康光。気にするな。なにせ待ちかまえているのが丸山である。
これで浦野には悪いが谷川深浦の勝者が丸山に来年挑戦する。
で我々はどちらを見たいかと言うと丸谷。
中野サンプラザコンビでは指し手が最初からわかってしまう。

明日はついに迎える竜王戦最終局。
マシュダ一家4タコ軍団は第3局で燃え尽きるかと思った。
新たな問題が解決していない。
羽生。複数から単数への道とはなんだと思う？

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/031119ryu1-3.html

将棋では読みを省くのが最善の思考法である。
産業界ではエネルギー消費量を省くのが最善。
戦争危機とはエネルギー資源確保から始まる。
人が資源を大切にすれば戦争の必然性もない。

その一方でムダが大好きな消費魔根性がある。
ムダなことをしたいという本能が人間の証し。
ムダの象徴は古今東西ゲームと呼ばれてきた。
あらゆるゲームの中で最も壮大なムダは将棋。
ムダという程度ではまだ将棋には不足である。
ソレは脳を麻痺させ高揚させる合法的な麻薬。
将棋を知らない者達は物自体にムダを求める。
一番やっかいな最終盤は地球資源のムダ使い。
これは環境を犯し未来の子供が死に至る道筋。
人類は資源確保の為に戦争をしてきたのでね。

最近のオモチャは格段の進歩を遂げた。精緻で値段が安い。日本の技術力と中国の労働力が融和した為である。
特に驚異的な分野はフィギュアとラジコン。
かつてはマニアの世界でしかなかったものが子供の世界へ進入した。
小学校低学年生でもラジコンのゼロ戦を飛ばせる時代になった。値段もＣＤ二枚分ほどである。
将棋もマニア向けなどとしたり顔しているとすぐに子供に征服されてしまうであろう。将棋解説で「専門的ですが」などと言う棋士はやがて子供にバカにされてしまうに決まっている。
育児の世界では今でも古典的。オッパイやオムツは子供がバカにしようがないのでね。乳母車も基本は同じ。
お母さんの世界での進歩は家電。先月高橋和が新しい冷蔵庫を買ったと吹聴した。かなり貧乏臭い喜び方である。電気喰いの箱をデザインだけで買ったので嫌われて当然であろう。今の流行りは乾燥機付全自動洗濯機と全自動食器洗い機。冷蔵庫同様省エネが主目的。これらの商品はグータラ妻のステータスなどではなくエネルギーを節約する為のモノとなった。
「食器は手で洗うべき」と主張する者に限ってお湯をジャンジャン使ってコップ一個を洗ったりする。全自動食器洗い機の方が水も洗剤もガスも節約できる。
将棋は1手ずつ手で指して行く。これもそのうち機械が詰みを発見するまでが人間の領域となってしまうであろうか？
このようなことは子供が決める。だから大人が気苦労する必要はない。大人は子供が喜ぶモノをジャンジャンつくるだけである。

クリスマスには子供へのプレゼント。
子供が生まれる時には育児グッズ。
そこで谷川もおもちゃ屋さんと育児ショップに行くはずである。
何を買うべきか迷う。
子供が欲しいと言ったモノをナンデモ買い与えてはいけない。
それでは家がおもちゃ屋になってしまう。
だからお金を握っている親が迷うのである。

森内が最強の力を得ているのは胎蔵界からパワーを得ているから。
子供たちが一斉に「未来のとーちゃんガンバレ」と声援を送っている。
だから人間が敵うはずがない。

マシュダ一家「谷川炎の応援団」はしばらく機能しない。
竜王戦4タコ軍団に全精力を注入した為である。
光速ノート39は谷川が柄にもなく「幸運と不運」について書いた。よほど森内ショックが大きかったのであろう。不運の例として絶好調の相手とぶつかることを傷心の谷川は挙げている。
谷川はハッキリおかしい。
以前ならば最強の相手と戦うことが棋士の至上の喜びと公言していた。
ここまで落ち込んでいる。
そこで谷川を応援する方法を伝授しなければならない。
人生における運とは妻子に巡り合うということしかない。これは本人の努力や意志などお構いなしにやってくる。
谷川に将棋と家庭のどっちが好きかと聞けば妻子と答えるであろう。
谷川が運と言う時にはコレである。
谷川を勝たせる為には谷川ファミリーが心底喜ぶことを書けばよい。家庭が喜べば谷川の孤独は運気に満たされる。
谷川にはムチを、ファミリーには愛を。
このように応援するのが最も勝ちに近い。