MashudaBBS2003.02.07-08

棋王戦前夜丸山分析 東へ西へ-U効果-第二相停滞-「手待ち」用語の欠陥-中盤のトリック「双頭手」


朝日オープン 丸山VS木村 横歩取り 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)04時31分05秒

さて朝日オープンでは昨年12月に丸山が横歩取りで先手木村に大ポカかましてベスト8入りを逃した。丸山最悪の棋譜であろう。朝日オープンのサイトでは遠慮なく晒している。佐々木賢介がここでも「激辛流」と丸山を紹介している。この記者も大馬鹿であろう。一行文句なら地方紙の担当記者は紹介用に使うときもあるが、朝日掲載の記事本文でも相変わらずこのような紹介では悲しい。
しかしこの棋譜はさらに救いようがない廃棄物であった。よくもこのようなものに真面目に観戦記など書く気になれたものである。丸山木村のネームバリューで載せただけであって、記者には棋譜を選ぶ眼さえないということである。このような場合はバカ勝ちした木村が「載せないでくれ。載せたら死んじゃう」とハッキリ言うべきである。丸山は言語障害なので何も言えないであろう。それでも佐々木は社の都合で載せると言うであろうから、そこで木村は面白い女房ネタでも披露するべきであった。これが真面目に読む棋譜であろうか?中身は漫才である。だからなぜこのようなことになったのか書くべきである。丸山はおそらく相当不愉快なことをされたはずである。木村がなんと丸山を罵ったかを一言書けばこのような屑棋譜でも理解できるのである。それが演出というものである。マシュダ一家ならこう書いた。
木村はぼそっと言った。「これ取れんよーじゃ禿げるな」


丸山を劇辛流と呼ぶバカども 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)03時49分57秒

劇辛流は棋士の隠語である。オマンコと同じである。これを記者も使いだした。棋士は日本語が駆使できなくて当然だが、記者は罪が重い。せめてまともな日本語に整理すべきであった。
なぜ丸山が劇辛流と呼ばれるかわかるであろうか?序盤のわずかな優位をそのまま拡大する指し口の組み立て方が棋士にはわからなかったので、まとめて「劇辛」とオマヌケさんが呼び始めたのである。わからないものをゴマカスために出てきた用語が「劇辛流丸山」であった。森内に「鉄板流」と名付けたがるのと同じである。棋士が隠語で使うならよいが、それを真似するしかないバカ記者どもは哀れである。島まで不貞腐れては青野あたりがビシっと言うべきであった。ナントカ流はなければないでよい。


なぜ毎日はセコイか 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)03時12分38秒

結局順位戦の棋譜を公開しない毎日は、癒着記者が棋譜を個人的に独占したいということである。彼らが書く観戦記にハクをつけるためにわざわざ秘密扱いにしているだけである。それを発行部数が減るなどと唆されている担当部長は将棋のことなど頭にないバカであろう。朝日はその点ものわかりがよい。こんなもので稼ごうなどとは毛頭考えていない。文化促進に前向きであり理解も示している。文化事業を全面におしだしている公明党がバックアップしているわりに、毎日はこのようなクズ記者たちが内部でわめき散らしているのである。焼け石に水のせこい携帯サービスを始めた担当者の顔をたてるのもよいが、おかげでNHKに美味しいところをすべて奪われてしまった。バカな記者に唆された部長の責任であろう。


考古学の話 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)03時00分55秒

今はこのようにインターネットで各地の出土品がすぐに見られるようになったが、少し前まではこれらを集めるのは大変であった。全国の地方紙に眼を通すわけにはいかないので、それらの記事をすべてまとめた月間誌を参考にすることが多かった。そのような専門誌があるのである。地方紙の考古学の記事だけをすべて切り抜きそのまま掲載した同人誌のようなものであった。無論地方紙から了解を得て製本するのである。ところが地方紙はこのように協力的だが、読朝毎だけは非協力的である。文化事業援助とは思っていないのである。特に毎日はセコイ。順位戦でさえ極秘扱いである。朝日は予選からの棋譜を観戦記までつけてオープンにしている。このようなことは部長レベルの裁量の問題である。このようなもので成績があがるはずはないのであるから、世間の評価をもっと大事にすべきである。見せろと言っている愛好家が多いのであるから見せたらよい。それで発行部数が減って会社が経営困難になると思っている部長はバカであろう。むしろ将棋など最高の宣伝材料である。


