2003.02.21棋王戦第3局 羽生善治棋王VS丸山忠久 横歩取り85飛

邪宗門56飛 求道者の端歩

MashudaBBS2003.02.21-22 実況&分析マシュダ一家


米長邦雄永世棋聖の誤判断 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月23日(日)00時16分18秒

米長は羽生と朝日オープンでも見事な横歩取りを最近指している。その横歩取り大家自ら棋王戦の実況を三度行なっているということはそれだけでも大変なファンサービスである。福崎など仕事でさえ何もネットに載せたがらない弱虫である。さて永世棋聖はなぜ三度だけ実況したかというと、前日行方に負けてサンドイッチであった為である。前日に行方、当日にマシュダ一家ではシラフでやってられないであろう。サンドイッチの中身は二日酔いの頭である。だから棋王戦では先手番不敗の羽生が負けるはずがないと確信していた。あの56飛が勝因となるであろうなどと断言までしてしまったのである。羽生が勝てば56飛が勝因だというのはこれが作戦の岐路だから当たり前のことである。実際は下記に詳細に述べたごとくこの56飛が逆に敗因となってしまったのである。これは95歩が敗着などというどころの問題ではない。棋王戦の終盤で13年間誰も勝てなかった羽生が初めて負けたのである。その羽生でさえ逆転できなかったのは56飛が原因である。あの横歩取り大家でさえ、まさかこれが敗因になるような終盤になるはずがないと判断したほど未開拓の手だったのである。羽生が負ける時というのは必ず終盤に尾を引くマイナスの双頭手がどこかで指されているはずである。そこまで遡って序盤を構築する日がくるであろう。


二重のマイナス35歩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)23時49分44秒

行方が10月18日の朝日オープンで角を歩の頭に捨ててわざと捨て桂打の空間を作る手法を羽生も昨日披露した。勝負手の66角打から57手めに44角と銀を取る手である。これは一見二枚換えであるようだが、実は空間作成の双頭手なのである。中原囲いの最大の弱点である43地点をこじ開けて逆転筋を開通させたのである。丸山はいずれ角を捨てるので、その角打で攻防手が発生する筋を同時に確保している。羽生はそれでなんとかなるはずと思い95歩を決行したのである。ところが例の35歩がもともと想定外の手であったために落とし穴がぽっかり開いていた。桂馬を渡すと36桂打がある。そこで79手めは銀取りに構わず23歩と「と金」作りを目指した。痛い手抜きである。ボロっと銀を馬で取られてでも43地点の傷が大きいのでなんとかなるであろうと楽観してしまった。ところが83手めの25角打は双頭手でなければ勝てない。羽生はそれだけは最初から知っている。あの35歩さえ突いていなければ間違いなく34地点に打っていた角であった。91手めの59桂打も精彩を欠く。これは二重にマイナスである。手番を渡し受けるだけの手である。普通なら79桂馬と打ち87の龍にあてて同時に67馬からの即詰みを防ぐ双頭手に打ちたい桂馬である。それが29飛の効果でもあった。この桂馬には飛車のヒモがついている。それが後手が26歩と押さえた欠陥でもあった。この79桂馬を89手めではなく飛車が成る前の87手めに打てれば普通は羽生の大逆転パターンである。それで丸山の飛車は成れないどころか馬でこの桂馬を取ることさえもできなかった。このような強靭な双頭の受けと逆転の攻防手がすでに図面にあるから先手番で25連勝もできるのである。ところが36地点に空間があるということが致命的なのである。それを知り抜いている羽生はこの地点を守るために25角と打ってしまったのである。あの35歩はもともとは56飛から派生した手であったことに羽生の落とし穴があったということになる。


棋王戦第4局は角換り腰掛け銀先後同型 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)20時20分44秒

丸山は昨年10月18日の朝日オープンで行方相手に角換り腰掛け銀-先後同型を戦った。
http://www.asahi.com/shougi/open21/k-honsen7-1.html
これは稀にみる名勝負であった。特に行方が歩の頭に角を捨て後の桂打の空間を作るという最終盤の迫力は凄まじいものがあった。昨日の丸山の桂捨てなど比較にならない65角捨てである。
丸山が今度も11角を選択するかはわからない。康光が王将戦第3局で提示した手順だとしても羽生がどのように受けるかはわからない。我々が望んでいることはひとつしかない。棋王戦のように4時間しか持ち時間がないとこれは研究勝負である。羽生は棋王戦第2局はファンサービスで四間飛車を選択したが、今度はそのような裏芸は通用しない。角換り腰掛け銀先後同型の旧型か新型のどちらを選択するか、流れだけは決まっている。


