MashudaBBS2004.12.08-10 実況&分析 マシュダ一家
2004.12.10王将戦リーグ 谷川VS康光 相矢倉42角
2004.12.10王将戦リーグ7回戦 郷田VS羽生 手損角換り腰掛け銀 序盤再考 歩間理論 

2004.12.10王将戦リーグ7回戦 久保VS丸山 三間VS穴熊
2004.12.08A級順位戦 三浦VS大介 相穴熊 中空三角理論


2004.12.10王将戦リーグ 谷川VS康光 相矢倉42角 No: 7007 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/12/10 Fri 21:03:00

2004.12.10王将戦リーグ 谷川VS康光 相矢倉42角

44=46同歩。疑問。GNにするべき。旧島研メンバーの悪癖。
45=同銀。連動手で銀が進軍しては先手優勢。
46=45歩。ダメな手。15角で様子を見るべき。47飛ならそこで銀交換後に58銀で逆転。下がれば48歩で叩く。45歩では後手に楽しみ消滅。
47=35銀。谷川なら当然。以下銀交換で35歩がまたも連動手で先手優勢維持。
50=85歩。緩手。まだしも93桂。
51=34銀。谷川ヴァイオレンス復活。これは康光演出かもしれない。
54=43銀。これで拠点の34歩をパクる算段。
55=57角。フザケンなと。
56=34銀。それでも取る。
57=66角。あの65歩が好手に逆行相転化。
58=43銀打。これでは勝てない。
59=49飛。58銀もないので苦笑。
60=74歩。いくなんでも間に合わない。谷川は金を持っている。
61=37桂。こっちが早いゾと康光を睨む。
62=64歩。まだしも73桂。それが真っ当な5thアタック。
63=同歩。渡りに船。次に63歩成なら先手勝ち。
64=同角。なので取る。これで桂アタリの連動手のはずが・・・
65=46歩。谷川おもむろに取ったばかりの歩を駒台におかずにワープ。
66=65歩。46同角は同飛と切られて後手陣崩壊。
67=57角。これで46角も手順に阻止。漫才となった。
68=22玉。角交換から64角の王手飛車を忘れた自分にイヤケがさして。
69=45歩。以下寄せ。

日時:2004.12.10
棋戦:第54期王将戦挑戦者決定リーグ7回戦
戦型:相矢倉 42角
先手:谷川浩司棋王
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲6七金右 ▽4三金右
▲3七銀 ▽4二角 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽5三銀
▲7九玉 ▽4五歩 ▲6八角 ▽4四銀右 ▲4八飛 ▽3四銀
▲3六歩 ▽3一玉 ▲8八玉 ▽9四歩 ▲6五歩 ▽9五歩
▲4六歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽4五歩 ▲3五銀 ▽同銀直
▲同 歩 ▽8五歩 ▲3四銀 ▽同 金 ▲同 歩 ▽4三銀
▲5七角 ▽3四銀 ▲6六角 ▽4三銀打 ▲4九飛 ▽7四歩
▲3七桂 ▽6四歩 ▲同 歩 ▽同 角 ▲4六歩 ▽6五歩
▲5七角 ▽2二玉 ▲4五歩 ▽3三銀 ▲3五歩 ▽3七角成
▲3四歩 ▽同銀右 ▲3五歩 ▽4三銀 ▲4六角 ▽同 馬
▲同 飛 ▽6六桂 ▲6八金寄 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽3七角
▲4九飛 ▽4七歩 ▲同 飛 ▽1九角成 ▲4四歩 ▽同銀左
▲7一角 ▽7二飛 ▲4四角成 ▽同 銀 ▲同 飛 ▽4三歩
▲4九飛 ▽6四馬 ▲4一銀 ▽4六香 ▲7九飛 ▽3一金
▲5二銀打 ▽1四歩 ▲2六歩 ▽4七香成 ▲2五歩 ▽4六馬
▲2四歩 ▽3五馬 ▲2九飛 ▽3三玉 ▲2五金 ▽3六馬
▲3四銀 ▽投了
115手で先手の勝ち


