将棋世界2004年8月号 1 名人戦第6局森内自戦記No: 5773 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/07/06 Tue 14:52:18

将棋世界2004年8月号
■第62期名人戦七番勝負(羽生善治名人×森内俊之竜王)
〔名人戦第6局〕「これからも精進します」 解説 森内俊之
=森内が珍しく自戦記を書いた。無駄のない素直な内容。羽生の43歩はタコと言う森内も相当なモノ。以下当家の返事。
1/62手め=森内が示す39角変化は羽生は死んでもやらない。
2/63手め=加藤一二三推奨25歩は漬物石を相手にするのでハマリ。
3/84手め=森内推奨の加藤一二三75歩に別の意味で同意。
2と3は森内が無意識に書いたキヤスムスの構造。加藤一二三推奨の25歩と75歩の対比が自戦記中唯一面白い。いずれも将棋はこう指すものだという古豪の良き教訓。前者の教訓に森内は負けの可能性を、後者の教訓に逆転の可能性を指し手として見たはず。そこはさすがにハッキリ森内も書けない。実質57角のガチンコ一発で羽生は見せ場を失った。75歩は谷川得意の緩手のパッセージ。だから森内は88手め82飛に素直に驚嘆した。別に森内が書かなくとも考慮時間がそれを示している。ここは森内甘すぎ。75歩はハッキリ1手違いで負け。従って読むべき中味は加藤一二三へのオマージュ。一言で言えば「1手違いを見せて負けるか、羽生のようにポカを誘って逆転狙いか」ということを加藤一二三と羽生の思考法で対比させた。そして森内は方向としてはブーハよりヒフミンと言いたい。羽生が言いたいことはすべて棋譜が語る通り。
だから当家はこの自戦記は逆に森内の格を下げていると見る。
名人戦の写真はひどい。中野英伴と中野伴水は最低の写真屋さん。使い捨てカメラで撮ったレベル。それほどピンが甘く露出がいい加減。この写真屋さんはグリーンに対する感覚が根っからおかしいのでカメラを替えても無意味であろう。カメラマンを替えるしかない。どの写真もヒドイのでこれは印刷のせいかと思ったが、スーパードライ広告のトーチカ三浦の顔はクリアーなのでこれは間違いなく写真屋さんが悪すぎ。

〔名人戦第5局〕「角換わりの名局、羽生、執念の頑張り」
=編集部でまとめた感想戦。谷川解説と大差ない。67馬変化は森内が後日提出。いずれも吟味が不十分というより無意味。羽生は120手め森内の64銀打が先手負けの形とひとめ。すでに猿芝居の領域なのでもっと前を見ないとダメ。

盤上のトリビア『棋士はほとんど手を読まない』記・山岸浩史
=リポーターとしては将棋世界にもったいない。取材相手がバカばかりのため。勝又があげた2003.05.07-08名人戦第3局の46手めの局面は32歩がなければ21馬で森内必勝と述べ、羽生があたかも森内の驚異の新手32歩をみごとに咎めたかのように豪語している。
コンピューターはこの32歩を咎めることは難儀というのが勝又レベルの自己弁護。コイツはコンピュータ選手権でパソコンに負けて自慢している棋士。羽生がひねりだした57角など森内がポカで88玉としなければ発生しないタコ手。そんなことは当家が実況&分析でリアルタイムに証明している。森内42手め88玉敗着の代りとなる最善手68玉も森内が42手めを指す前に即時当家がレンタル掲示板で公開した。今でもオリジナルの記録がソノマンマ残って公開されている。コン助なんて関係ねーの。子供でも森内が指すべきだった最善手はひとめ。羽生は32歩を咎めたのではなく純然たるハメ手狙いで森内を誘っただけ。人間に逆らうロボットは手塚治虫さえ描けなかった。勝又は「ハブは青棋士型のハメ手野郎」と公言しているようなもん。恐らく勝又はワザとこの局面を持ち出して記者をからかっている。連盟棋士が全員マシュダ一家に惨敗した日だったのでね。
標題のネタとなった田村のバカ話について。
「中原米長は1手先も読まない」とコイツは公言している。だから田村はバカと言われる。少なくとも米長は2手ぐらいは読める。中原も1手ぐらいは読む。1手先も読まないのはマシュダ一家ぐらいであろう。当家は読まない。盤面を見ると答えが勝手にでてくる。


将棋世界2004年8月号 2 No: 5774 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/07/06 Tue 15:53:03

