羽生攻略法 王将戦に見る逆行相

MashudaBBS2003.02.17-18


羽生攻略法4 心理を読む 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)04時30分08秒

羽生は商業将棋を指している棋士であり、当然各棋戦ごとに戦い方が違う。その基本は時間の分割法である。どこで集中しどこで手を抜くかよく知っている。羽生は勝負所の必ず3手前に長考する。従って羽生が20分以上考え始めたら3手先の局面をみなくてはならない。これを読んではいけない。大局観で見ることが必要である。羽生が60分考えたときはその大局観に従った指し手の基本読み筋の他に必ず裏筋がある。時間が切迫した時は15秒で本筋を直感で見て、残りの45秒でその裏筋をまっさきに読まなければならない。本筋は羽生が相手の場合に時間がないときは決してその先を読んではならない。裏筋が無理であれば、本筋が正解である。それは最後の1秒でもさせる手である。


羽生攻略法3 中盤の法則を知る 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)04時15分18秒

棋士はよく手筋という言葉を使う。このようなものは羽生には通用しない。単発的なものであり、逆に手筋ではすぐに羽生に裏を読まれて逆転する。筋のよい棋士が次々に倒されるのはそういうことである。
そこでもっと大きな枠で局面を分割して行かなければならない。我々が今期王将戦で紹介した「腰掛け銀の四辺形」は一定の法則をもつ。9枚の升目からなる引力と斥力がどのようなものかその基本構造をパターン化して知るべきである。この腰掛け銀の四辺形はあらゆる戦形で出現する。後手が千日手にする場合は局面を硬化させる手段でもある。先手は当然打開を強いられるので右と左に駒がぶつかる。そして第三の手をどこかに着手することになる。それが打開手である場合に、後手にチャンスが訪れる。これが中盤の法則の基本となる。


羽生攻略法2 各種効果の駆使 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)04時02分11秒

終盤パターンの基本コード化以外に終盤の寄せに必要な様々な効果をあわせて覚える。これはそれほど難しくはないが慣れないとしっくり身につかない。
昨年は佐藤康光の王将戦第1局「天馬効果」が白眉であった。http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/020117ohsho01.html
70手めの84歩は終盤パターンの基本コード化にある手筋。そこで完全に羽生の裏をかいて遠大な構想が即詰みを導いた。導入は羽生の基本コードにあわせることである。杉本も羽生も天馬使いであるが、康光ほどそれを最大限に駆使した者はいなかった。
昨年の中原の空中楼閣は守備の効果である。玉を中段に囲う効果は熟練した者のみが可能である。森内、阿部、康光もそれを試みようとしている。丸山の場合は違う。あれは入玉術である。これを駆使できる者は最後の覇者である。なぜならば入玉術こそすべてにおいてバランスを必要とする超絶技巧なのである。


羽生攻略法 終盤パターンの基本コード化 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)03時36分50秒

羽生の全棋譜の終盤を類型化する。これをもっとも合理的に行ない、日々の訓練に活用できるものが羽生に勝てる。逆に序盤だけいくら勉強してもだめである。
羽生は逆に藤井に勝つために一年がかりで藤井システム攻略法を考えてきた。諸君等はその逆を行うのである。終盤パターンを基本コード化し、それを日々の訓練に取り入れること。基本コードはすべて連鎖している。音楽がわかる者にはこの説明だけで十分であろう。音楽がわからない者は漢字を思い起こしてもらいたい。漢字は基本さえ覚えればその変化形をすぐに覚えられる。小学生コースに入れた由縁である。小学生コースが屈辱であると思った諸君等は今から初めてピアノやギターを学び始めるような謙虚な気持ちで、終盤のコードを覚えたらよいかと思う。一日15分で十分であろう。問題は集中力である。人間が集中できるのは10分間ほどである。陸上競技のインターバルと同じように脳も短い時間で集中しないと高みに達しないのである。