コロンブスの卵46手め98角 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)20時01分03秒

丸山の33銀は後手に従い読んで行くと行き着く手だが、46手め98角はコロンブスの卵であった。
98角というと郷田が康光に指した手を思い出す。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/020718kisei4.html
42手めに指された時これは敗因となった。このような単純な攻めで大駒を使っては紛れようがない。ところが昨日の棋王戦第3局ではそれが最も効果的であった。なんでこのような手を羽生も軽視したかというと、やはり56飛の弊害なのである。主導権を握り先攻できるはずだったのに、角打の狙撃から飛車を助ける45手め35歩で手番を渡してしまったのである。この緩手によって飛車狙撃犯の予定であるはずの角が絶好の98地点に打たれてしまったことになる。


羽生が95歩の打開手を選択した理由 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)19時36分31秒

棋王戦第1局に関する下記の投稿を確認されたい。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030208bbs.html
第二相停滞手の双方向性 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)17時42分23秒
丸山の42角引きは第二相停滞手だが、それはプラスの方向性を持つ。羽生が次に打開しなくてはすぐに負けるからでる。逆にここで羽生が打開できれば羽生は勝つ。これだけのことなのになぜ難しく考えるのであろう。結局羽生を始め「手待ち」などという用語を使用していた弊害なのである。だから森下まで驚嘆してしまう。「ここで有効な手待ちがあるはずない」と考えれば驚嘆する意外ない。
一方でマイナスの第二相停滞手がある。先に紹介した有名な藤井の13香が該当する。これが逆行相転化手を導き出すのである。

羽生は丸山の44角第二相停滞手をプラスと判定したということである。


羽生の棋王戦先手番25連勝を阻止した丸山 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)18時06分05秒

まあいろいろ述べたきたが、あまりむずかしく考えたくないという者は、昨年2002.2.20&21の王将戦第四局の横歩取りをもう一度ごらんいただきたい。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/020221ohsho04.html
昨年度横歩取り決戦における「熱い将棋」の先手側決定版であった。
この「熱い将棋」の系譜は、名人戦の丸山森内戦で一旦終止符が打たれたのである。先手は森内のように指せば丸山に勝てるのであった。それでも丸山は名人戦第3局で必死に食い下がり雲仙の悲劇で終焉したことは諸君等も見てきた通りである。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/020510meijin3.html
それを再び後手番から地獄門定跡の火炎のるつぼにたたき込んだのが竜王戦における阿部であった。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/021023Ryuo1-3.html
あの時の玉砕手順で横歩取り後手番の熱い系譜は羽生に封印されたのである。
今年は棋王戦で横歩取り総本山の丸山が登場したおかげで、我々は相当期待していた。地獄門定跡の火炎を冷たい将棋に反転させた第1局の展開は見事であった。
羽生も康光も昨日56飛邪宗門を選択した意気込みは無論素晴らしい。意気込みだけでは良質な棋譜は生成しにくいということである。その根本的な要因を再度検討していただきたかった。羽生だからこそあそこまで接戦に持ち込めたのである。羽生は棋王戦で先手番では実に25連勝であった。丸山がそれを昨日打破したということは棋力を越えた想像を絶する戦いであったということである。それほど56飛邪宗門は総本山には全く通用しないということなのである。これ以上無駄な努力を棋士諸君がしないことを祈る。


康光の場合 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)06時35分54秒

相手を選んで指すようになったということであろう。あのようなタコ相手に真面目に考える方がおかしい。だから今回は諸手で万歳なのである。イレギュラーではあるが叱りとばしたということである。それにしてもヘンテコリンな将棋であることには変わりない。


横歩取り56飛はなぜ邪宗門か 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)06時30分19秒

そう。我々はこの56飛を邪宗門と呼ぶ。これを棋王戦のテーマにした羽生が横歩取り最高峰の丸山に往復ビンタを喰らったのは当然であろう。第1局の丸山の反地獄門定跡への44歩の挑戦に比べて余りに志が低い。飛車が歩越しでは、5筋狙いの先手番地獄門定跡などとはとても呼べない。反地獄門定跡に比べて変化があまりに乏しいのである。研究などしていなくともその場ですぐに読める変化ばかりである。
なぜそうなのか?それは後手が最善手を指せば、先手は当初の横歩取りセオリーに従い長期戦にしなければならないからである。羽生の狙いをすべて封じ込めた丸山の33銀は見事であった。このように後手が先手の流れに追従すれば、最後に先手はまた2筋に飛車を展開するという本局でも羽生が示した流れとなってしまうのである。康光の場合はそれが2筋に戻っての飛車交換であった。羽生の場合は端歩に手間暇かけたために、飛車の横利きを通す45手めの35歩などの緩手がどうしても必要になってしまう。この一手が余りに大きい。丸山33銀が見事な由縁である。すると5筋攻めは単にダミーの修羅場だったとなるだけである。それをヘタに受けるとタカミチのように不細工な工作となる。トップ棋士だろうが下位棋士だろうが、まとまな将棋など最初から期待できないのである。そのようなイミテーションを阿部が見せた壮大な地獄門定跡や丸山渾身の反地獄門定跡の複雑怪奇な変化とはとてもまともに比較はできないのである。棋王戦第1局には改良の余地が満載であった。