中村双子塚古墳 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)02時45分54秒

熊本日日新聞の速報によると中村双子塚古墳で今度は形象埴輪が多数出土した。馬形埴輪の写真では轡が聖十字を示している。


熊本将棋ファンのリクエスト 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)02時33分45秒

熊本日日新聞の2月4日朝刊には凄いことが書いてある。田尻隆司肥後名人が、角換りや横歩取りは難解すぎるので、羽生は今度は後手で飛車を振ってくれとリクエストしている。それが熊本将棋ファンの意見を集約したものなら、これはもう、羽生は振るしかあるまい。


棋王戦解説は青野 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)02時25分33秒

熊本日日新聞によると大板解説は青野である。大盤解説と表記しない所が熊本特有のジョークである。間違った読み筋を披露したときに「オーイタ」と叫ぶために大板解説となる。聞き手はヤマクミである。紹介欄がにくい。第12期「女流王将戦」でタイトル初挑戦し林葉直子に0-2で敗退したのが彼女の唯一の経歴となっている。なぜ彼女の人気が凋落したかと言うとその声がナマイキであったからである。鼻に掛かる声はテレビでは蓄膿症と思われてしまうためである。さらに態度がナマイキであるとどうしようもない。西村門下であるので仕方あるまい。これをキャラにできればよかったのである。しかしその上に棋譜読み間違いなど平然とやると救いようがない。青野がいるということで緩和された心憎いミスマッチである。


米長はホント世間知らず 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)02時10分59秒

米長は今日はトヨタのパーティーに出て人寄せパンダである。中身はトヨタ破竹の経常利益達成に驚嘆している大バカモノである。昨年大リストラされた社員がこれを読んだら石を投げるであろう。


棋士の顔写真のこと 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)01時54分46秒



将棋村がいかに演出に疎いかは棋士の顔写真をみれば一目瞭然である。ほとんどお化けである。今棋王戦サイトで使われている丸山の顔写真など、フランケンシュタインである。怪獣大決戦をやっているのではない。このようなものは棋士自身がちゃんとしたものを写真館で撮影して将棋連盟に預けておくべきである。ところがそれをやらない貧乏棋士が多いので、差別してはいけないと、いっぱひとからげに廊下で取ったようなフラッシュ写真を使っているのであろう。連盟職員はバカであろうか。一万円を各棋士の給料から差っぴいて支給し、写真館できちんと撮らせてそれを各新聞社に配布するだけのことができないのであろうか。それを配ればよいだけのことである。NHKでも見るに耐え得ないビデオからの切り抜きをインサートしている。このようなことをさせるから棋士はみずぼらしく見えるのである。
理想を言えば写真館の写真もセコイ。羽生が自前で用意したであろう写真がそうである。あれでは駅前写真館のショーウィンドー写真である。やはり写真家が撮ったものが望ましい。写真家がそこに著作権を主張するから自前で用意するのであろう。頭が悪い証拠である。まとめて払えば写真館よりはるかに安上がりで素敵なポートレートが集まるはずである。


棋戦は浄化槽 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)01時29分43秒

読売新聞にとって竜王戦が浄化槽の役目となっていることはお解りであろう。しかも羽生が竜王となったからには、あとは社説で言い放題である。マシュダ一家の足もとをみて、最近では戦争を煽り始めている。今社説を書いている記者は命を張る覚悟でいた方がよい。コイツラは大概言い逃げである。
毎日新聞の場合はそのような血の気がある記者が多い。朝日は先輩に多くの犠牲者を出してしまったので、ニュートラ路線である。朝日オープンもはっきり言ってショボイ。演出を知らない。杉本など調教しとくべきであった。あのような腰抜け将棋しか指せないのでは、まだ中原の方がはるかに見せる。これを八百長とはいわない。演出という。将棋は単なる勝負ではなく鑑賞物である。鑑賞に耐え得ない杉本などどこがつまらないかハッキリ言ってやるべきである。そうすればまだシャキっとしたであろう。それが言えないから、言いたい気分だけ残って加古のよう威張るだけの記者が有能と勘違いされるのである。朝日のマアマア路線はそのまま新聞全体を覆っている。出る釘は打たれて全部ペッチャンコである。豊胸手術をしてもらいたい。