三分法 アゲイン 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)03時23分15秒

では先々週の復習をしよう。
どのように教育するべきだったかを黒板に書くとこうなる。
1=小学生コース 800通りの終盤局面を図形として暗記する。
2=中学生コース 序中盤のどこに創造の余地があるかを知る。
3=高校生コース 実戦心理を学ぶ。
当時の担任大山はクビである。成績優秀者全員が1は及第と勘違いしている。
羽生以外は1は全て落第である。これが研究会ではやり直せないから誰もが羽生に勝てないのは当たり前である。これは類型として覚えなくてはならない。単発的な詰め将棋ではだめである。終盤大全を詰め将棋として作らなくてはならない。誰かがこれをライフワークとすれば、将棋教育史に名を残せるであろう。誰でもつくれるものである。一目で展開形がわかる基本図を800枚集めるという作業である。無論これは実践が元になる。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030129osho.html


純粋な動機 キヤスムス 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)02時55分12秒

純粋な動機は左右対象形から始まる。我々の肉体は左右対称に構成されている。この原理の根源は細胞分裂となる。細胞分裂の時に生じる最大限の緊迫が曲線を生みそれが我々の心象風景と一致することになる。
左右対称が理であり、最大限の緊迫が生む曲線は美となる。理と美が一致するものが真である。我々が同一化現象と呼ぶものはこの理と美の一致のことである。それを認識するものがU認識機能であり、それゆえに我々は人間足り得る。それを解き明かすプロセスがTISC理論となる。
将棋の場合は最初から左右対象形から始まる。双方20枚の駒は減少せずにむしろ機能を増す。これは生命の進化の法則と同じである。そして棋譜は必ず連鎖している。直前までに指された棋譜を棋士は参考にして新たなものを作ろうとしている。しかも勝ち残るためという唯一の目的を持っている。この動機もまた生命の進化の法則と同じである。
諸君等はなぜ我々が王将戦第3局の角換り腰掛け銀で羽生の封じ手を酷評したかこれでおわかりであろう。


再び王将戦第4局のこと 逆行相 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月18日(火)02時34分48秒

さて羽生も一週間に4局というハードスケジュールの最後に強敵木村を破り今度は金曜日まで暇である。そこで王将戦を振り返るであろう。なぜ康光は相掛りを受けなかったか?
羽生は相掛りを指したかった。だから初手は26歩となる。それが流れである。羽生の場合は流行の最先端を行く義務がある。それに対して康光にはこだわりがあったということである。
この辺で我々も言わねばなるまい。康光はなぜ三間飛車を選択したのか。そしてなぜ千日手手順となったのか。実はこれは昨年の王将戦第1局の構図をそのままひっくり返したものなのである。昨年は羽生は居飛車穴熊から自重したために無様な手待ちを強いられ最後は自ら穴熊を崩すという醜態を晒した。羽生は先手から固くしても打開できなかったのである。反対に後手の康光陣はすべての駒が離れ玉砕覚悟の臨戦体勢であった。今年の第4局は先手が千日手を選択すると昨年の王将戦第4局と逆の動きになる。実際そうなりかけた。有吉にまで批判された康光の金踊りである。昨年は羽生はそれを飛車と金でうまくごまかしていたが、さすがに金踊りはシロウトにもバレル。後手だから恰好はどうでもよいということである。先手はそれでも千日手をやりますかと康光は聞いたのである。羽生の同一手順回避のトリックがイメージ戦略であることを我々はすでに指摘した。しかし康光がつきつけた問題は余りに大きい。昨日マシュダ一家中核がやや切れて「きれいごとは言ってられない」とまで発言した。イメージ戦略どころか、美しい千日手も醜い千日手もないという「美学なき戦い」である。しかし諸君等は安心してもよい。このような無法地帯は商業将棋にはない。康光も地獄の入り口はみせたが最後は散った。そこで我々はやはり康光の問題提起に対してこのように考えなければならない。あれは昨年の羽生の居飛車穴熊に対する逆行相であったと。康光の才能がそれを意図的にやったことは棋譜が示している。それが意識的かどうかの詮索は無意味であろう。棋譜の流れは純粋な動機から発するからである。