2004.12.10王将戦リーグ7回戦 郷田VS羽生 手損角換り腰掛け銀 No: 7006 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/12/10 Fri 20:33:38

51=24歩。歩の集団自決。羽生が42飛でマシュダ一家変化を選択したためにゴーダ病再発の兆し。
52=同歩。双頭手。これで4枚の歩得+空間開放手。
53=51馬。ついに発病。
54=23角。北浜のように飛車を逃げるはずがない。銀交換が必須なので玉筋を睨んで大逆転。
55=15香。歩を取る為にこの香を走る時はすでに寄せがみえないと角換り腰掛け銀では負け。
57=44歩。最後のお願い。
58=34金。頷く。
59=42馬。他に手がない。
60=同金。角筋拡張。
61=71飛。当家変化と一路ズラした所が郷田の貞操。
62=41香。もったいない。羽生も年食った。
63=54銀。逆に45銀では即負けなので仕方ない。34銀では同角がひどい。
65=91飛成。緩手。まだしも43銀。
66=44金。おかげで要の44歩まで取られた。しかも角筋開通の双頭手。ゴーダ病悪化の一路。
67=68金。こんな手を公開するようでは投げた方がよい。
68=19角。余りにヒドイので羽生の温情。
69=24飛。世間ではコレが郷田迫真の勝負手と勘違いしているが羽生が指させた手。ただのヤケクソ。
72=33銀。当然の受け。これ以外は再逆転。
75=25歩。37馬となっては形造りもできないので。
76=33銀。誰でもこう指す。
77=24銀。何も考えていない。
78=78角成。切り時。
81=51銀。龍の顔を立てるイモ筋。
82=32金。今日の仕事はアカンボのオムツ交換だけだった。
85=14角。ようやく最後の持ち駒で詰めろをかけて郷田も退院準備。
86=42香。豊富な駒で詰めろを受けるだけ。
87=68銀。他に指す手がない。投了はあった。
88=77桂打。羽生にしては久しぶりのサザンクロス。隣の谷川が得意。
89=同銀。86手目の局面に戻る。贅沢な成り金趣味の寄せ。
90=24銀。駒補填。これで金銀と手番確保。銀は質駒。
91=同歩。首を出す。
92=97銀。以下即詰み。羽生が挑戦者に。

日時:2004.12.10
棋戦:第54期王将戦挑戦者決定リーグ7回戦
戦型:手損角換り腰掛け銀
先手:郷田真隆九段
後手:羽生善治二冠
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽8四歩
▲7八金 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲7七銀 ▽3三銀
▲3八銀 ▽6二銀 ▲4六歩 ▽6四歩 ▲4七銀 ▽6三銀
▲6八玉 ▽5二金 ▲5八金 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽1四歩
▲1六歩 ▽7四歩 ▲6六歩 ▽4二玉 ▲3六歩 ▽5四銀
▲5六銀 ▽3一玉 ▲7九玉 ▽4四歩 ▲3七桂 ▽7三桂
▲4五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽4六歩 ▲8八玉 ▽4三金右
▲1五歩 ▽同 歩 ▲4五銀 ▽3五歩 ▲5一角 ▽8五桂
▲7三角成 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲5一馬 ▽2三角
▲1五香 ▽同 香 ▲4四歩 ▽3四金 ▲4二馬 ▽同 金
▲7一飛 ▽4一香 ▲5四銀 ▽同 歩 ▲9一飛成 ▽4四金
▲6八金右 ▽1九角 ▲2四飛 ▽同 銀 ▲2六香 ▽3三銀打
▲2四香 ▽同 銀 ▲2五歩 ▽3三銀 ▲2四銀 ▽7八角成
▲同 金 ▽3七角成 ▲5一銀 ▽3二金 ▲8二龍 ▽6九飛
▲1四角 ▽4二香打 ▲6八銀 ▽7七桂打 ▲同 銀 ▽2四銀
▲同 歩 ▽9七銀 ▲同 香 ▽7七桂成 ▲同 玉 ▽5九馬
▲6八銀 ▽同 馬 ▲同 金 ▽8八銀 ▲6七玉 ▽7八銀
▲投了
102手で後手の勝ち