毎日と読売 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)01時00分57秒

名人位は格が竜王位の上である。これだけは常に意識していないと商業主義に飲まれてプロ棋士の半数以上は消えるであろう。そもそも棋士は徒弟制度を維持しその中で名人位を共通財産としてきた。諸君等の共通財産は名人位しかないのである。あとの棋戦はすべて新聞社のものである。
現在毎日新聞が順位戦と名人戦を主宰している。そして加古という記者がその権威を記者の分際で私物化したことは諸君等も見てきたとおりである。加古がA級順位戦の観戦記などを書くこと自体、名人位への冒涜である。棋士諸君等は飲み屋で騙されていたということである。一方竜王戦を主宰する読売新聞はもっとひどい。成り上がりの胡散臭さ丸出しである。加古の方がまだまともではないかと思うときがある。
そこでもう少し記者もけんか腰でなければならない。ところが記者同士が癒着している。そこに棋士を巻き込む。このような土壌はヘドロである。臭くて近寄るのもバッチイ。そこにいる上司と言う名の亡者はアメリカザリガニである。手を出せば尻から逃げる。ほっとけばまた悪さする。雑魚にしゃべらせ経営陣はクソマミレである。そのような新聞社である為に、竜王戦そのものは聖域である。そこに参戦する珠玉の棋士達によって泥が浄化しているのである。


NSNの問題 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 8日(土)00時27分41秒

我々はほとんど興味ないが、若い棋士諸君はNSNの問題がどのようなものか不信だらけであろう。このようなものは棋士総会で議論できるものではない。我々ならこのようなものはNSNの過去5年分の決算報告書を見るだけで二日で最善策を議案化できる。まあマシュダ一家に依頼された場合の話だが。棋界を知らない大手のコンサルタントにまかせると泥沼になるかもしれない。水増し請求分への疑念があれば、方程式に当てはめて一発で清算できる。このようなケースの会社は数多く存在し、定数があるからである。懸念のシステム構築費は将棋倶楽部24と比較すればよいのではないかと思う。羽生なら税理士に教えて貰いながら決算報告書をみれば三日で問題を片づけるかもしれない。どこでもやっている粉飾を嗅ぎわけるだけである。しかし金を振り分ける作業であるから税務署に得をさせないようにしなければならない。すると解決策など、結局誰がより多くの損をするかという問題でしかない。羽生がいくら勉強してもそれができないわけである。昨年Mashudaが駒音掲示板でこの問題にふれた時、武者野は逃げ回ったことは諸君も見てきた通りであるが、これは鈴木輝彦が諸君等に回答するべき問題である。諸君等がせっせとためた積立金がパーにされたのだから怒らない方がおかしい。損害を被った諸君等は堂々と追及したらよい。


王将戦 一次予選 鈴木輝彦VS植山悦行 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)23時55分37秒

昨日の対戦表では王将戦 一次予選の鈴木輝彦VS植山悦行が気になる。植山は残念ながらC2から陥落しフリークラスへ行く。植山は恐ろしい才能の持ち主であった。羽生を苦しめたほどの戦略家である。時と共に徐々に下降した。植山は普及に尽力していたので彼を知っているアマの将棋ファンは残念であろう。換りに彼の愛妻ヒロベーこと中井広恵が女流棋界を制覇した。二人は子沢山である。就位式パーティーを見る度にまた出来たのかと思う。しかし子供が出来る度に田舎娘だった中井は妖艶さを放つ。昨年は神懸かりである。植山がうらやましい。植山が子育て日記を出版すればベストセラーになるであろう。
その植山がなんと鈴木輝彦七段に勝っている。どんな将棋だったのであろう。
鈴木輝彦はNSNの社長である。棋士が株主の会社であるが既に大損害を出し連盟がとばっちりを喰らった。儲け損なったというより最初から手品師たちにだまされたことになる。社団法人である日本将棋連盟は非営利団体であるから、その構成員が連盟を利用した営利活動を行うことはその参加棋士の死を意味する。将棋倶楽部24がたった一人でやったことを、NSNは会社組織で行い、すでに大赤字だけ出して死に体となって「ひょっこりひょうたん島」となっている。その傀儡社長が棋士界のホームレスであるフリークラス棋士にどのように負けたのか。これを逐一言葉にするとかなり笑えるのではないかと思う。鈴木輝彦という棋士は、テレビに出るべきではない。なぜならば解説が自虐的だからである。あの解説を聞くと鈴木輝彦のあのノッペラなでかい顔にマジックでアラブヒゲを書きたくなるのである。