山崎が羽生に勝つためには 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)22時20分25秒

完全シミュレーションで特訓が必要である。持ち時間も環境も本番を想定して谷川と先後を変えて真剣勝負する。記録係りもつける。戦形ごとにそれを行ない、谷川には羽生のような指し口で指してもらうことが肝心である。谷川は実は羽生のマネが簡単にできる。あえてやらないだけである。山崎相手のシミュレーションでは完全に羽生になりきってもらいたい。
山崎は上目使いで相手をみる癖がある。そのクセを矯正するためには、畠山の出番となる。羽生のお面を被り山崎と対局してもらいたい。羽生の寝癖や指をなめる仕草なども適宜にいれてもらいたい。
尚、井上には大事な一局が残っている。谷川研究会の総決算である。谷川は王位の沽券にかけて井上を支援しなければならない。


朝日オープン4強決定 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)22時03分59秒

木村はクタクタの羽生にまで負けた。死んでもらいたい。そのボヤキが隣まで聞こえて野月も同調したようである。山崎は谷川に早速勝利の一報をいれたことであろう。
こうして本日朝日オープン4強が決定した。準決勝の組み合わせは朝日らしく最悪である。

羽生竜王−山崎五段、青野照市九段−深浦康市七段。

羽生と山崎をここであてるとは、よほど無頓着であるか担当者が青野ファンかのどちらかであろう。朝日は演出を知らない。せいぜいが鈍臭いオヤジギャグである。
さて4強では誰が勝っても良い。羽生には勝ってもらいたくないのが朝日である。そこで山崎が勝てるかであるが、これは応援する以外にない。理想は準決勝が山崎VS青野である。オッズは羽生VS深浦有利なので穴馬狙いなら最後はシーザーVS青野となる。羽生VSシーザーではドッチラケとなるどころか、朝日は担当者左遷であろう。読売竜王に3タコ喰らった朝日オープン選手権者の図だけは阻止したいのである。


順位戦の悪習 藤井の趣向 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)19時57分32秒

2月5日のA級順位戦-佐藤藤井戦で後手番藤井は趣向をみせた。康光の左美濃ビッグフォーに対して金ではなく銀を左辺に据え置くという意欲作である。想像を絶する突っ張り方である。それに対する康光の張り手も異常である。37手めで平然と24歩を突くのである。マシュダ一家であれば先に36歩で響きをつける。このような張り手は居すわり銀にラブコールを送るヤクザの親分の愛妾である。ところが藤井はさらに突っ張り返すのである。なんと康光に出遅れた36歩、所謂加速定跡に対してさらに火をつけるようにして40手めに22銀としたのであった。狂気の沙汰である。実態はラブコールに誘われた居すわり銀の純情であろう。藤井は独特な夢幻金から銀の活用という新展開に賭けたわけである。その心意気が通用するのは相手次第となる。康光だから加速定跡に付き合ったと思わなくてはならない。A級順位戦とて結局どこかで加速定跡への選択を強いられる。将棋というより夕食休憩当りの時間の駆引である。だから6時間の持ち時間というものが棋理とは違う面での駆引となる。5時間でやらないのは別によりよい棋譜を残したいからではない。悪習であろう。5時間でやればよい。それならば千日手指し直し局ももっとましなものとなる。


南のトウフ頭を改造する 福ちゃん研究会 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)18時07分35秒

淡路でさえ本気を出し始めると有吉を怒り心頭のまま殺せるほどまだ実力を温存しているのである。淡路は相掛り棒銀を無論研究してあの2月4日C1炎の対局に臨んでいる。先月28日の朝日オープンにおける山崎の相掛り棒銀も無論知っている。山崎は島を研究だけで57手で抹殺した。島がいかに遊んでいるかの証拠でもある。淡路が少し研究したくらいでこの快進撃なのであるから、もしあの南が研究会を開いたら大変なことである。現在南の頭はトウフである。皺がない。トウフに醤油をかけるのは誰であろう。そしてかつお節は誰であろう。南は百戦錬磨のA級棋士であった。あのトウフがもっともオイシイのは久保である。A級での戦い方をしらないと久保は生き残れない。そこで久保は南に教わるものがあるはずである。まずは福崎が南に火をつける。女房をレイプすれば少しは目を覚ますであろう。火がついたところで久保が南の霊気をもらい受ける。これでA級居飛車陣営はビビるはずである。表向きは福ちゃん研究会である。落後研究会として世間はみるであろう。実態は久保-南-福崎-畠山となる。畠山は交換機である。時々阿部と交代する。それで谷川研究会とも通底するようになるのである。


