し訳ないが昼頃に19角変化など3秒でダメと判明している。だから当家では最初から左しか考えない。
銀が入り香を取って田楽刺しなど名人戦ではない。
桂などいつでも取れる。桂を取る1手としか豪語しない中川や山崎はもう二度と衛星放送で見たくない。

どうも森内はいつものことだが当家がオタスケしないと必ず負けている。手取り足取り教えてあげないと自分のアタマではナニも考えられない。そんな名人相手にタコ手ばかりでお茶を濁すハブなど見ても面白くない。だから封じ手はもっと踏み込まないといけなかった。
羽生の芸のナサがここまでタコ将棋にしてしまった。
フェルマータ直前が一番難しい。名人戦が頂点などと言うのは幻想。
今日の名人戦はサルマタであった。


マシュー伝説名人戦版は可能か? No: 7689 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/06/15 Wed 16:53:06

先手には桂が入手できないのでナイ。
結局初日の昼の実況&分析通りの結果となった。
単純な方が勝つ。


森内の敗着は61手め35歩 No: 7688 [返信][削除]
投稿者:実況&分析マシュダ一家 05/06/15 Wed 16:48:12

森内の敗着は61手め35歩

羽生は70手目15同歩と面倒見た。持ち歩4枚で後手優勢のまま圧勝しようという指し方。森内は仕方なく45歩だがこれは昨日のタコ変化。
山崎たちは54歩に92飛しか読まない。Uの特権を放棄するような将棋を構築するようでは生涯名人戦とは無縁。46歩に決まっている。
後手が飛車を動かすときは先手が諦めて勝ちを譲った時。
それは以下のようになる。

▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲6七金右 ▽7四歩
▲3七銀 ▽6四角 ▲6八角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽3一玉
▲8八玉 ▽2二玉 ▲4六銀 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽7三角
▲1六歩 ▽1四歩 ▲2六歩 ▽2四銀 ▲3八飛 ▽9四歩
▲1八香 ▽9五歩 ▲6五歩 ▽8五歩 ▲2五桂 ▽4二銀
▲5五歩 ▽4五歩 ▲同 銀 ▽5五角 ▲4六歩 ▽7三角
▲5六銀 ▽5五歩 ▲4七銀 ▽6二角 ▲5九角 ▽5四金
▲3五歩 ▽同 角 ▲3七角 ▽7一角 ▲5六歩 ▽3五銀
▲5五歩 ▽6五金 ▲1五歩 ▽同 歩 ▲4五歩 ▽2四歩
▲5四歩 ▽4六歩 ▲同 銀 ▽2六銀 ▲5九角 ▽6四金
▲3四飛 ▽2三金 ▲2六角 ▽同 角 ▲3五銀 ▽3四金
▲同 銀 ▽4一角 ▲2三歩 ▽同 角 ▲4三銀打 ▽3四角
▲同銀成 ▽2三銀 ▲3五金 ▽同 角 ▲同成銀 ▽5四金
▲7一角 ▽7二飛 ▲4四角成 ▽同 金 ▲同 歩 ▽3八飛
▲投了
102手で後手の勝ち

解題=見たマンマ


偶数番原理で収斂する場合は最後は歩が4枚 No: 7687 [返信][削除]
投稿者:名人戦 実況&分析マシュダ一家 05/06/15 Wed 15:59:08

偶数番原理で収斂する場合は最後は歩が4枚

▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲6七金右 ▽7四歩
▲3七銀 ▽6四角 ▲6八角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽3一玉
▲8八玉 ▽2二玉 ▲4六銀 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽7三角
▲1六歩 ▽1四歩 ▲2六歩 ▽2四銀 ▲3八飛 ▽9四歩
▲1八香 ▽9五歩 ▲6五歩 ▽8五歩 ▲2五桂 ▽4二銀
▲5五歩 ▽4五歩 ▲同 銀 ▽5五角 ▲4六歩 ▽7三角
▲5六銀 ▽5五歩 ▲4七銀 ▽6二角 ▲5九角 ▽5四金
▲3五歩 ▽同 角 ▲3七角 ▽7一角 ▲5六歩 ▽3五銀
▲5五歩 ▽6五金 ▲1五歩 ▽2六銀 ▲5九角 ▽2四歩
▲3四飛 ▽2五歩 ▲1四歩 ▽3三銀 ▲1三歩成 ▽同 香
▲同香成 ▽同 桂 ▲5四飛 ▽5三歩 ▲7四飛 ▽7二香
▲1四飛 ▽2三金 ▲8四香 ▽8三桂 ▲1九飛 ▽1七歩
▲3九飛 ▽3七歩 ▲4五歩 ▽1八歩成 ▲6八角 ▽2八と
▲5九飛 ▽6二角 ▲6六歩 ▽7六金 ▲同 銀 ▽同 香
▲同 金 ▽8四角 ▲3四歩 ▽2四銀 ▲4四歩 ▽7五香
▲同 金 ▽同 桂 ▲4三歩成 ▽6七金 ▲2四角 ▽7八金
▲同 玉 ▽6七銀 ▲8八玉 ▽8七桂成 ▲同 玉 ▽8六歩
▲同 玉 ▽7五角 ▲同 玉 ▽6四金 ▲投了
124手で後手の勝ち