2004.12.10王将戦リーグ7回戦 久保VS丸山 三間VS穴熊 No: 7005 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 19:54:21

47=35歩。久保は覚悟。
49=37角。36歩では負け。他に換る手もない。
50=42金。悪手。
51=26歩。おかげで44歩からの第二次7thアタック封印。
52=92香。緩手。丸山は突然変調。
53=98香。ブランコ後進でスキを待つだけ。
54=33金。大悪手。これで逆転。
55=36歩。すでに24角+44歩のマシュダ一家変化がない為催促。
56=62角。丸山将棋はこの程度。貴様に名人復帰など無理。
57=45歩。ついに久保が逆に7th作成。
58=84飛。爆笑。
59=85桂。マシュダ一家手順披露。今度は勝負手ではなく勝ちに行く手。
60=35歩。すでに駒アタリ偶数番で劣勢自認。 作戦勝ちでゲットした戦利品を捨てただけ。久保は切りのタイミングを待つだけ。
75=61飛。あの銀を取られては負けと同じ。マシュダ一家変化の41金型ではないために52銀の返しワザがないばかりか24角変化を避けたためにこの51角がヒドイ位置。久保は桂損でも飛車交換すれば勝ちとひとめ。
以下何も考えずに並べただけ。 丸山の大局観はひどすぎた。 逆に久保はマシュダ一家手順のみで逆転に成功。

日時:2004.12.10
棋戦:第54期王将戦挑戦者決定リーグ7回戦
戦型:三間VS穴熊
先手:久保利明八段
後手:丸山忠久九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲7五歩 ▽4二玉 ▲6六歩 ▽6二銀
▲7八飛 ▽3二玉 ▲4八玉 ▽8四歩 ▲3八玉 ▽8五歩
▲7六飛 ▽3三角 ▲2八玉 ▽2二玉 ▲3八銀 ▽8四飛
▲6八銀 ▽1二香 ▲6七銀 ▽1一玉 ▲5六歩 ▽2二銀
▲7九角 ▽6四歩 ▲7七桂 ▽6三銀 ▲5七角 ▽3一金
▲5八金左 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽8二飛 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4六歩 ▽5一金 ▲3六歩 ▽4一金右 ▲4七金 ▽5四歩
▲4八角 ▽4四角 ▲5八銀 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽同 角
▲3七角 ▽3二金右 ▲2六歩 ▽9二香 ▲9八香 ▽3三金
▲3六歩 ▽6二角 ▲4五歩 ▽8四飛 ▲8五桂 ▽3五歩
▲8六飛 ▽3六歩 ▲同 金 ▽3五歩 ▲4六金 ▽6五歩
▲4七金 ▽5一角 ▲6五歩 ▽5五歩 ▲9三桂不成▽8六飛
▲同 歩 ▽9三桂 ▲6一飛 ▽4二角 ▲6三飛成 ▽3六桂
▲2七玉 ▽7五角 ▲3四歩 ▽3二金引 ▲5五角 ▽5七歩
▲同 金 ▽8七飛 ▲4六銀 ▽5七角成 ▲同銀引 ▽4八金
▲7八角 ▽5八金 ▲同 金 ▽8六飛成 ▲1五歩 ▽7五龍
▲7九歩 ▽3九銀 ▲4七銀 ▽投了
99手で先手の勝ち


郷田VS羽生 3 ゴーダ病再発で投了する場合 歩のレミング No: 7004 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 16:36:47

▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽8四歩
▲7八金 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲7七銀 ▽3三銀
▲3八銀 ▽6二銀 ▲4六歩 ▽6四歩 ▲4七銀 ▽6三銀
▲6八玉 ▽5二金 ▲5八金 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽1四歩
▲1六歩 ▽7四歩 ▲6六歩 ▽4二玉 ▲3六歩 ▽5四銀
▲5六銀 ▽3一玉 ▲7九玉 ▽4四歩 ▲3七桂 ▽7三桂
▲4五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽4六歩 ▲8八玉 ▽4三金右
▲1五歩 ▽同 歩 ▲4五銀 ▽3五歩 ▲5一角 ▽8五桂
▲7三角成 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲5一馬 ▽2三角
▲4二馬 ▽同金引 ▲8一飛 ▽2二玉 ▲5四銀 ▽同 歩
▲9一飛成 ▽6九銀 ▲4五香 ▽7八銀成 ▲同 玉 ▽4七歩成
▲6七金 ▽5七と ▲投了
68手で後手の勝ち

解題
51馬などと言う手はない。手損と歩損の二重の自虐行為。
最後の歩のレミング24歩には同歩が空間開放の双頭手。
ハーメルン23角で決まり。


王将リーグ 郷田VS羽生 2 7-6-5-4の仕掛け No: 7003 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/12/10 Fri 16:14:15

38=45同歩。いつも通り駒アタリ奇数番1即時解消。
39=35歩。7-6の仕掛け。
40=46歩。コンニャク発表をした北浜もNHK杯で郷田相手にみせたばかり。以下の郷田の変化は端歩が突きあっていないだけが違う。
41=88玉。北浜に勝ったばかりなので上機嫌。
42=43金。北浜と同じ。
43=15歩。7-6-5の仕掛け。丸山がそば茶を噴き出した。
44=同歩。ノーテンキな羽生はラッキーと2歩得に喜ぶ。
45=45銀。何か違うと感じながらこれで勝ちのはずと行くゴーダ。
46=35歩。これで後手3歩得。羽生気分は今日は軽い。
47=51角。北浜を殺した手と喜ぶゴーダ。
48=85桂。北浜と同じように指す羽生。
49=73角成。北浜に勝った手。
50=42飛。マシュダ一家が北浜分析で指摘したばかりの手。ここで北浜婚約祝賀会は一旦終わる。
51=24歩。なにかおかしいと思ったら手許に歩がない。91馬と香車を取れるが歩のない将棋は負け将棋。そこで7-6-5-4の仕掛けを駒アタリ奇数番3で取る。


王将リーグ 谷川VS康光 2 矢倉2-4偶数番原理 No: 7002 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 15:33:44

昼食後から現在の局面まで

31=79玉。谷川得意の消去法。すぐに角を下がっては手損。
32=45歩。後手番森下システムの展開。右銀で盛り上げる。ところが康光はこれを経験値で指しただけであって歩間理論では悪手。
33=68角。谷川命拾い。康光の悪手に乗じて手損容認。
34=44銀。経験値の悪手連鎖。45歩とすれば仕方ない。
35=48飛。飛車先不突き矢倉の白眉。仮想歩間で光の柱へ。
36=34銀。仮想歩間を拒否。康光らしい迫真の綱渡り。
37=36歩。仮想ナンバーがついに表に。46歩の第二次2ndアタックを狙う。
38=31玉。ここで後手からの55歩2ndアタックは46歩からの光の柱が勝つ。康光歯を食いしばって耐える。
39=88玉。24角を警戒。やけに慎重。
40=94歩。後手盛り返す。この交換は後手有利な歩間4。
41=65歩。64角も阻止。後手番森下システムはそこまで強かったのであろうか?
42=95歩。3rdアタックを見送った。この端詰めもキツイ。
43=46歩。康光が来ないのでようやく谷川も4thアタックで腰をあげる。2-4の偶数番原理の展開。すでに知られた谷川将棋ではない。新境地とみることは可能。


王将リーグ 久保VS丸山忠久 2 三間VS穴熊  No: 7001 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 15:14:31