持将棋引き分けの条件を23点にした場合 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)17時24分58秒



持将棋による引き分けを避けるためにアマ棋戦では、引き分けの条件を27点とする場合がある。プロ棋戦で23点を引き分けの条件にすると、最初から引き分けにするための戦法が流行るであろう。そのかわりに千日手への戦法開拓が減少することになる。どちらを選択するかというだけの話である。我々は千日手で無効試合が増えるより、持将棋の引き分けが増える方を期待する。竜王戦第4局での死闘劇は誰もが無条件に感動したはずである。持将棋になるかならないかという大熱戦で有効試合が完遂されることの方がよりエキサイティングで健全であると我々は主張する。


最善のハンデは持将棋ルールの改正である 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)17時15分19秒

現在の持将棋の24点で引き分けというルールを23点にするべきである。ガチンコ将棋となったときにこのルール改正がいかに大きな意味をもつか、羽生や阿部ならわかるであろう。竜王戦第4局をみればよい。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/021210Ryuo4.html


王将戦の差し込み制度は古い。よって持ち時間のハンデ戦 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)17時09分12秒

王将戦には差し込み制度がある。連敗した側が香落ちのハンデで指すという制度である。このハンデ制度によって王将戦は近代将棋史上まれにみる興行的大成功をおさめた。これだけのことでプロ棋士もファンも熱狂し、王将戦を神格化したのである。おかげで陣屋事件は美化された。升田は最高の演出家であったという事実だけを直視すればよい。しかし升田のおかげで香落ちは終止符が打たれたのである。つまりこの演出はすでに通用しなくなったというだけのことである。興業将棋を指すのにプロ棋士のプライドも糞もない。そんなプライドがあるほどの人間はプロ棋士などを職業に選択する時代ではない。だから嘘は言ってはいけない。棋戦を盛り上げる為にハンデをつけるにはどうしたらよいか。香落ちではハンデをつけすぎなのである。そして一番大きな問題は先後の問題。最後は振り駒で大勢が決まるほど現在のタイトル戦はシビアである。だから持ち時間でこのような差別を解消する努力でもしない限り、今後ますます後手番の千日手策が増えるであろう。マシュダ一家の中枢はそれでもよい。中枢は森下のように良い千日手と悪い千日手があるなどときれいごとは言わない。真剣である。困るのは興業主である。


タイトル戦は不平等である 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)16時46分58秒

タイトル戦は不平等である。およそ互いの実力がフルに発揮されるようなものではない。だから興行的に失敗する。昨年の王座戦が典型である。羽生が2連勝した時、将棋連盟会長の二上は弟子の羽生に少しは手を抜いて棋戦を盛り上げたらどうかと進言した。羽生が王座戦就位式でバラした話である。二上は大馬鹿ものである。羽生に八百長しろと言うような会長は死んでもらいたい。そのようなことはバレないように言うべきである。しかも康光に最初から勝つ気がないのだからあの棋戦は最初から白けていた。そこでこのような八百長棋士が横行しては困るので、タイトル戦はどちらかが2連勝したら、持ち時間のハンデをつけるべきである。30分でよい。一時間では多すぎる。これなら調子がわるかったなどと情けない台詞は棋士も言わないであろう。


相振り飛車は障害者の戦法 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)16時35分20秒

相振り飛車がなぜ邪道か。飛車が最初にそこにあるという神から与えられた先手の権利を放棄したときは邪道となる。後手の場合は先手の振り飛車がすでに邪道と思えば、邪道には邪道で対抗しようということになり、立派な後手番戦法である。オリンピックに対するパラリンピックとなる。それがA級で流行るほど将棋は進歩していない。中原の空中楼閣の至芸が定着するのは先の話であろう。これは世間をみればわかる。相振り飛車とは障害者の戦法である。障害者が健常者より発言権を持つほど世間は進歩していないということである。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/020118.html