解題
61=駒アタリ偶数番2+陰伏駒アタリ奇数番3
65=駒アタリ偶数番2+陰伏駒アタリ奇数番3
66=駒アタリ奇数番3+陰伏駒アタリ解除
69=駒アタリ奇数番3
70=駒アタリ奇数番3
71=自動駒アタリ奇数番3
72=新規駒アタリ奇数番3
73=進行駒アタリ偶数番4
74=桂得で奇数番3へ回帰
75=逆行駒アタリ偶数番2+陰伏駒アタリ奇数番3
以下先手の偶数番に後手が逆行偶数番を取る香打が決め手
先手の返し技84香の最後の駒アタリ奇数番3には寄せに暗躍する83桂の逆行偶数番2で対抗。最後は歩が4枚で偶数番原理の勝利を象徴。


第三相停滞星から千日手の問題へ 皺の色気 No: 7686 [返信][削除]
投稿者:実況&分析マシュダ一家 05/06/15 Wed 13:37:25

相転換とは生死の狭間を把握する領域。BACHシーケンスではフェルマータで最初の星に戻る。
風景が一致しても観客と住民は歳をとっている。
新陳代謝の仕組みは同じ。
女は歳の話が大好き。昨日もヤマクミはその話をするためだけに衛星に顔を出した。誰か言ってあげて頂きたい。あの皺には昔よりもっと色気があると。
千日手となった場合でも時間と腹が減って行く。将棋では指し直すことになる。連盟将棋の場合は指し直す際に先後を入れ換える。相手がヤマクミに入れ換ることはない。
そこで譲渡理論の把握が必要になる。

59手目に森内は59角と下がったが二重構造と完全一致。
ここで45歩や35歩だと先手が負ける。構造を破綻させた方が名人戦では負けるようになっている。NHK杯ではその逆。時間によって最善手が換るということになる。
59手目の第4領域で先手森内は譲渡6を示した。譲渡にも悪しき偶数番がある。
61手目のX領域で譲渡7を選択すると再度千日手の問題が発生する。譲渡6までの皺寄せをここで森内は清算した。この皺に色気を感じることができるのであろうか?


二日目午前中 56-60手目分析 61手35歩? No: 7685 [返信][削除]
投稿者:実況&分析マシュダ一家 05/06/15 Wed 12:56:34

優勢民営化の国会審議で衛星中継がない。
羽生は2時間も考えてマシュダ一家の秘手を断念した。デパートを逡巡して結局高値の肉を買うことを諦めた父親はいつものスーパーで安い肉を買う。
安い肉なので以下は羽生は料理に時間を使うことが許されない。
当たり前の手を指すだけ。即ち有無を言わせぬ駒アタリ奇数番1を仮想番の上に乗せて取る。
この二重構造自体はまだ破綻しない。
昨晩のBACHシーケンスの第4領域と完全一致する。後手から仕掛け先手が受ける構図が1-5まで続く。
4=相転換
1=56=55歩。C on a 駒アタリ奇数番1+陰伏偶数番2
2=57=47銀。C on d 駒アタリ奇数番1回避
3=58=62角。H on G7 駒アタリ奇数番1+跳躍偶数番2示唆
4=59=59角。B on C7 駒アタリ奇数番1
5=60=54金。A on F7 駒アタリ奇数番1+陰伏偶数番2
BACHの場合は自分の名前をアナグラムで織り込んだ。
HABUの場合はUの特権を織り込むことができるのか?
ところが次の森内の1手が構造を破綻させた。
61手35歩は先手からの明解な駒アタリ偶数番2。
これは先手に不利なナンバー。
62=同角で当然羽生は1歩得で1ポイント先取。
あとは森内が攻め続けるしかない。これが第二シーケンスの合図なのか不明。既成理論では先手苦しい。以下解読中。


羽生の封じ手2時間長考 相転換への葛藤 No: 7684 [返信][削除]
投稿者:名人戦第6局 初日分析 マシュダ一家 05/06/14 Tue 23:49:06