中盤のトリック 双頭手 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)18時27分45秒

そこで未解決の問題が生じる。第二相停滞手を失敗したとわざと見せかけて相手に徹底的に受けの方針を貫かせ、一瞬の隙をついて逆転出来るかという筋である。ここまで毎回研究している者は覇者となれるであろう。しかし実際は一回限りで見破られる。研究だけでは無理という理由は最後に記そう。丸山は龍のす抜きという逆転技を用意していたが、これは敵玉が58に居るためである。自玉は中原囲いの常駐41地点で一手遠い。それだけが丸山陣の最後の綱であった。先手に一手すきなら勝てるが二手すきでは負けるという簡単な図式である。しかし森下解説でも見破られた簡単なス抜きの筋であった為に羽生は普通に89龍とした。他に一手すきに持ち込める筋があるかどうか。二手すきならいくらでもある。そこで攻防手が必要になる。我々は総じて双頭手と呼ぶ。双頭手には攻防だけでない場合があるからである。桂打を防ぎつつ2筋に飛車が打てるかどうか。しかしやはり受け切られる。羽生が強いのは双頭手が発生しやすいパターンをよく知っているということである。それは攻防手という直接に見えるものではなく、攻防手を導き出す双頭手の連続性の中にある。だからこの双頭手のパターン認識が勝利の秘訣となる。


丸山の51角引き 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)18時07分21秒

神崎には丸山の51角引きが想定外だったらしい。逆に「やはり24桂が決め手」などと自画自賛する。勝負所で読まず、美の範疇にある子供の手を「やはり」などと感じるから彼は中途半端な棋士で終わるであろう。丸山の51角引きは失敗した第二相停滞手である42角の連続性を主張するものである。飛車を生け捕りされては困るのでせめて飛車角交換してくれという後ろ向きな手となる。このような手は読む必要はない。出所がすでに失敗しているので、そこから派生する手はすべてマイナスとなる。それだけを知っていればよい。羽生はそれを知っているからいとも簡単に受け切る方針を貫くのである。最後は89竜。勝利を確信し、受けきる方針さえ徹底すれば、このようになる。そこで89竜を見て丸山は負けを覚悟したのである。


第二相停滞手の双方向性 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)17時42分23秒


丸山の42角引きは第二相停滞手だが、それはプラスの方向性を持つ。羽生が次に打開しなくてはすぐに負けるからでる。逆にここで羽生が打開できれば羽生は勝つ。これだけのことなのになぜ難しく考えるのであろう。結局羽生を始め「手待ち」などという用語を使用していた弊害なのである。だから森下まで驚嘆してしまう。「ここで有効な手待ちがあるはずない」と考えれば驚嘆する意外ない。
一方でマイナスの第二相停滞手がある。先に紹介した有名な藤井の13香が該当する。これが逆行相転化手を導き出すのである。


森下が驚嘆した丸山の第二相停滞手 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)17時32分27秒

先週の棋王戦第1局では、丸山の42角引きに森下は驚嘆している。羽生も意外であった。羽生の場合、これで負けにしたのではないかとまず直感的に感じている。この仕組みを明かす。
我々がすぐに思ったことは、これは間違いなく丸山の第二相停滞手であるということである。第三相停滞手になると千日手が生じる。そこで第二相停滞手が発生したときに次の手番で打開しなくては負けるのである。羽生はそこで次の打開手からの展開を全く想定していなかった為に「負けにしたか」と直感的に思ったのである。我々は羽生と同じように早速打開のすべてのパターンを読んでいた。するとあの44歩が欠陥であることに気がついた。そこで全ての読みを打ち切ったのである。あとは美的感覚の問題となる。いくつもあるパターンからどのように収束させるのが美しく感じられるかという問題である。これは既に勝負の範疇を越えている。将棋は武器をもたない戦争である。そして最後に勝敗があるのでなく、美があるのだというのがマシュダ一家の立場である。


「手待ち」という用語の欠陥 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)17時19分50秒

将棋村では「手待ち」という語を頻繁に使用している。そして「有効な手待ち」と評価される場合がある。最近では1.26放映の早指し選手権における島対羽生戦の95歩。この「有効な手待ち」の一手で島陣は隙を見せて一挙に崩壊した。対して「無効な手待ち」と評価されるものがある。一昨年の竜王戦第5局における藤井の13香は対戦相手の羽生を始め、プロ棋士のほとんどが「無効な手待ち」と評価した。なぜ彼らは理解できないのであろう。それは用語が間違っているからである。「手待ち」という言葉自体まったく意味がない。意味がないどころか、将棋の鑑賞を妨げている。だから「有効な手待ち」などとわざわざ「有効」と付加して説明しなくてはならなくなったのである。