C1で8勝1敗のシーザーと杉本 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)16時30分06秒

彼らはその内容からすでにB2でも指せる棋士たちである。それがいまだにC1に居るのは制度が悪いためである。杉本の一敗は対飯塚戦であった。振り飛車同士の決戦は久保の昇級が決まったのでA級では今後問題となる。相振り飛車は邪道である。藤井はだから大介相手の竜王戦では裏芸の居飛車で4タコ喰らわせたのである。相振り飛車がA級で流行るほど将棋は進歩していない。


脳内活性物質を食うモノ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)16時14分31秒

最悪の敵は、対戦相手ではなく実はストレスである。神崎は歯医者に通っていた。しかも歯医者にどのような時に歯が痛むかわざわざ聞かれている。虫歯ではないということである。歯槽膿漏でもないのでなぜ歯が痛むかヤブ医者にはわからない。この痛みは間違いなくストレスが原因である。自覚症状がなくとも、睡眠中に自律神経が機能しなくなり、ストレスが悪さして歯ぎしりをしていたりする。するとすぐに奥歯など痛み始めるのである。歯槽膿漏ではないので医者にはすぐには原因がわからない。本人も歯ぎしりなどしているとわからない。神崎がストレス貯金タイプであることはその日記からも一目である。このストレスを発散させる方法さえわかれば神崎はすぐにでもB2に行ける棋力の持ち主である。C1とはこのようなささいな原因で勝敗が決まるほど接戦しているということでもある。


順位戦での1勝の重み 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)16時05分36秒

C1であの田中魁秀が全敗である。弟子の康光や阿部が大活躍したため褒め殺し状態である。ところが淡路もまた全敗であった。今月有吉に1勝しただけであるが、その淡路が王位戦リーグに入っている。これが1勝の重みであろう。自分の土俵にさえ引き込む気力があれば、年齢というものは余り関係ない。最後は終盤での集中力の持続であるが、戦闘意欲さえ煽れば中年以降は有吉を見てもわかるとおり若者以上の脳内活性物質を分泌する。


C1のボス有吉と淡路 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)15時50分40秒

有吉がC1に来たおかげで今期は波乱万丈である。有吉を怒らせたら殴り殺される。彼は火の玉どころか鉄球である。その有吉をカンカンに怒らせたのが淡路であった。2月4日の淡路有吉戦であった。一期でB2復帰を目指す有吉に対して淡路は大内と並んで全敗である。やる気がない。しかし有吉だけには負けたくないのである。
相掛りから淡路は棒銀を目指す。銀桂交換の駒損で淡路は馬を作り圧迫勝ちをめざした。有吉は駒もはじけんばかりに徹底抗戦を目指す。灼熱の鉄球となった。角出の一発逆転筋。しかし有吉は頭まで燃えている。C1最高の熱戦を淡路は押し切った。今期初勝利でもあった。おかげで有吉は昇級のチャンスを見送るはめに。


朝日オープン準々決勝ですか 投稿者:怪人百面相  投稿日: 2月17日(月)14時16分09秒

 羽生対木村は大きな一戦ですね。特に、木村にとっては今後の棋士人生に関わる位のものじゃないでしょうか。連戦疲れとはいえ冴えのある今の羽生とどの位の勝負をするか、
粘っこい将棋を指して欲しいものです。


朝日オープン準々決勝 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)06時33分36秒

今日は好カードが多い。
羽生善治 木村一基 朝日オープン 準々決勝
野月浩貴 山崎隆之 朝日オープン 準々決勝
森内俊之 久保利明 棋聖戦 最終予選決勝

誰が勝っても不思議でない。羽生は三連チャンであるが、木村の顔を一日見るのも嫌であろう。そこで隣りの山崎はどんな将棋か首を伸ばして覗くのである。木村には作戦負けでも盛り返す気であろう。木村はこれに負けたら死んだ方がよい。しかし勝っても死んだ気分であろう。野月は隣で木村負けろと念じているはずである。従って木村は勝ち将棋を最後に逃してしまうが野月のせいである。山崎は戦況をまず谷川に携帯電話で伝えなくてはならない。