棋王戦第3局と同日対局の康光の場合 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)05時56分07秒

棋王戦第3局は素晴らしい中継であった。それに対して裏番組の竜王戦1組の中継はひどすぎた。更新がない。終わってみれば佐藤康光VS高橋道雄の終局図は桂馬のフンドシであった。タカミチの面汚しである。羽生などまだよい方である。しかもこんな情けない中継では康光の才能がもったいない。康光の横歩取りは羽生が見せた三浦直伝の禁断の56飛どころか暴走族であった。信じられないような展開である。角交換後桂馬を跳ねて後手に84飛車と強要してから23歩の叩きで金を上がらせ29手めで禁断の56飛であった。そして75角打の双頭手で53地点一点狙いという子供の発想丸だしである。それだけのことでタカミチは為すすべなく完敗であった。諸手で万歳と言いたい。しかし我々はこの56飛には否定的である。タカミチは余りにタコであった。


A級三浦羽生戦との端歩の比較 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月22日(土)05時37分48秒

棋王戦第3局は、その二週間前の5日に行なわれたA級順位戦の三浦羽生戦と31手めまで同じである。この対局は千日手指し直し局であった。そこで三浦は本局で羽生が見せた禁断の56飛をすでに羽生に見せていたわけである。羽生は後手で32手めに14歩としそれに三浦が16歩と付き合ったために1筋に火がつき短手数で三浦は負けにした。この14歩は丸山の94歩と似て異なものである。羽生の場合はすでに33角が15地点に利いている。丸山の94歩相停滞手とは違って一手速いのである。丸山がなぜ羽生と同じように14歩から打診しなかったかおわかりであろうか?14歩から行くと羽生は16歩とは付き合わないからである。同じ端歩でも意味が全く違う。羽生がその端の恐ろしさを知りながら、丸山の94歩に96歩と挨拶したのは、94歩が相停滞手であったという証しなのである。それが羽生には不満であったということである。今日の棋王戦の羽生の異常な95歩は後手で14歩とした端攻めを全く逆に考えたものである。丸山の第二相停滞手の44角で三浦戦と同じように先攻できると誤算してしまったのである。何が違うかと言うと飛車の位置と33地点のG効果である。


96手にて羽生棋王投了 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)19時19分37秒

今速報が出された。34角打ちは43銀打が嫌だったのであろうか?いずれにしても後手はポカをしない限り受けきれる。最終盤で緩手3連発でも追いつかないほどあの95歩がどうしようもない大悪手であったということである。
丸山が第二相停滞手を放ったところで無理筋の打開手は不可能である。羽生には十分に猛反省を促したい。


96手め26銀打 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)19時13分19秒

羽生棋王は19時4分からすでに1分将棋らしいがこれで投了であろう。


91手め59桂馬 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)19時05分53秒

ここでこれしか受けがない。34角打なら67地点を同時に守り手番を握れた。


83手め25角 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)19時00分57秒

我々は34地点を想定していた。後手は受けきれる展開となっている。


77手め同銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時49分14秒

逆転一発の筋を悟られないように羽生はこのような所はいやいやながら指しているであろう。


76手め78角成 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時47分39秒

丸山はあとは行くだけである。羽生に大逆転筋が生じてしまったので最後の大ポカ一発で負けとなる。


75手め21香成 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時43分35秒

こんな当たり前の手をまだ考える時間があったということは、丸山の緩手-ポカ三連チャンへのいやがらせであろう。ここで78角成といけないのではヘンタイである。


既に1分将棋のはずだが? 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時39分05秒

更新がないということはメチャクチャなのであろう。遡ると66手め97角打が緩手である。また68手めの23歩が疑問手である。そして26歩はポカである。


74手め26歩? 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時35分29秒

これは丸山のポカである。素直に24銀と香車を取るべきであった。飛車が29にいたのでは、78角成とはすぐにいけない。羽生はヨダレを垂らして指をナメているであろう。


うーーーん・・終わりなのですか? 投稿者:美濃吉  投稿日: 2月21日(金)18時31分06秒

第42期の王位戦、屋敷八段との終盤戦も尽くうっちゃっりを食らわせていた
羽生竜王ですからねぇ〜。竜王戦の最終局も・・終わってみたら、勝ってた。
どうなんでしょうか?さすがに無理かな?・・


検討の輪姦 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時14分59秒

羽生なら何かがあると誰もがフォローしてくれるところが人気である。タカミチならコイツにはナニもないと言われる局面である。


61手め78銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時11分36秒

羽生は泣く泣く廃物利用である。次に67成桂-同玉-49角となっては王手金取りで形作りにもならない。
福ちゃん研究会なら、どんなダジャレであろう?


