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●ヴァジラヤーナコース● 教学システム教本(P.230〜P.235)

第三十五話(一九九三年四月九日 高知支部)

 わたしたちの本来のナーディーというものは、真空であると。で、この、真空であるということは、要するに低温沸騰を可能にする。低温沸騰を可能にするということはどういうことかというと、わたしたちの体温の徴妙な変化がわたしたちの元素に与える影響というものは、非常に大きいということになる。そして、わたしたちのナーディーは、ムーラダーラからスタートし、スシュムナーを通り、あるいはピンガラ、イダーを通り交差しながら、アージュニァー・チァクラ、最終的にはサハスラーラ・チァクラへと移行すると。
 ここでのエネルギー発生は、まさに、電波におけるプラズマ発生と同じであるということができる。つまり二極間の低い周波数から徐々に短い周波数へと変化していくと。そして最終的には、アージュニァー・チァクラの段階でマイクロウェーブと同じ周波数に移行すると。そして、この三管の三つの働きによって、プラズマ的エネルギーを発生することができると。
 これが、「上半身を炎にする」原理の意味合いである。つまり三管のナーディーが完全に浄化され、その先端部分の振動数の合致、つまり光の波の合致によってそこで生じる電圧、ここの力によってプラズマが生じるわけである。
 この原理は、実は第三次世界大戦、ハルマゲドンで使われるべき−−もうすでにアメリカでは用意されている。それはどういうものかというと、実際問題として湾岸戦争において、イラク人の死者は十万人と発表されている。しかし、死体としては八千死体しかなかったと。この九万二千の死体はどこへ消えたんだと。これは、まさに先程述べた原理によって発生したプラズマによって、消滅したということになる。
 実際問題としてバングラデシュでの台風の前、バングラデシュが炎に包まれたことがある。これは、台風の直前、台風の災害と見せかけてアメリカが行なった実験の結果であると。実際問題として多くの人が炎を見ていると。つまり、第三次世界大戦の中心的兵器は、プラズマであることは間違いない。
 ではこのプラズマはどのような力を発揮するのかと。今打ち上げられている人工衛星と、そして、アメリカ本土にある強力な電波の発信源とによってうまく焦点を結び、そして、いたるところに自由にプラズマを発生することができると。それによって、低い周波数体系の場合、炎となり、高い周波数体系の場合、対象の、例えば水元素、人間だったら人間の水元素が蒸発し、完全に気化するという現象が起きると。これが第三次世界大戦の様相である。
 ところが、日本人、および、死ななければならない民族には、そのようなことが教えられていないと。したがって、これはわたしが三月に予言し、もうすでに四月に成就した、例えばカンボジアでの日本人の死と。ポル・ポト派による殺害と。−−これはあの今日ね、新聞にも載っていたと思うが、これあの三月の説法聴いていただいたら、わたしの予言どおり動いていることがわかります−−この現象等によって日本は再軍備を行なうと。
 しかし日本の再軍備は、まあせいぜい誘導技術の優れた部分、まあ、持ったとしてもABC兵器であると。で、この、例えばABC兵器、つまり、原爆・水爆・中性子爆弾でも、例えばその相手の陣地がわかれば、そこに先程述べた電波によるプラズマを発生させることにより、そこで核爆発を起こすことはできると。つまり、核を持つことによって逆に自分が苦しまなきゃならないと。
 あるいはB兵器、つまり、生物兵器についてはどうかというと、プラズマの、もともと温度というものは一万度から五万度であると。したがって、この一万度から五万度の温度においては、いっさいのものは無に帰します。つまり、生物の、例えば、生命体は生きることはできないし、それからその出すトキシン、つまり毒素も完全に分解してしまうと。したがって、まあこのB兵器、つまり生物兵器は、使っても効果がないことになると。
 では新しく開発されているC兵器はどうであろうかと。例えば、まあちょっと古くなるけど、サリン系のものとか、まあいろいろあるわけだが、そのようなものも同じようにすべて原子の状態に戻ると。これによって力が発揮できないということになります。