羽生の封じ手2時間長考 相転換への葛藤

53手目までの局面は何度も分析したがその度にマシュダ一家理論は進歩してきた。
1=棋界を根底から震撼させたマシュダ一家奇数番原理
2=序盤理論を根こそぎ洗い直すマシュダ一家歩間理論
3=自殺者がでかねないほど身内にも危険な偶数番原理
4=人間が指す将棋自体の不条理を解き明かす譲渡理論
この進化の仕方はマシュダ一家四相理論の進行そのものであった。
森内が指したかった手とは羽生に指させたかった手のこと。
それはマシュー伝説57桂に遡る。
昨年の名人戦第6局では羽生がバカなことをしたので森内も怒っている。
進歩とは老化の場合もある。未完の若さに魅力が多い場合もある。
バカなことばかり言っている方が愛くるしい場合もある。
そこで「俺の青春を返せ」と言ってまた過去に遡る。
恋愛とて4まで行くとXを経てまた1に戻る。
その戻り方に二通りある。
我々の記憶が確かならば康光はバッハのヴァイオリン協奏曲イ短調が大好きであった。
この曲を聞きながらクルマを走らせ明後日の王位戦挑戦者決定戦の構想を練るであろう。
第3楽章のシーケンスはウロ覚えだが確か以下のように進行する。
1=相転移aG>C>G>C7
2=相転化a>dD>H>eE
3=相停滞a>d>D>G>E
4=相転換a>d>G7>C7>F
X=ドミナントから主題へ回帰
フツーの作曲家はひとつのパターンだけ繰り返す。本曲は2と3がデュアルシーケンスを構成し3からでも上昇音型でグイグイ行く。
高速道路で聞くと4が招く恍惚が事故を起こしやすい。
ハッシーが好きなリッチーならすぐにEに落ちてイチヨン式ワンパターンが守られているのでそこまで危険ではない。アレはブラックユーモアだったで済む。C2では1-4の単純構造だけでもゴマかせるが名人戦ともなるとイチゴ白書を三枚も書かないといけない。減7と増4を調味料にしたエンハーモニック転換で昇天させないと「駄作」と罵られてしまう。
そこで矢倉7thとなった。43手目から回想。
1=相転移
43=18香。C7-から入る。
44=95歩。5th作成。98香なら97桂85桂の5thアタック。
45=65歩。6th作成牽制手。57角66角示唆。
46=85歩。7th作成牽制手。57角には84角。角交換には27地点の傷。

2=相転化
47=25桂。7th維持。陰伏駒アタリ奇数番1譲渡1。
48=42銀。7th維持。7thアタック譲渡2。
49=55歩。駒アタリ奇数番1+陰伏駒アタリ偶数番2
50=45歩。駒アタリ偶数番2+陰伏駒アタリ奇数番3

3=相停滞
51=45同銀。1歩入手。逆行駒アタリ奇数番1++陰伏駒アタリ偶数番2
52=55角。4筋と5筋の歩交換は先手有利だが角成を見せて手番を握る。
53=46歩。譲渡3で連動手で手番を渡す。
54=73角。譲渡4が名人戦の構造。86歩は負け
55=56銀。マシュダ一家の泡踊りで譲渡5

上記構造はぴったりバッハのシーケンスと一致する。
ここで羽生は苦悩の2時間を費やす。構造上は封じ手で4=相転換を迎える。山崎や中川が第1候補として掲げる55歩なら羽生は2時間も考えない。相転換するからにはそんなタコ手は指さない。


「指しやすい」&「指しにくい」=ヤスい&ニクい=安い肉 No: 7683 [返信][削除]
投稿者:実況&分析マシュダ一家 05/06/14 Tue 12:59:07

「指しやすい」「指しにくい」は将棋用語。
小学生低学年には安い肉と教える。
これは優勢か劣勢かということではない。優劣不明だが気分的に乗るか乗らないかという極めてアイマイな用語。
その場合肉屋と比較すると子供にわかりやすい。
肉には値段がついている。子供には味の違いが値段ほどにわからない。
ならば安い肉の方が買いやすいだろうとオトナは考える。
渡辺明も安い肉を買う私生活を公開した。
YasuiとNikuiを分解するとYaとNiの違いになる。
ハイとイイエの違い。
日本はハーィエーというアイマイ文化を好む。民謡の合いの手がよく似合う。優劣不明でも気分を乗せようという日本の習慣は将棋とマッチするのであろうか?
将棋とは逆転が当然のゲームであった。
棋理による優劣は「気分のノリ」に比べたら勝負を決するほどではないと言うのが今日の山崎の告白。
当家ではこう言う力自慢の田舎力士用に譲渡理論を開発した。
山崎も渡辺明も最終手までに逆転すれば良いと考えている。だから形作りなど考えたこともない。最終手で相手が反則手を指さないか期待したりする。譲渡理論では形作りまで論理に含まれる。


単純なこと No: 7682 [返信][削除]
投稿者:名人戦第6局 実況&分析マシュダ一家 05/06/14 Tue 12:30:21

名人戦第6局は相矢倉。なぜNHKは初手直後から第二手目までを映さないのか?
フルコースに前菜がついていない。
名人戦がラーメン扱いでも構わない。せめてネギは入れてもらいたい。
解説の山崎が研究会などただの軍事演習で研究などしていないと自白している。渡辺明より過激なことを言っている。
なぜ昨日渡辺明は負けたのか?
それは彼もまた研究などしていないため。その証拠に対先崎戦の昨日の矢倉は31玉で後手指せると嘯いている。こんな局面は後手指しにくいとしか当家では見ない。
今日の名人戦は相矢倉で現在42手目まで。
これは後手指しやすい。
なにが共通しているかと言うと指しやすい方は右桂を跳ねていない。
出た桂馬は戻れない。こんな単純なことで骨格は決まる。