60手め77桂成 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時08分39秒

丸山はこの当たり前とも言える手になぜか長考していたようである。それとも更新遅延だったのであろうか?


さて竜王戦は 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)18時06分13秒

37手め46飛まで康光必勝体勢である。どうしてこうなってしまうのか。タカミチはもうだめであろう。ヒドイ将棋である。


二枚替えなんです 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時59分39秒

福ちゃん研究会では恐らく二枚替えなら太股が好きなどと言っているであろう。
尚、マシュダ一家が好きなのは本田小百合女流初段である。


臨時福ちゃん研究会とは 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時56分30秒

紹介が遅れてしまったが、臨時福ちゃん研究会とは福崎文吾八段-高橋和女流二段-本田女流初段である。明日は女流がいなくなる。
今日はマシュダ一家にビビったかもしれない。しかし福ちゃん研究会はこれからが見せ場である。思い切りやっていただきたい。


59手め96香 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時53分11秒

さてあとは福ちゃん解説でメチャクチャにしてもらいたいというのは、珍しくお隣さんに同感である。この局面からいかに羽生が大逆転するのか、これは一世一代のショーであろう。すべては福ちゃん研究会と女流応援団の羽生エールにかかっている。


57手め44角! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時49分11秒

どうやらお隣さんも起きてくれたようだ。我々が余りに羽生の序盤をコキおろすので臨時羽生応援団らしい。しかも75桂打に驚嘆している。しかし75桂打はこれしかない手である。他に手があったら教えて頂きたい。むしろ凄い手とは57手めの角切りである。この局面から大逆転しようという凄まじい根性である。


54手め75桂 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時21分14秒

いやはやこれほどひどい投了図も久しく見たことない。羽生の最悪の棋譜であろう。


53手め66角? 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時19分44秒

悪あがきもいい加減にしないとビンタではすまないかもしれない。このような見え透いた手は初心者でもわかるであろう。あとは級位者コースとなる。これは無論、飛車を逃げては74角で大逆転である。そこで丸山は喜んで75桂馬と合駒を打つのである。


52手め94香 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時15分39秒

ひどい形となってしまった。こんな単純な変化で95歩をとがめられたのでは、もう逃げ出したい気分であろう。羽生は頑固である。なぜ95歩など指す気になったのかおよそ見当はついている。マシュダ一家が端は後手の権利と断言したので反発したのである。我々が予想もしなかったような手は無理である。この頑固者!


51手め同金 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時09分44秒

すでに投了してもよいような最悪の屈辱である。このような醜い形となっては涙もでない。


50手め89角成 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時07分44秒

これほど気持ち良い手もないであろう。丸山が羽生に思い切りビンタを喰らわせた図である。


49手め88金 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時06分17秒

これほどみじめな金もあまり見かけない。


48手め84飛 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)17時04分50秒

これは丸山楽勝コースである。あとはいかに羽生が粘るかという勝負であるが見どころはすでにないかもしれない。派手に勝ちに行くより羽生に屈辱を味わってもらい、徹底的にあのようなふざけた端の逆襲など通用しないのだと丸山は猛反省を促しているわけである。丸山はプロ棋士というより求道者である。


47手め96角打 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)16時58分26秒

以下の変化では困るので羽生も呆れて96角打で必死の抵抗である。羽生の用語法ではこれが泥試合というらしい。それでは98角以外になにが46手めにあったかと言うと以下のような変化である。
46手めから=33桂-34歩-45銀-26飛-25歩-同桂-同桂-46桂-68玉-38桂成-21飛成-31金打-11竜-48成桂で後手勝ちとなる。そこで別の変化
46手めから=33桂-66歩-12角打-26飛-35銀-29飛-36歩-34歩
これは殴りあいであるがぎりぎり後手が勝てる。



46手め98角打! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)16時47分19秒

なんという単純な手であろう。これは大山升田戦のようになってきた。無論これは次に88金では先手は負ける。88金-87角成-同金-同飛成となり先手陣は敵に2歩もたせてはもたない。


