その後中井は時間をたっぷり残して余裕の負けっぷり。
本譜変化では44桂に43玉と逃げても入玉できない。非常にわかりやすい。

日時：2004.05.24
棋戦：第26期女流王将戦5番勝負第3局
戦型：中座飛車77桂型
先手：石橋幸緒女流三段
後手：中井広恵女流王将・倉敷藤花
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲５八玉 ▽８五飛
▲７七桂 ▽２五飛 ▲２八歩 ▽７二金 ▲３六歩 ▽５二玉
▲３七桂 ▽５五飛 ▲３八銀 ▽４四歩 ▲１六歩 ▽４三金
▲３五飛 ▽同　飛 ▲同　歩 ▽２二飛 ▲６五桂 ▽４二角
▲８四飛 ▽８三歩 ▲４四飛 ▽同　金 ▲同　角 ▽２八飛成
▲１一角成 ▽６二金 ▲８二歩 ▽３六歩 ▲２九歩 ▽４八歩
▲２八歩 ▽４九歩成 ▲同　銀 ▽３七歩成 ▲８一歩成 ▽２九飛
▲４四桂 ▽４一玉 ▲４三香 ▽２八飛成 ▲６九玉 ▽８六桂
▲７七金 ▽１九龍 ▲３二金 ▽同　銀 ▲４二香成 ▽同　玉
▲３二桂成 ▽同　玉 ▲２二飛 ▽４三玉 ▲２一馬 ▽４四玉
▲２四飛成 ▽４五玉 ▲５四角 ▽投了

75手で先手の勝ち

これを実況した女流棋士会サイトには「記事、画像の転載を禁じる」とのみあり無断転載禁止事項から「棋譜」を故意に外した所が憎い。今年から竜王戦サイトもそのような脅し文句は廃止して「棋譜はパブリックドメイン」であることにようやく理解を示した。それらは賢明な処置。仮に「棋譜」の転載を禁じればもっと優れた変化図が公開されてしまい棋戦そのものが成立しなくなる。
中井は優しいママ。緩手をみっつも故意に出したツケとして当家では第5局で石橋を王将にする完全実況分析を行なう予定。それで三強時代となる。姉御。ケツ洗って待っていろ。

30手め43金に中井は昼食休憩をはさんで33分思考したと言うが、関係者と雑談でもしていたのであろう。
石橋は最高の解説者。こうなったら中井を五番勝負の最後で喰い殺して囲碁将棋ジャーナルで自戦解説を行っていただきたい。そうでなければ女流王将戦第3局は八百長試合の汚名を拭えないであろう。

1=パンティー系=中原、康光。
2=ブルマー系=羽生、森内。
3=腰巻き系=中井。
4=フンドシ系=丸山
5=貞操帯系=石橋。貞操帯を外すと突然暴れる。

女の怨念は怖いと思ってはいけない。11馬は羽生でもやったばかり。わざとこのようなイビリ殺し手順で少しでも盛り上げようとしている。元は中井の腰巻き温泉から始まったのであとは宴会芸。

石橋は厳しい。これは復讐系なので貞操帯変化となる。

先手：石橋+三っくんＡ
後手：中井+三っくんＢ

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲５八玉 ▽８五飛
▲７七桂 ▽２五飛 ▲２八歩 ▽７二金 ▲３六歩 ▽５二玉
▲３七桂 ▽５五飛 ▲３八銀 ▽４四歩 ▲１六歩 ▽４三金
▲３五飛 ▽同　飛 ▲同　歩 ▽２二飛 ▲６五桂 ▽４二角
▲８四飛 ▽５四歩 ▲８一飛成 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽２八飛成
▲２九歩 ▽１九龍 ▲８四桂 ▽投了

45手で先手の勝ち

先手：石橋+三っくんＡ
後手：中井+三っくんＢ

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲５八玉 ▽８五飛
▲７七桂 ▽２五飛 ▲２八歩 ▽７二金 ▲３六歩 ▽５二玉
▲３七桂 ▽５五飛 ▲３八銀 ▽４四歩 ▲１六歩 ▽４三金
▲３五飛 ▽同　飛 ▲同　歩 ▽２二飛 ▲６五桂 ▽４二角
▲８四飛 ▽８二銀 ▲４四飛 ▽２八飛成 ▲４五桂 ▽３七歩
▲４三飛成 ▽投了

43手で先手の勝ち

前回はパンティー系とブルマー系を棋士に当てはめてみた。
1=パンティー系は食い込むのが好き。食い込む棋士=中原、康光。
2=ブルマー系は食い込まないのが好き。食い込まない棋士=羽生、森内。

今回は腰巻き系とフンドシ系を網羅してみよう。
3=腰巻き系はタンカを切ってから恥じらう。腰巻きの棋士=中井。
4=フンドシ系は玉がはみ出る。入玉が好きな棋士=丸山。

中井の盛り上げ方も素晴らしい。コレで石橋に勝ってもらえるかもしれない。

先手：石橋+三っくんＡ
後手：中井+三っくんＢ
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲５八玉 ▽８五飛
▲７七桂 ▽２五飛 ▲２八歩 ▽７二金 ▲３六歩 ▽５二玉
▲３七桂 ▽５五飛 ▲３八銀 ▽４四歩 ▲１六歩 ▽４三金
▲３五飛 ▽同　飛 ▲同　歩 ▽２二飛 ▲６五桂 ▽４二角
▲４五桂 ▽２八飛成 ▲２七飛 ▽同　龍 ▲同　銀 ▽２八飛
▲３八銀 ▽３七歩 ▲２九歩 ▽２六飛成 ▲２七飛 ▽同　龍
▲同　銀 ▽２六歩 ▲２三飛 ▽２七歩成 ▲４四角 ▽投了

53手で先手の勝ち

見たマンマである。
桂馬一枚損しても角交換し34歩を突き最後は53桂成で51飛。
そこで42玉だと53角で飛車を捨て31の銀を取って馬が飛車アタリ。あとはシッチャカメッチャカとなる。狙いというより狂乱の乙女の祈り。

どうやら八百長告発が怖くて中井は本腰を入れてしまった。
これは次に36歩で桂馬をロハで殺してオシマイという腰巻き手順。
次に36歩を打たれては石橋は木村のように泣けないので次は65桂と決まっている。64歩の催促なら45桂で角交換を迫る玉砕コース。女でも玉砕というのか定かではない。

36歩-25桂に22角と引いても中井苦しい。42角だと即負け。
後手に1歩なければ石橋が37歩成に備えて一度39金と自陣に手を戻す必要はない。29飛には39飛と合わせて1手得となるため。角が22に逃げると1歩あるので37歩成-同銀-36歩を受けるために39金。
そこで24歩-23飛打で石橋は勝負できる。
桂馬はサクリファイス。石橋は龍と歩3枚で抑え込み優勢。
従って中井は36歩とは勝負しないはず。

メシ喰ってこの第3局は石橋に勝たせようということであろう。
43金はハッキリ八百長の手。36歩から桂馬を取りに行くと15歩から逆に1筋を破られ歩切れで中井劣勢。

タコ歩取りワケワカメ戦法ですでに石橋の負け。
中井。この腐ったワカメは御味噌汁に入れても喰えない。中井は端攻めだけで楽勝。石橋は手も足もでない。

先手：石橋幸緒女流三段
後手：中井広恵女流王将
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲５八玉 ▽８五飛
▲７七桂 ▽２五飛 ▲２八歩 ▽７二金 ▲３六歩 ▽５二玉
▲３七桂 ▽５五飛 ▲３八銀 ▽４四歩 ▲１六歩 ▽昼休み
29手で後手の勝ち