将棋世界2004年8月号 2
■第75期棋聖戦五番勝負(佐藤康光棋聖×森内俊之竜王・名人)
〔第1局〕「新境地示す佐藤将棋」 観戦記・福本和生
=ほとんど横で自己陶酔している島の受け売りなのでもっとヒドイ。読むモノはひとつもない。
島は「森内さんはこう指す。17年のつきあいなので間違いない」と言うのが殺し文句。女など17年も付き合ったらワケわかんない。棋士はつき合いが長いと犬猿の仲となる。
■第22回朝日オープン選手権決勝五番勝負(深浦康市朝日オープン選手権者×羽生善治名人)
〔第5局〕「鬼の栖に鬼が棲む」
=読むモノがひとつもないのは当然として写真までひどい。
■特別エッセイ気になっていたこと「神様の詰将棋」 九段 内藤國雄
=将棋大観の詰め将棋内藤篇。老婆心と名付けていただきたい。
■スペシャル企画駒落ちのはなし・番外編・角落ちプロ×プロ対決(後編)自戦記・八段 先崎 学
=題名だけで引く。
■好評連載−現代に生きる大山振飛車〔四間飛車急戦編 その1〕
技術解説・藤井猛九段 記・鈴木宏彦
=完全にネタ切れ。〔その1〕以前に終わっている。段々低俗な内容になるだけ。まだ中原インタビューの方がマシだった。中原がいかにスットボケルか読めた。
■清水市代のフリーエッセイ 「マ見夢メモランダム」
=マの文字は「逆さ馬」だがこの掲示板では表示されない。画像で扱う文字のため。「逆さの馬=マ」とは清水は正常位でしかイカナイと言う意味。
■『将棋論考』真部一男
=以下の棋譜がなぜか前後逆さの局面図で紹介されている。
日時:04/05/23 21:56:23
棋戦:レーティング対局室(早指し)   
先手:midnight-pumpkin
後手:dcsyhi
▲7六歩 ▽3四歩 ▲1六歩 ▽8四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲6八飛 ▽4二玉 ▲3八銀 ▽3二玉 ▲7八銀 ▽5四歩
▲6七銀 ▽5二金右 ▲1五歩 ▽5三銀 ▲5八金左 ▽8五歩
▲7七角 ▽3三角 ▲4六歩 ▽2二玉 ▲3六歩 ▽4四歩
▲3七桂 ▽4三金 ▲6五歩 ▽3二金 ▲6六銀 ▽7四歩
▲4八玉 ▽1二香 ▲3九玉 ▽1一玉 ▲5六歩 ▽2二銀
▲4七金 ▽4二銀 ▲5五歩 ▽同 歩 ▲6四歩 ▽同 歩
▲2五桂 ▽2四角 ▲5五銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽7五歩
▲6四飛 ▽7六歩 ▲6六角 ▽8六飛 ▲1四歩 ▽同 歩
▲8八歩 ▽5四歩 ▲1三歩 ▽同 香 ▲5四銀 ▽同 金
▲同 飛 ▽6五歩 ▲1三桂成 ▽同 銀 ▲4四角 ▽3三銀打
▲5五角 ▽4三桂 ▲9一角成 ▽8八飛成 ▲2六香 ▽8九龍
▲2四香 ▽同銀左 ▲4一角 ▽2二金 ▲2六香 ▽5五桂打
▲同 飛 ▽同 桂 ▲同 馬 ▽3七香 ▲同 金 ▽5八飛
▲4八桂 ▽5五飛成 ▲1三歩 ▽同 桂 ▲2四香 ▽同 銀
▲3二金 ▽3一香 ▲4二金 ▽2五桂 ▲1八香打 ▽3七桂成
▲1四香 ▽1三歩 ▲同香不成 ▽同 銀 ▲同香不成 ▽1二歩
▲3七銀 ▽2九金
まで104手で後手の勝ち

82手めの局面で後手が37香としたことに驚くマナベ原人。ここはスリーナンバーを連動手で取り続けるしかない局面なので37香しかない。
それよりもこの棋譜の印刷は本人たちが許可していないはず。
即ち将棋連盟は棋譜に著作権がないことを公に認めたことになる。仮に将棋連盟が棋譜の無断使用を理由に第三者を訴訟しても裁判官はコレを証拠資料として見る。こう言うであろう。
「前後逆でも棋譜は同じ。正常位でも馬乗りでも強姦は強姦」
dcsyhi =実名のアナグラム。

■渡辺明の「終盤のセオリー」渡辺 明
=今度から写真付の育児日記にしていただきたい。

総評=唯一楽しみにしていた名人戦の写真がひどくてがっかり。
佐藤錦が小粒に見える。