丸山考慮中2 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)16時25分54秒

この35歩は取れない。しかし一歩では96歩とも叩けない。次に65歩と突いた瞬間に12or22角打で飛車が狙えるが、その前に33桂馬があるかという長考になる。角打には26飛-35銀-29飛で1歩補充できるが、65桂を無条件で取られては負けである。また飛車を66地点に追いやり64歩と桂馬を守っていては93歩成でジリ貧となる。最後の長考となる。


丸山考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)16時08分39秒

無論この歩を35同銀と取ると55角打ちで両香取りとなる。それにかまわず加速定跡で付き合うか考慮中である。


45手め35歩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)16時02分41秒

これで後手の12角打ちからの飛車取りを助け、神から与えられた2筋に飛車を戻そうという手である。懐かしい故郷に錦を飾る手と言うよりも、神様に序盤では失礼いたしましたという手である。


44手め同銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時58分52秒

当初の予定通り先手の飛車を圧迫しに行こうということである。


43手め44角! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時44分37秒

羽生も切れたかもしれない。今さら88角や66角はしないのである。もう日暮もせまったので加速定跡に突入しようといういかにも棋王戦らしい戦い方である。


42手め65桂! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時40分50秒

なんと言うべきか。羽生は丸山が攻め将棋だと言っているがこれは受けの手である。83飛と下がっては角交換から77桂馬で飛車が縦に移動するしかない。すると93歩成が厳しいので77桂馬を阻止した手である。


丸山考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時34分21秒

やはり飛車の窮屈さをなすりつけあう将棋である。丸山にとっては贅沢な時間であろう。羽生が大長考して端はやりすぎでしたと謝罪しているので、素直に後手も腰を低くしてあげたいところである。香車がうわずるというのは先手にとって大変な屈辱である。68銀などとしようものならすぐに最後の1歩で98歩の垂らしが厳しい。そこで頑固に93歩成の一点狙いしかない。後手はすでに三歩損である。1歩損したら2歩も3歩も同じとプロ棋士は言うが、そのような唆しで転ぶ方が実際は多いのでここは慎重になる。


41手め同香 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時24分36秒

結局93歩成ではだめであった。そこで泣く泣く97同香であとは好きにしてくれということである。ここで94香と走られる屈辱よりはマシであろうという我慢の一手である。ここで98歩ならそれこそ88銀でもっと頑張りますよという意思表示でもある。


羽生考慮中3 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時16分46秒

まーだ考えている。もう局面を見るのは飽きてしまった。お決まりの歩の叩き、垂らしから51手め88銀でもだめである。99歩成-同銀-95香-同香と先に香車を取れるようであるが、その瞬間77角成-同桂に手順に95飛と香車を取り返された上に銀当りで飛車成りを見せつけられては狙いの86角打どころではない。逆に54香打ちでゲームオーバーである。お隣さんはどっちもどっちらしいが、羽生の方が苦しい局面なのである。


羽生考慮中2 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)15時04分52秒

まだ考えているようである。素直に歩を先に成って豊富な歩で香を取りに行きたいところであろう。そうすると、98歩の垂らしには88銀で屈辱の受けが51手めに待っている。香車を先に取って勝てるかという長考である。しかしそれもだめなので長考する。やはり56飛車が窮屈である。銀で飛車が圧迫される為に先手から角交換しにくいのである。


羽生考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時40分47秒

そんなにうまい手はなかった。羽生はマシュダ一家を驚かせようと端歩から逆襲をはかったが、結局56飛の窮屈さが裏目にでた。しかし8筋の飛車もかなり窮屈である。そこで飛車同士の窮屈さをなすりつけあう将棋になっている。すでに端に火がついているので、どちらの電車が先に燃えるかということである。大抵あとから来た電車に被害が多い。三日前の韓国での地下鉄火災事故でもそうであった。56飛車はあとから来た電車である。


40手め97歩! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時33分43秒

丸山過激派全開となった。端の逆襲をさらに逆襲する。同香なら98歩でと金政策となる。玉が戦場に近い羽生が不利となる。しかも手抜きすれば94香と走られ端が受からない。端は怖い。


39手め94歩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時30分15秒

とまあ羽生は仕方なく歩を取った。33銀は攻防手であった。42or44地点へ行けるからである。それに対して端に2手かけた代償は1歩得である。そして互いに飛車を圧迫するという手法である。無論56飛車の方が窮屈である。


羽生考慮中 95歩の意味 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時24分27秒

さて端が治まり角交換後77桂馬と跳ねると後手は一歩しか残らない。それが先手の主張である。ところが56飛が大変窮屈であり、角交換後、この飛車が狙われる。後手から飛車あての角打ちに65飛や46飛では55銀で飛車が死ぬ。しかし次に95歩と逆に取り込まれては何をしているかわからないということになる。そこで羽生は考えているようでもここは94歩と取り込むしかないのである。