先人の教え 投稿者:凡夫  投稿日: 2月 7日(金)16時56分17秒

 先人の教えに「資本主義の最終段階は恐慌である」というのがあったと記憶する。「資本主義の最終段階は戦争である」とその人物が看破していれば不滅の大思想であったろう。管理人御指摘の通り戦後アメリカは自国の景気刺激と兵器在庫処理のために、いいがかりをつけては戦争や内乱を仕掛けて来た。特に遠いアジアでは化学兵器の人体実験までやっている。それを臆面なく全体のためと恩着せるところは自民党と同レベルであり暴力団よりタチが悪い。最後通牒が発せられているのに、そういう仮定の話には答えられないなどと言っている外務大臣を抱えてへらへら笑っている首相を戴いているこの国の命運は知れている。ライオンだと?むしろ鼠だろう、米百俵をチューチュー食い散らす。消えろ、目障りだ。
アー、又血圧上がった。

 ところで、世の中には相停滞なる概念が存在するという。聞き慣れぬ語だが将棋にもこの概念は応用されているらしい。棋王戦丸山の94歩がそれに当たるという。棋力がないのでピンとは来ないが、実況から察するにあの手は単なる手待ちではなく、難解なあの局面において、一気に優勢に導くまではいかないがそれなりの狙いを秘め、今後の局面打開に可能性を示唆するような一見革新性を欠いた手、と仮定するとよく分る。答えは出せないが少なくともそれまでの定跡を振り出しに戻す手、とも考えられ、だとすると語の持っている消極的な印象とは裏腹にかなり建設的な要素を持った概念と言える。その後に続く相転換とは定跡の完全な見直し、又は新手の出現ということであろうか。浅学にして理解が及ばぬが興味深い考え方だ。
 何かの記事によると、先手の勝率が8割を超えたら将棋はどうなるか、という問いかけに羽生は「なに、桂馬を横に飛べるようにでもすればよい。一箇所変えれば定跡は全て書き換えることになります。」と事も無げに答えたそうだ。この男に限っては定跡の背後にある暗闇を愉しんでいるとしか思えん。
 


盤上のホームレス 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)16時49分02秒

よくみれば、丸山の自玉はホームレスであった。自陣の囲いを信用していない。丸山玉はそこで聖域を目指すか、自陣にとどまるか市区町村の担当者の出方を見ることになる。出てけと言われたら、居すわるであろう。森内は山崎の態度に腹を立てずに、「では出て行きますので大駒あげる換りに金ください」と言ってしまった。そして貰った金でススキの原を開拓しようとした。しかしそこに行くまでに玉は野たれ死にであった。


ホームレスの話 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)16時38分26秒

ホームレスは以前は浮浪者と呼ばれていた。その前は乞食。その前はと辿って行くと100ほど名称がある。昔は聖人と呼ばれるホームレスも居た。
彼らには大きく分けて「半分世捨て人」と「完全世捨て人」がいる。「半分世捨て人」は都市内に常駐する。「完全世捨て人」は川岸を常駐とする。彼らを収容し職を斡旋する努力は無駄である。彼らは世捨て人である為にそのような市区町村の努力は逆効果となる。そこで市区町村は「世捨て人」を敵視し駆逐という姑息な手段を取ってしまう。彼らは「世捨て人」なのでお願いしてお引越し願うべき所を、思わず「強制退去」などと言ってしまう。
残念ながら市区町村の対策は以下のようなものである。
対「半分世捨て人」都市内常駐タイプ=公園のベンチにアームを設置し寝られないようにする。
対「完全世捨て人」河川敷常駐タイプ=河川敷を区画整理しススキの原の小屋を露出する。
市区町村にはこのようなものしか頭にないので、「世捨て人」は永遠に開き直るのである。
その固い頭を下げて「聖域への移動」をお願いすればよい。すると「世捨て人」は「ひじり神」と呼ばれるようになる。


上を見る U効果 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)16時18分39秒

下にはしかし「G効果」という矢印があったはずである。
侍女は決定的な役割を果たす時がある。
では上はどうであろうか。盤の上。
まず目立つのは番外戦術である。大山の扇子クルクル。羽生ニラミ。
次に駒音。丸山のように無音流か、破竹の加藤流か。
そして駒の位置。右よりか左よりか。
これらは総じて五感にアピールする要素である。これらは一括してU効果と呼ぶ。