 まあもちろんこれには抜け道があると。例えば、そのものが毒性があるつまり塩素や、あるいはフッ素等の場合、電離したとしても、それをもし吸ったならば相当の被害を与えることはできるだろうと。つまりその場合、その元素そのものを、化学反応させない形で逆に保存しなきゃならないということになると。したがって、アメリカの優位性というものは間違いないであろうと考えられる。
 ではこのプラズマ、電波によるプラズマに対してどのような防御があるのかという問題について検討しなきゃならない。もし第三次世界大戦がプラズマであるとするならば、つまりプラズマ兵器であるとするならば、まず第一番目に、わたしたちが火元素そのもの、つまりわたしたち自体がプラズマを発生させることができるならば、プラズマを供給されることにより、逆にプラズマの帯は強くなり、防御能力は増大するはずである。したがって、修行者が火元素そのものになりきるだけの瞑想を行なうならば、そこで少なくとも生命維持活動はなされるはずである。あるいは、国家防衛としてプラズマの帯を作ることにより、そのプラズマを遮断することはできるはずである。
 −−とまあ今日、このようにいきなり難しい内容から入って、どうですか、理解できますか?−−
 そして実はわたしは、このプラズマについては、数年前から瞑想していた内容なんだね。「次に来るのはプラズマ兵器であろう」と。「そして日本が生き残る道というのは、このプラズマの開発以外ない」と思っていたわけだ。
 ところがもうすでに湾岸戦争で、それが使われていたと。今日、だからわたしはガッカリしているんだよ。つまり、原爆に対しても、あるいは生物兵器に対しても、あるいは毒素、つまりトキシン兵器に対しても、あるいは化学兵器に対しても、このプラズマの開発を行なえば、まあ何とか勝てるだろうと考えていたんだ。
 そして今回の第三次世界大戦で使われるのは、今言った、要するに「プラズマ衛星反射砲」、それからもう一つは、太陽のエネルギーを使った「恒星反射砲」と。−−ダイナミックだねえ、どうだ?
 ところで、このような文明の差というものはどうして起きているのかについて検討しなきゃならない。これは、人間と動物の差を検討すればよく理解できることである。もともとわたしたちも、「四つ足で歩いていた」ということになっている。しかし、わたしたちが二本足で歩くようになり、つまり今のサルと同じように歩くようになり、他の動物たちは、要するにテリトリーを防御するという防衛本能・嫌悪、それから、多くのものを殺して食べるという貪り、それからセックス、それから戯れというスポーツね、これに翻弄されると。その間に、人間は必死に、神の一つの武器である炎、火というものを手に入れたと。これによって人間と動物とは差を生じさせたということになっている。
 ではだ。この人間世界を支配するためにはどのようにしたらいいだろうかと。同じことを行なえばいい。つまり、今の人間に対して「喜び」を与えると。セックスによる喜びを与えると。カネを持たせるということにより喜びを与えると。生活に満足させると。ね。そしてスポーツという「楽しみ」を与えると。それから「個人主義」、「自由」というつまり個人主義を与えると。それから「男女は平等である」という、ね、観念を与えることにより、闘争の本質をそいでしまうと。そして、人間の思考力を完全に止め、無智化させた段階で、自分たちは必死に、ある程度の煩悩捨断を行ない、そして普通の火以上のプラズマ、あるいは核を手に入れたと。これがユダヤと、それから凡夫の違いなんだよ。
 もともと『旧約聖書』を見ればわかるとおり、ユダヤというのは意識堕落天のカルマが非常に強い。その途中の段階で、「燃える丸い炎の輪に十字の剣」という象徴が出てくる。これは明らかに意識堕落天の象徴である。したがって彼らは、「半分神」なんだね。
 ところが今の人間は、それほど智性が高くないから、彼らに支配される運命にあるんだ。
 では彼らを超える道はあるのかと。それは当然あるよ。なぜならば愛欲神、あるいは神聖世界は、それより高い概念であると。いや言い方を換えれば、彼らを超えてすべての衆生を済度するためには、神聖世界の教え、実践、科学、そして、宗教をね、この日本に、それから世界に持ち込むしかないんだ。それがもともとわたしの役割だ。