38手め33銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時13分08秒

そこで以上の変化をなんとか凌ぐためには33銀となる。角交換には44銀となり以上の変化は消滅する。94歩と取り込まれてもじっと95歩と打つ我慢の子である。もし94歩を取らなければ今度は95歩と取ることができる。


丸山考慮中2 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時07分08秒

そこで33桂馬から桂交換を狙うとする。しかし94歩と取り込まれ、後手苦しい。25桂では角交換後77桂。45桂では同桂-同飛で93歩成が厳しい。92歩などと受ければ角交換後82角打ちで後手やはり苦しい。


丸山考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)14時00分10秒

ここから逆襲されては血が昇ってしばらくは肩で息をしていたであろう。今の変化で53地点を死守をするのに64角と打つと先手は37銀から角を殺しに来るので84飛とは下がれない。66角と再び引かれた時に飛車当りとなるからである。そこで83飛と下がる。しかし52金から43金でも桂馬は取れないのである。しかも羽生は37銀ではなく66歩から角イジメにくるであろう。19角成ならかまわず53桂成で先手の勝ちとなる。桂馬も香車も取れないのでは64角とは打てないと言うことである。


37手め95歩! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)13時47分30秒

昼食休憩も終わりすぐに指さないので何を考えているのかと思ったらいきなり95歩である。
三浦は再び椅子から転げ落ちたであろう。まあ狙いは簡単である。同歩なら9筋を叩き角交換後66角打である。香車を飛車で守れば44角とでて、53地点をさらに守れば45桂とおかわりが来る。そこで45桂馬と跳ねられないように94香とあがれば77桂で飛車を5段目から動かして、45桂馬と跳ねようという実に明解な手順である。


昨日の谷川と本日の竜王戦1組 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)13時00分41秒

○ 谷川浩司 阿部 隆 ● 竜王戦1組 1回戦 関西将棋会館
○ 中村 修 森下 卓 ● 竜王戦1組 2回戦
先手がそれぞれ勝ったということであろう。本日は康光VSタカミチの竜王戦中継がある。昨日の谷川阿部戦ではなく、わざわざ棋王戦と一緒に中継するような演出のなさは相かわらずである。こちらも横歩取りとなり、康光が早々に角交換して双方桂跳ねにタカミチは84飛となる。


羽生考慮中のまま昼食休憩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)12時25分46秒

36手め44角で昼食となった。44角は第二相停滞手であるが、実は羽生の77角のみっつの機能に対して4つの機能をもつ。
1=53地点を守る。
2=同角なら手順に同歩で桂跳ねを防ぐ。
3=15歩からの端攻めを見せる。
4=33地点を空白にしたために33桂馬と跳ねられる。85飛型の為ぶつけることが可能である。
問題は2である。44歩の形は後手の中原囲いの最大の弱点でもある。第1局はこの歩を自らついて丸山は負けにした。今度は手順につけば一手稼げるのでその分で仕事ができるということになる。
なぜ44角を第二相停滞と呼ぶのかそのうちわかるであろう。第二相停滞に突入すると逆行相転化で第一相停滞に戻しにくいのである。それを先手が選択すると千日手となるためである。手番がここで先手であることに注目されたい。


羽生考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)12時11分56秒

直前手の77角は95地点を守る手でもある。97角などと覗けるはずがないことを自覚して、先ほどゴメンなさいと謝罪した96歩を補う手ともなっているのである。これは双頭手とはいえない。相転化手でもない。みっつの機能があるためである。
1=同角なら手順に同桂で飛車にあてて手番を奪取。
2=95地点を補強する。
3=68銀の進出をはかる。
反撃手準備+守備の手となる。相手の攻撃がないためにこの三つの特性が可能となった。これは実は相転移の範疇に繰り入れる内容なのである。それを相転化手にしているのは、14歩の相停滞手からの逆算となる。


36手め44角 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)11時58分29秒

丸山の第二相停滞手である。同角なら手順に桂跳ねを阻止する44同歩となる。先手が遅れた16歩をここで指すと15歩からの逆襲となる。この角をとがめるには46歩の攻撃手から相転化をはかるか、68銀の守備をハブディレイとするかしかない。ここで66歩という相停滞手を選択すると15歩と端を圧迫され負けとなる。


35手め77角 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)11時49分42秒

これは羽生の相転化手となる。後手から同角と取れば同桂で手順に飛車あたりとなり手番が奪回できるという手となる。もし羽生が16歩と付き合うと逆行相転化となるがやはり端歩は手番の関係で後手有利となる。そこで羽生は相転化を目指したわけである。両方の端が後手有利となるのは角交換後に双頭手が後手に発生しやすいからである。