下を見る 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)15時35分47秒

後手で下を見る。船上の処女ならばうつむく。このような者は決して主役にはなれない。
いきなり下をむいている者は侍女である。


明日は棋王戦 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)15時31分54秒

熊本まで二人は飛行機で行く。前夜祭が今晩ある。明日は丸山が先手で羽生は後手。
羽生が角換りを受けるかという興味がまず沸く。青野のように指したのでは丸山に入玉される。
羽生は後手なので角換りを受けるか避けるかをまず考える。受けるということは東を見るということである。避けるということは、西を見ることである。羽生の場合は下を見ない。


東しか見ない 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)15時25分05秒

読売新聞はイラクを攻撃しろと煽っている。この社説を書く者は犬である。犬は何匹もいる。一匹死ねば補填される。彼らは常に米国を飼い主と思っている。飼い主に吠えたことは一度もない。しかし忠犬ハチ公ではない。この犬は猟犬である。小泉首相の言葉を引きずり回して「こう言ったはずだろう」と吠える。
彼らは犬なので盲目的である。船が東に進めば東しか見ない。


西を見る 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)15時18分10秒

するとこれは先後の問題であると気がつく。
将棋の棋譜は自然数で進む。船の進行は先手の1から始まる。後手は偶数となる。この船は東へ進む。
そして後手は東を進みつつ西を見るのである。


船は東へ向かう 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 7日(金)15時12分54秒

船は東へ向かうのだが、眼球は西を見ている。
なぜ彼女は船の進む方を見なかったのであろう。
このようなことがこの間島羽生戦であった。短手数で島は投げた。
そして一昨日の谷川森下戦。森下は巧みな舵さばきで勝勢を築く。
なぜあのようなことが起きるのであろう。


良くも悪くも 投稿者:凡夫  投稿日: 2月 7日(金)14時19分04秒

 天気は西から変わる。夕暮れ西方の空を眺めて翌日の気象を予測することは先人の知恵として古から行われてきた。今はひまわりで上から見る。確かに雲の動きはよく分る。しかし、あんなものを打ち上げるまでもない。やっぱり西の空を見れば間近の天気は一目瞭然。
 風は西から吹いているだろうか。
 A級のラス前が終った。康光が一歩出た。出たといってもマラソンで言えば30キロ。35キロからが本当の勝負。競技場のラスト100mも危ない。瀬古はこの勝ち方を得意とした。相手なりに走る奴がいる。藤井は直接対決に敗れた。由来権利なしとしたものだが、最近は勝負事の鉄則が崩れて来ている。かつて羽生は最終戦で谷川に負け、プレーオフで谷川に勝って名人に挑戦した。その谷川は劣勢から挽回したという。運がある。他力だが次局は勝つだろう。羽生はいい加減倒れてもよさそうな日程だが千日手で勝っている。血でも吐かなきゃいいが。予想などする柄ではないが、康光は郷田と接触して35キロで並ばれる。羽生勝つがプレーオフを戦い抜く気力が湧かず谷川に負け。康光は結局王将マラソンのダメージが出て40キロ過ぎで谷川に離される。名人戦は森内が不調ということもあり、4−1で谷川。
 B1では久保と井上がいい。阿部も新婚ボケしていなければ来年には上がってくるだろう。
 風は西から吹き始めたのだろうか。
 順位戦を世代を軸に見て行くと二極化は避けられず、タイトル戦は羽生世代の持ち回りとなる、と述べたが、羽生ははっきり消耗しており当面3冠がいいところだろう。羽生が名人に居座っておれば戦いは新しい局面となる。羽生対その他という図式。この図においては久保も木村もまじれる。
 持ち回り⇒二極化か、羽生対その他か。この二つが最も容易に予想される展開。但し、この持ち回りは又ねじれ状況とも言える。誰もが最強者は羽生だと思っているにも拘らず、最強リーグのA級の上に彼がいない。他のタイトルの価値を認めつつも、やっぱり羽生が名人として君臨していないことが何か釈然としない。等距離に同じ力量の敵が一杯いて戦う方は目が回る。棋譜を取り寄せるのに忙しい毎日。消耗戦。羽生が平定してくれれば戦の構図はいくらかシンプルになり、各軍は力を溜め剣を研く余裕が生まれる。新手も参入し易くなる。この方が将棋界は活性化する。要は、羽生が本気で名人を取りに行き全てを敵に回して迎え撃つような心境になれるかどうかの問題であろう。初めて抱いた女の味は尾を引く。初タイトルが竜王位では難しいかも知れない。