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オーロラ情報局
by 日蝕貧乏知恵者猫
2003年2月のニュース
筒井道隆のアラスカ紀行(仮題)
南極・昭和基地で今シーズン初めてのオーロラ
TV番組 オーロラのサムライ
写真展 『地球環境とオーロラ』、オーロラ・スライド・ショー
今シーズンもセキュリティ・チェックは大変だぁ!
フィルムは必ず機内持ち込み荷物に!
園原 徹写真展 『Alaska Heart Land 〜荒野に生きる仲間たちのメッセージ』
坂本昇久 写真集『オーロラ夜想曲』
プラネタリウム番組『オーロラ・地球の王冠』
坂本昇久氏講演会『オーロラの下を旅する』
石川直樹写真展『for circumpolar stars -極星に向かって-』
南極・北極同時オーロラ中継

2003.2.28
筒井道隆のアラスカ紀行(仮題)
(一部情報誌では「アラスカ冒険旅行」)
(TV朝日サイトでは「紀行」(仮題)なので、そちらを採用)

サンデープレゼント
 筒井道隆のアラスカ紀行
(仮題)
 テレビ朝日系列にて
 2003年3月9日(日) 14:00〜15:25

 オーロラ、野生動物などに感動!
 秋のベツルスにも足を運ばれたようです。
 残念ながら、現段階ではここまでしか分かっていません。

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2003.2.28
南極・昭和基地で今シーズン初めてのオーロラ

南極・昭和基地で今シーズン初めてのオーロラ
 NHKが放送50周年記念で南極・昭和基地にハイビジョン放送センターを設えました。
 現地時間2月27日午前0時半頃(日本時間27日6時半頃)、昭和基地の夜空に今シーズン初めてオーロラが姿を現したそうで、NHKがハイビジョンで撮影に成功しました。
 1時間半に渡り、緑白色の他に、ピンク、赤、紫などの色を取り混ぜながら、渦を巻いたりカーテンが翻った様子が捉えられていました。
 19時、22時のニュースでオンエアされたのを確認しました。
 でも、画質は荒れてザラザラでした。(;_;)
 先日、TV朝日のニュースステーション中で撮影されたハイビジョン映像の方が、格段に美しかったです・・・。(^_^;)

 昭和基地は69S、39.35Eにあり、11月23日〜1月20日の59日間は太陽が沈みません。真夜中でも薄明が続いている期間は、10月2日〜3月12日まで・・・のようです。
 今回のオーロラは空が完全に暗くならないところに現れたのですね。
 (上記ページのライブカメラを見ると、既にかなり暗くなる時間帯があるように見受けられます・・・が、カメラの映像ですものね。^^;;)
 否!
 「現れた」は不適切で、「見えた」とするのが正しいのでしょう。
 オーロラは一年中出現していても、白夜の頃は太陽光に負けて見えないだけなのですから。

 いずれにしても、オーロラが見えたということは、南極の冬はもうそこまで来ているということですネ。
 ちなみに、昭和基地での極夜(太陽が昇らない時期)は、5月31日〜7月13日の44日間だそうです。
 まずは、4月5日の南極・北極オーロラ同時中継を楽しみに待ちましょう!
 もちろん晴天を祈りつつ・・・。

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2003.2.22
TV番組 オーロラのサムライ

TV番組 オーロラのサムライ
 TBS系列全国ネット
 2月23日(日) 14:00〜15:24オンエア
 (製作:HBC北海道放送)
 出演:宅麻 伸
 ナレーター:真矢みき

 北極圏の壮大な自然が残るアラスカ。
 その厳しい地に1900年代前半『犬ゾリ使いの神様』と異名を取る伝説の日本人がいた。
 その名は和田重次郎(わだじゅうじろう)。
 波乱万丈の人生を送った彼の足跡と功績を、俳優の宅麻伸が追い駆ける『アドベンチャーロマン紀行』。
(番組紹介より)

シルバー・クラウド
 フェアバンクス郊外トゥー・リバーでドッグ・マッシャーしていらっしゃる舟津圭三さんと、こちらのケンネルのワンちゃん達が上記番組に出演されるそうです!