34手め14歩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)11時44分41秒

丸山は相停滞手を選択した。この場合は第二相停滞手ではない。第一相停滞手の94歩は羽生が逆行相転化させた為である。この14歩は再度の第一相停滞手となる。


菅民主党 投稿者:凡夫  投稿日: 2月21日(金)11時40分01秒

 を見ていると戦後生まれのひ弱さを痛感する。かつての社会党より力がない。社会党を言ってみるだけの三流私大卒の地方出身組合幹部とすれば、民主党は周囲からはうるさがられてもやたらに発言だけはする高学歴だが世間知らずの首都圏生まれの中堅社員ということになる。おおかた娘はしっかり援助交際でもしていることだろう。こんな連中は世の中にうようよいる。だからあの政党は存続している。浅沼までの社会党には私大ならではのパワーがあったが、赤尾敏に殺されて全部ポシャッた。その後は腑抜けの着狙い人生であった。その腑抜けを受け継いで口だけ達者にしたのが民主党と考えれば間違いはない。こんな連中には何も出来ないから、志のある者は他党と結託してさっさと新党を結成した方がよい。今は力を感じさせれば追い風が吹く。風車 風が吹くまで 昼寝かな という態度では浮上できない。政界は傲慢与党に非力野党で何十年も飽きずに凡戦を繰り広げているが、それに引きかえ我が将棋界は丸山だ康光だ藤井だと気を抜くことは出来ない猛者がうようよいて、幸福なものである。
 さ、将棋将棋。


丸山考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)11時10分13秒

丸山も羽生が素直に謝ったので気を良くしたことであろう。生意気な小学生でもきちんと謝れば誰でも許してあげようと思うものである。ここで94歩の相停滞手は古典的弁証法に繰り込まれる。即ち、羽生はこの手を逆行相転化させ、現在局面は3から2へ戻ったのである。次に丸山は相転化手か再び相停滞手しか選択肢はないがどちらにしようかなという考慮時間となる。


端歩とは 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)11時00分54秒

端歩は怖い。仮にこの端歩が飛車先の歩であったらどうであろう。最高の攻撃手である。背後にいる香車はバックできないのでこの恐怖が緩和されているだけである。羽生は神が先手に与えた2筋の特権をすべて使いきってしまった。しかも古典的弁証法においては禁断の横歩を取ってしまった。なおかつ、2筋の利権に完全に背を向ける背徳の56飛である。これ以上の背信行為は天罰が下るのが古典的弁証法である。そこで相手にゴメンなさいと96歩を付き合うのである。これは後手が得になる手だからゴメンなさいなのである。


33手め96歩! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時54分37秒

これにも思わず感嘆符をつけてしまった、どうやら羽生も反省してくれたようである。このように指すのが昔の棋士である。


羽生考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時52分38秒

そもそも谷川が古典的弁証法でしか将棋を指していなかった。それに対抗するために羽生がそのような将棋を育んできたのである。それが技術の進歩などと彼らは本気で思い込んできた。だから将棋世界3月号で羽生は昔の棋士はいい加減で終盤は泥試合だなどと平然と生意気なことがいえるのである。


羽生考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時48分17秒


羽生は丸山が理解できない。というより体質があわない。羽生の場合は手渡しということをよくやる。我々がハブディレイと呼んでいる手である。この94歩は手渡しではない。そこで羽生には相停滞手というものがどのようなものかまだ完全に理解できていないということがわかる。というより理解したくないのであろう。羽生の頭には古典的弁証法しかないということである。それはそれで立派な態度である。


32手め94歩! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時42分43秒

思わず感嘆符をつけてしまったが、これが丸山の相停滞手である。師走の忙しい時期に昨年の日記帳を読み始めるような感覚である為に諸君には理解しにくいであろう。康光は丸山のこのような手に学ぶところが多かったと思っているはずである。これを理論的に説明すると、
1=相転移。85飛まで
2=相転化。56飛まで
羽生の48銀逆行相転化に対して丸山は3のカテゴリーに属する94歩という相停滞手を指したことになる。


31手め48銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時36分57秒

この手は37桂という直前手を双頭手にする手となる。37桂と跳ねたのではただの攻撃手である。しかし敵が2筋に回れなくなった為にここで22銀と上がる必要はなくなり、48銀と本筋へ躊躇なく行けるのである。このような48銀は単なる守備の手であり、この一手で後手に主導権を渡したかに見える。そこで我々はこのような時に、48銀は37桂を逆行相転化させたと考えるのである。将棋の手とは先に進むだけではなく、このように後ろに意味を与える手がある。それを逆行相転化手と我々は呼ぶ。