昼食後から現在の局面まで
32=94歩。緩手1。
33=96歩。悪手1。
34=82飛。爆笑。63銀で思考したマシュダ一家手順を今さら出す。この飛車の繰り換え手順は63銀からすでに見えていた為に久保が9筋を付き合ったのはやはり変調。
35=16歩。すでに緩手。
36=14歩。この交換は丸山有利。
67=46歩。緩手2。58金緩手のために5thアタックを諦めた久保はここで歩間2に戻して出直す。
38=51金。この交換は後手有利。平行歩間奪取。
39=36歩。悪手2。悪手連鎖はすべて午前中のツケ。これが6thでは後手優勢。
40=41金。勝ったと言う手。自陣駒アタリ原理+51地点空間開放手で51角の転回を可能にした双頭手。
41=47金。これだけ見れば緩手連鎖を逆行相転化したように見えるが後手に双頭手を与えたために相変らず劣勢。
42=54歩。厳しい7作成。後手優勢。
43=48角。26角を狙う見たマンマの手。どちらが先手か判らない。
44=44角。丸山得意の44角も形無し。26角阻止だけの見たマンマ。
45=58銀。振り飛車党の最終兵器。ご存じ菱型美濃進化形。
46=35歩。7thアタック。63銀からの菱型美濃攻略のMF構想と全く同じ。当家では飛車はすぐに下がって32飛から。桂を角と交換して84桂で飛車殺し。先手が角交換の勝負手を示唆したら32飛保留で86歩同歩に角交換後87角。従って86歩変化には同飛で勝負したいがそれでも桂を先に渡すと先手負け。
丸山はそば茶3本で早めに決着。後手はすでに急がば回れの展開。久保は85桂の勝負手を出して早々に飛車を交換して63銀を狙いたいがそれでも52銀の連動手で苦しい。丸山が84飛で受ければ32飛がないために35歩で逆転するが85桂自体が大悪手。劣勢の先手がどこで勝負手を出すかいずれ決断が必要。47手目は普通に同歩で駒アタリ奇数番1を解消すると同角から1歩持たれて24角と展開され44歩からの第二次7thアタックが厳しい。


王将リーグ 久保VS丸山忠久 1 三間VS穴熊 No: 7000 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 12:35:03

久保VS丸山忠久 三間VS穴熊
3=75歩。何度見ても凄い手。1stバッターイチローのノリ。
4=42玉。谷川も隣で苦笑。
5=66歩。先手の石田流確定かつ歩間2で先手優勢。
6=62銀。歩間3は負けなので。
7=78飛。歩間2で優勢維持。
8=32玉。歩間3は相変らず負け。
9=48玉。歩間2で優勢維持2。
10=84歩。ダメな手。
11=38玉。歩間理論では疑問。従ってこの手で領域が相転化したとみるべき。即ち石田流で歩間3-1を取る指し方。この地点は今後換る余地を残す。
12=85歩。ダメな手からの悪手連鎖。
13=76飛。歩間3-1による駒アタリ偶数番2解消。通称石田流。
14=33角。後手の最初の主張。逆行歩間2。
15=28玉。緩手に見えるが再び歩間理論に逆行相転移したために有効。
振り飛車の構造は牛の反芻。
16=22玉。ブランコ後進による歩間2の争奪戦。ここで自陣駒アタリ原理が互いに起動。
17=38銀。美濃完成。しかしここで手番を渡すために遺言書付。
18=84飛。対三間マシュダ一家手順。丸山もここで披露。
19=68銀。緩手。自陣駒アタリ原理優先のツケ。
20=12香。おい丸山。フザケンな。
21=67銀。久保の緩手が好手に逆行相転化。
22=11玉。今日はそば茶6本であろう。
23=56歩。疑問の歩間3。
24=22銀。この手自体緩手。久保の歩間3作成はこの手が見えるために有効。
25=79角。歩間3を空間開放手に逆行相転化。
26=64歩。歩間3-1から3rd作成。次に65歩の3rdアタックを誇示。
27=77桂。65歩3rdアタック阻止&先手からの3rdアタック示唆。
28=64銀。67銀が閉塞したために74地点を二重に阻止。結果飛車が動ける。
29=57角。65歩+75歩で飛車を狙う。
30=31金。今度は後手が自陣駒アタリ原理にすがる。これで先手の美濃囲いへのツケが戻る。
31=58金。緩手。先手がここで自陣駒アタリ原理発動では後手にチャンスが発生。
案の定ここで中継は停止。丸山が工作できる。