 そしてまあ、今の段階では先程述べたとおり、わたしの思考していることと、彼らの思考していることは、兵器においては同じだ。しかし、具体性においては向こうの方が百万倍も大きいということになる。ではこの具体的証明はあるのかと。実は早稲田大学に大槻教授という人がいらっしゃる。これは物理の権威である。で、彼は、火の玉を作ることができると。実はこの火の玉というのはプラズマなんだね。
 ところがだ、だいたい大学の研究で与えられる研究費というのは、せいぜいが年間に一千万とか二千万とかそんなレベルだ。ところが国家事業で、例えば百億千億といったカネが自由に使えたらどうだろうか。しかも研究スタッフがそろっていたらどうだろうかと考えてごらん。この程度の研究ができなかったとしたら逆におかしいと。しかも、国家レベルの研究だから当然優秀な研究スタッフがそろっているよね。しかもそのバックには先程述べた、人間を超えた者たち、人間を少し超えた者たちが、霊的示唆を与えているわけだ。これでは勝てるはずがない。
 では次に、日本の未来についてどう考えたらいいか。先程述べたとおり、カンボジアで日本人が一人死んだと。これはわたしの予言どおりである。それから株価も、二万円に突っ込んだと。これもわたしの予言どおりである。そしてこの突っ込んだ株価はどうなるかというと、もう少し上がって、一気にカネは引き上げられると。それによって株価はまた暴落すると。それによって日本経済は最後の大きなダメージを受けるだろう。
 次に、このカンボジアの死をもとに、軍備をしようと。つまり、「武器を持った人たちを行かせるべきであると。でないと危険だ!」というストーリーが生じる。もちろん、一人目で終わるか、あるいはもう一人か二人殺すことによってそれを確定させるかは別にして、必ずそうなるはずだ。そして、日本の本格的な軍備だ。ところが先程述べた、日本は能がないから−−これはちょうど、第二次世界大戦の敗北を見ればわかる。竹槍で原爆と戦おうとしたような無智な国民だから−−次はプラズマに対して核を持ち込むか、あるいは生物兵器、あるいは化学兵器を持ち込んで対決しようとするだろう。つまり、勝敗の見えた戦いに巻き込まれると。
 ではなぜ、勝敗の見えた戦いに巻き込まれなきゃならないのかと。それは、例えばアメリカの中にも人道主義的な人は当然たくさん存在すると。すると彼らは、国家内における二分化が生じ、それによって力の分散が生じると。ところが、戦争という大義名分のもとで戦うならば相手をやっつけることは、ね、問題ではないと。したがって、戦争は起こす必要があるわけだ。これがシナリオである。
 しかも、予言されているキリストはまだ登場していないと。彼らとしては、キリストが登場する前にすべてを終わらせてしまいたい。すべて、世界を統一したいと考えるわけだね。
 オウム真理教の優れた信徒ですら、自己の煩悩に翻弄され、ね、そして時代の流れを見誤っているのが現状である。ましていわんや一般の凡夫、特に、煩悩増大するような宗教に足を突っ込んでいる凡夫が、あるいは外道が、何を考えることができようか。どうかな、これについては。
 まあいずれにしろ、わたしたちには最後の手段がある。それは何か。もともと人は死ぬんだと。したがって、修行を徹底的に行ない、自分自身の五蘊をできるだけ神々の状態にして、「はい、早く殺してください」と。これが最後の手段だ。
 わたしの今言った内容、これはすべて真実である。これ、君たちが、調査能力があればいろいろ調査してごらん。間違いなく出てくるから。
 人は死ぬ。必ず死ぬ、絶対死ぬ、死は避けられない。これは事実だ。しかし、そのときにどういう死に方をするのかという、一つのね、信徒としての目的がある。それからもう一つ、先程述べた、別の意味合いで生まれた魂がいると。それはすべてを捨て、救済しなきゃならないんだと。この、地球のすべての魂をその動物的な要素から解放してあげ、そして高い世界へ至る道筋を示す必要があると。それが、オウム真理教の役目である。
 さあ、しっかり修行し、そして目を覚まそうではないか。どうだ! ね。



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