30手め73桂 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時31分13秒

これも小学生への大サービスである。先手が桂馬を跳ねたので自分も跳ねる。なぜこのように素直に付き合えるかというと、後手は先手が横歩を取っている間に守備の陣形を完成させたからである。しかも先手が56飛と突っ張って来たので手順に62銀とできた。これは主導権争いなのである。羽生は後手に主導権を取らせないと息巻いている。この青息吐息が棋王戦第3局の色気となる。


29手め37桂 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時27分00秒

非常にわかりやすい。これで後手は2筋に飛車が回れなくなったので次に安心して48銀と守備を固めることができる。いきなり乱戦で負けるという恥は晒さなくても良い。


28手め74歩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時21分40秒

これまた子供にわかりやすい手である。先手と同じ場所の歩を突く。これで双方の桂馬を跳ねられるように準備したということになる。先手は守備が薄いので突っ張り返せば先攻できるということである。


1時間羽生の顔を見た場合 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時08分36秒

おそらく恋人でも飽きる頃であろう。そこでお茶を飲むことにしよう。


これは棋王戦であった 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時07分04秒

進行が速いので、NHK杯戦と勘違いしてしまった。棋王戦であった。持ち時間は双方4時間である。一時間で27手めまで進んでしまった。


丸山考慮中2 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時04分53秒

どうやら折鶴の折り方をド忘れしてしまったようだ。そこで頭の中で試しに折ってみる。


丸山考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時02分41秒

ここで考える。先手はこの折り紙でカブトでも作るつもりであるが、後手はせめて折鶴ぐらいの芸を披露したい。すでにそのように85飛で折始めているからである。


27手め36歩 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)10時00分26秒

これも当たり前の手のようにみえるが相当な突っ張り路線である。横歩を取ってさらに角頭に脅しをかけているからである。先手と後手でどちらが小学生にわかりやすいかと言うと、当然先手の布陣である。シンメトリカルの形が最も子供にわかりやすい。折り紙を折るとこのような形になる。


26手め62銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時52分47秒

どうやらすぐに冷静になったようだ。飛車成りを防ぐ当たり前の62銀をもう指している。


丸山考慮中 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時51分04秒

丸山は頭に一瞬血がのぼったであろう。これで負けたら致命的である。


25手め56飛! 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時49分16秒

とまあ羽生はいきなりカマスわけである。裏切者らしい。三浦も家で椅子から転げ落ちたであろう。


24手め85飛 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時48分20秒

丸山を名人にした手である。中座飛車とは最近呼ばない。中座ごときの名前を出すのがかったるいから85飛戦法と呼ぶようになってしまった。


23手め87歩打 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時46分21秒

これで山崎流も消滅する。羽生は飛車を2筋に戻すという意思表示となる。


22手め51金 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時44分36秒

地獄門定跡はこれで消滅する。羽生の与えた一手の余裕の誘いである。金には金という対の指し手となる。


21手め38金 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時42分37秒

これで先手は形を見せる。38銀という選択が消滅することになる。後手に一手の余裕を与える手となる。


20手め22銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時40分04秒

22銀は棋王戦の流れとなる。羽生はこの場合先受けされている2筋に飛車はすぐには回らない。


19手め58玉 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時35分59秒

68玉は内藤や米長が指す手である。ジジイの手である。羽生は58玉で派手に行く。


18手め41玉 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時31分11秒

羽生は素直に飛車を下がり18手めも41玉が最新流行である。タカミチでもマネする。この将棋は丸山が主導権を握る。羽生が横歩を取ったためである。


16手め33角 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時28分24秒

しかし羽生はいきなり小学生に鼻毛をプレゼントしたりはしない。少し躊躇してから横歩を取るのである。
そして丸山は33角しか指さない。名人を奪取した手順への入口である。康光は丸山と名人戦を戦ったときがもっとも学ぶものが多かったと言う。それはそうであろう。他の棋士の指し手は康光ならば自分の方が上だと思っている。丸山にだけはそうは思わなかったのが康光である。


現在14手め86同飛まで 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時24分26秒

先ほどは7手めまでのUPであった。現在丸山も飛車先を交換して86同飛である。
羽生は横歩を取らない場合もある。昔はそれが主流だったが、現在はそれが皆無である。従って横歩を取らない場合はグランサタンなどとは間違っても言わない。それは禁断の手とプロ棋士は呼ぶはずである。


本日はライブ映像付 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時20分49秒

新潟県新潟市 「新潟グランドホテル」
立会人=福崎文吾八段、聞き手=高橋和女流二段
解説も福ちゃん研究会の総帥である。

http://kiou.niigata-nippo.co.jp/kif28/


棋王戦第3局 羽生VS丸山 実況開始 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月21日(金)09時15分39秒

羽生先手で横歩取りである。