王将リーグ 谷川VS康光 1 矢倉2ndアタックの明暗 No: 6999 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 12:04:14

谷川VS康光 矢倉2ndアタックの明暗
序盤に様々な問題を残す矢倉。これも予定調和で25手目37銀まで指されている。ただし手損角換りより完成度が高い。その証拠は25手目の局面で先手が歩間4を維持していること。
26=42角。康光の挑発。興味深い。奇才を感じる。これは逆行歩間4の解釈可能。谷川に2ndアタックで来いと言う恫喝。
27=35歩。来いと言われて引く谷川ではない。2ndアタック。
30=53銀。歩交換を同等の権利として35角が引く1手を緩手にするための進軍。
31手目を谷川長考中だが先手暫定優勢の局面。羽生のように悪手一発で逆転する構図。要は歩間4。


王将リーグ 郷田VS羽生 1 手損角換り腰掛け銀
序盤再考 歩間理論
 
No: 6998 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  04/12/10 Fri 11:48:20

王将リーグ 郷田VS羽生 手損角換り腰掛け銀 序盤再考 歩間理論 

2=34歩。郷田の相掛りを受けない羽生。興味深い。ここで84歩は後手不利となるのが現在進行中の歩間理論の暫定結果のため。
3=76歩。ブランコ後進の歩間3。
4=32金。歩間3維持は疑問。
5=25歩。歩間3-1&1stで先手は優位性をアピール。
6=64歩。2回目の歩間3は後手が作成。
7=78金。歩間3維持は疑問。
8=88角成。手損角換りで一挙にカオスへ叩き込む。
11=77銀。郷田特有の妥協。
14=62銀。疑問。最善は72銀。6手目に後手が作成した歩間3がここまで維持。
15=46歩。郷田の腰掛け銀指向。最初の歩間4で優位奪還。
16=64歩。ブランコ後進で歩間5。
17=47銀。この歩間5維持は郷田の決め指しのためその限界も露呈。最善は端歩。
18=63銀。先手の緩手に対応。両者の序盤力の限界と妥協。
22=94歩。16手目から維持された歩間5を破壊。
23=96歩。ブランコ後進による歩間6-1で修復。
24=14歩。ブランコ前進による二回目の歩間6作成。
25=16歩。歩間理論はここで相転化。ここで先手が3rd作成したことが最重要課題。
26=74歩。疑問の4th作成。通常は3rdアタック封印の4thだが先手にその仕掛けは皆無。従って先手に5th作成権利を与えてしまう。
27=66歩。5th作成。36歩だと後手から65歩とされ再度の偶数番6thで仕掛けを牽制される。
28=42玉。66歩で飽和したので仕方なく玉移動したかに見えるが、先手に36歩で6thを作成させようと言うブランコ後進。
29=36歩。疑問。最善は79玉。次善は56銀。
30=54銀。おかげでブランコ前進で後手が腰掛け銀を先に奪い6thアタックの権利を誇示。
31=56銀。ブランコ後進で6thアタックを停滞させるしかない。
32=31玉。これもブランコ前進で獲得した後手。羽生の序盤成功。
33=79玉。ブランコ後進で不利な6th維持。
34=44歩。ついに後手が7th作成。ここで先手に仕掛けがないことが問題。
35=37桂。7thアタックを次に予告。
36=73桂。悪手。羽生の限界。これでは単なる過去の遺産を継承しただけの予定調和。今までの後手の苦労もすべてこの1手でご破算となる。
ここでの最善手は連盟棋士で判る人間はいないであろう。
37=45歩。先手優勢を導く7thアタック。当家ではこれで先手勝ち。郷田が勝ちきれるか別問題。序盤は羽生が優位を築きかけたが悪手一発で転んだため、郷田はむしろ助けて貰っただけ。35手目までの評価値は羽生が上。