王位戦リーグ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)06時02分26秒

一昨日は羽生が王位戦リーグで小倉に負けたが当然であろう。なにせ王将戦から帰った翌日の対局である。しかも前日は理恵夫人がびっくりプレゼントを用意しメロメロ攻撃をしかけたため羽生は小倉研究などしてきていない。小倉を研究するぐらいならマシュダ一家でも読んでいたことであろう。しかも直前に同じリーグの対抗馬である森内は真田に負けている。期待の星渡辺明まで黒星スタートである。羽生は負けても後半でなんとかなると思っているのでちっとも痛くない敗戦である。小倉には羽生なら目隠しでも勝てるのではないかと思った諸君はC1棋士の怖さを知らない。真田もC1棋士だが竜王挑戦者になっている。因みに掲示板を復活した神崎はC1棋士であるが彼ら以上に強い。七段を甘くみてはいけない。このような棋士がネットで諸君等の声にいちいち答えていること自体、一頃では考えられないような大サービスと思わなくてはいけない。神崎はC1で小倉に勝っている。その小倉が羽生に勝ったということは、理恵夫人次第では羽生は神崎にも負けるということである。それほどプロ棋士は僅差で勝負している。僅差とはバレンタインデーと移動日が重なると羽生でも翌日は負けることがあると言うぐらいの差である。肉体疲労ではなく、準備不足であったということである。


谷川と行方は同じレベル 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)04時06分17秒

谷川にはショックであろうが行方と同じレベルである。もっと厳しいことを言えば行方は自分の方が上手と思って指している。だから来いと言ったのである。谷川は当たり前の手だけしか指していない。内藤が解説しなかったような指し手さえすべて一目でわかるようなものである。行方はそれでも勝つ自信があったからあのような挑発となった。行方はとんだ自信過剰家である。せめて自分は谷川と同レベルなのだと鏡にむかって言い聞かせるべきである。行方は顔つきがかわった。後手であるという自覚さえあったら谷川には負けなかったであろう。谷川は先手にしてくれたNHKに感謝したらよい。だが決してその勝ちっぷりに甘えてはならない。谷川をネットで絶賛する武者野はクソとなる。プロ棋士が敵であるプロ棋士を絶賛すること自体狂っている。羽生は決して甘えないので褒め殺しでもよい。


昨日のNHK杯戦の谷川行方の中身 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月17日(月)03時40分07秒

マシュダ一家は4WDであるが、クソどもには容赦しない単車を搭載している。
プロ棋士の大局観のお粗末さをこの辺で暴露する。我々は谷川を無条件で絶賛したりはしない。そのようなことをしたら谷川は成長を止めるからである。駒音掲示板をみると昨日のNHK杯戦の谷川を絶賛している。駒得したら駒損する戦い方で行方の二枚腰を粉砕したことを称えている。武者野はこのような事しか言えない立場である。彼は優劣が決まったあとの谷川のバランス感覚を褒めているだけとなる。
この将棋は行方が26手めに向かい飛車の方から24歩と突いた所から始まる。内藤が指摘したとおり、これは異端手であった。谷川は盤上もっとも美しい響きを放つ36歩を29手めに指す。これに対応する後手の63金が加速定跡を招いた展開手であった。谷川はこんな手を決して逃さない。当然37桂と跳ねる。勝負の境目は次の32手めにある。行方は長考で44歩としたがこれで谷川の攻めを呼び込んでしまった。では行方は後手としてどのように指すべきであったか。内藤にはそれがわからなかった。我々は形で一目である。行方が異端手を放ち谷川が36歩と打診した次点で腰掛け銀の四辺形を作る以外に後手は加速定跡へ必然的に引き込まれる。中盤の入口はそれだけのことであった。行方は異端手を指しておきながら逃げたために局面が加速し谷川に一方的に押し切られたということである。内藤はそこを説明できなかった。