2004.12.08A級順位戦 三浦VS大介 相穴熊 中空三角理論 No: 6997 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/12/09 Thu 02:07:23

日時:2004.12.08
棋戦:A級順位戦
戦形:相穴熊
先手:三浦弘行
後手:鈴木大介
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6八玉 ▽4四歩 ▲7八玉 ▽4二飛
▲4八銀 ▽6二玉 ▲5六歩 ▽9四歩 ▲5七銀 ▽3二銀
▲6六歩 ▽4五歩 ▲2六歩 ▽4三銀 ▲2五歩 ▽3三角
▲6五歩 ▽4四銀 ▲3六歩 ▽7二玉 ▲5八金右 ▽8二玉
▲9六歩 ▽9二香 ▲7七角 ▽9一玉 ▲8八玉 ▽8二銀
▲9八香 ▽5四歩 ▲9九玉 ▽7一金 ▲8八銀 ▽5二金
▲7九金 ▽6二金寄 ▲6八金寄 ▽7二金寄 ▲7八金寄 ▽4一飛
▲8六角 ▽5五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲5八飛 ▽5一飛
▲5九飛 ▽2五歩 ▲5五歩 ▽同 銀 ▲5三歩 ▽1五角
▲5八飛 ▽2四角 ▲4六銀 ▽5七歩 ▲同 銀 ▽6二金寄
▲3五歩 ▽同 角 ▲4六銀 ▽5七歩 ▲同 銀 ▽5三角
▲同角成 ▽同 飛 ▲3一角 ▽5二飛 ▲7五角成 ▽4九角
▲2八飛 ▽7四歩 ▲8六馬 ▽5六歩 ▲6八銀 ▽6六銀
▲5八歩 ▽3三桂 ▲2四歩 ▽4六歩 ▲同 歩 ▽5五飛
▲2三歩成 ▽3五飛 ▲3七歩 ▽4五桂 ▲同 歩 ▽同 飛
▲6四歩 ▽5五銀 ▲6三歩成 ▽同 金 ▲3三と ▽6六歩
▲4三と ▽6七歩成 ▲同 金 ▽6六歩 ▲7七金 ▽4三飛
▲2五飛 ▽4六銀 ▲4四歩 ▽同 飛 ▲6五飛 ▽6七歩成
▲6三飛成 ▽6八と ▲同 金 ▽2七角成 ▲3六桂 ▽3七銀不成
▲4四桂 ▽6三馬 ▲3七桂 ▽5七歩成 ▲同 歩 ▽4八飛
▲7九金 ▽5六歩 ▲同 歩 ▽5七歩 ▲同 金 ▽4四飛成
▲2一飛 ▽4九龍 ▲7八金引 ▽6五桂 ▲6七金寄 ▽5七歩
▲1一飛成 ▽5八歩成 ▲6六香 ▽6九と ▲6五香 ▽6四歩
▲同 香 ▽5三馬 ▲6一香成 ▽7九と ▲同 金 ▽4四馬
▲7一成香 ▽同 銀 ▲6四馬 ▽7三銀 ▲同 馬 ▽同 桂
▲7二銀 ▽8一金 ▲7一銀成 ▽同 金 ▲7二銀

3=68玉。次に84歩とされたら先手不利。
4=44歩。情けない。これで後手負けそうと判る。三浦がここまで誘っても即時断る大介。振り飛車しか指せないことは問題ではない。序盤感覚が壊れていることが問題。以下がその証し。
10=94歩。悪手。
13=66歩。おかげで先手に歩間2X6を取られる。
19=65歩。三浦の仮想3rdアタック。
20=44銀。悪手。逆行仮想3rdアタックを取るしかない局面。
21=36歩。やり放題の4th。
25=96歩。大介のひどい序盤に乗じて5thまで取っては先手勝勢。
26=92香。作戦負け自認の糞粘り。
32=54歩。悪手。
44=55歩。悪手が招いた自滅。
以下お決まりの中空三角理論のみで先手勝ち。寄せ方が汚いがすでに大差だったのでポカさえしなければナニしても構わない。