関連書籍
 谷 勇二 著
 『オーロラに駆けるサムライ 開拓時代のアラスカを舞台に大活躍した"犬橇使いの神様"のドラマチックな生涯』
 山と渓谷社
 ISBN: 4635340082 \1,553-

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 アラスカで有名な日本人と言えば、新田次郎の小説『アラスカ物語』のフランク安田。
 犬ゾリの神様と呼ばれる和田重次郎の名は、余り知られていません。
 しかし、現在有名な犬ゾリレース『アイディタロッド』のトレイルはもちろんのこと、アラスカの主要な犬ゾリ・トレイルは彼が開拓したのではないか、と言われているそうです。
 (フェアバンクスの町が出来たのも、彼の力によるところが大きいとか・・・この本、未読なのです。^^;;)

 アラスカでの収録は今年1月だったらしいです。
 暖冬で雪が少なかったようですけれど、大丈夫だったのかしらん?
 (今年のアイディタロッドは、雪が少なくてコースが変更されたそうだし・・・。)

 なお、アイディタロッド・レースについては、このたび改訂された『地球の歩き方』〜アラスカ編〜の284ページから、チナ温泉の森茂男さんによる詳しい解説が載っています。

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2003.2.22
写真展『地球環境とオーロラ』、オーロラ・スライドショー

 いずれも所沢航空発祥記念館においてのイヴェントです。

写真展「地球環境とオーロラ」
 2003年2月8日(土)〜3月9日(日) 9:30〜17:00
 休館日:毎週月曜日
 所沢航空発祥記念館にて
 (西武新宿線「航空公園」駅下車、徒歩8分)
 〒359−0042
 埼玉県所沢市並木1−13
 県営所沢航空記念公園内
 T:042−996−2225
 F:042−996−2531

 オゾン層破壊、地球温暖化、異常気象、酸性雨・・・。
 今、地球環境を脅かす様々な問題が注目されています。
 一方、「神秘的な美しい自然現象」であるオーロラは、最近の研究から地球環境と密接な関係があるのではないかということがわかってきています。
 私たちを取り巻く地球環境についての参加型展示とあわせて、美しいオーロラの写真展をお楽しみ下さい。
 主催:所沢航空発祥記念館
 協力:(財)日本科学技術振興財団
(紹介ページより)

オーロラ・マルチ・スライドショー
 写真家:坂本昇久氏が撮影したオーロラ写真を使い、幻想的な音楽に合わせたスライド・ショーを開催します。
 日時:2月23日(日) 11:00〜、14:00〜、15:00〜
 会場:研修室

大型映像館 『シャクルトン奇跡の生還』(40分)
 2003年1月2日(木)〜3月30日(日)に上映
 10:30〜、11:50〜、13:20〜、14:40〜、16:00〜

 1914年、南極大陸横断を目指したイギリスのシャクルトン率いる28人の探検隊は厚い氷に行く手を阻まれて船を失い、酷寒の南極に取り残されました。
 そこから彼らは過酷な試練に耐え、17ヵ月後、全員が奇跡的に生還を果たしました。
 シャクルトンの優れたリーダーシップと仲間への信頼、生還への不屈の闘志は現代人にも熱い感動を与える作品です。(番組紹介より) 
番組作成:株式会社さらい(本作品についての詳細を見ることが出来ます)

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 星野道夫さんも愛読していたという『エンデュランス号漂流記』。
 このシャクルトンの探検に関しては、何故か最近良く目にしますし、現在、映画化も進められているとか・・・。


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2003.2.3
今シーズンもセキュリティ・チェックは大変だぁ!

受託手荷物開被検査の実施
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 日本からアラスカへ向かうには、アメリカ本土経由、韓国・ソウル経由が一般的ですが、ノースウエスト航空(NW)でシアトルへ飛び、そこからアラスカ航空(AS)を利用される方も多いと思います。
 以下のような情報がNWのサイトにありましたのでお知らせします。

 米国運輸保安局の指示で、2002年12月31日より、米国から離発着する便を対象に受託手荷物開被検査が実施されています。
 スーツケースなど預ける荷物は鍵をかけているかどうかに関わらず、米国運輸保安局係官(以下、係官)によって開けられて検査されるとのこと。
 チェックイン・カウンターで預けた荷物は、その後X線装置を通ってから係官によって手で検査されるようで、全ての荷物がそうなのか、それともX線検査をして怪しい場合のみなのか、抜き打ちでピックアップされてなのかは分かりません。(現在確認中ですが、建前上は「全ての荷物」という返事がありそう。*_*;)

 もし、スーツケースなど鍵がかかっていた場合にはどうなるのか?というと、チェックイン・カウンターで預けた直後などでその荷物の所有者(搭乗者)が居る場合には鍵を貸してもらって開鍵をすることが可能ですが・・・。
 主要メーカーのスーツケースだと、合い鍵を用意している、などという話も聞きます(大きなホテルでもそういう所があるとか?)が、最悪の場合、こじ開けて検査するという荒技が公使されるかも知れない・・・という、物騒なことも耳にしました。
 もちろん、フィルムなどは強力なX線によって感光してしまう恐れがあるので預け荷物には入れてはいけませんし、現金や貴重品なども紛失の恐れがあります。(この場合、盗難の度合いも・・・。^^;;)

 私は、とりあえず使わないカメラやレンズはスーツケースの中に入れて預けてしまっているので、このニュースを聞いて頭を抱えてしまいました。全ての機材を手荷物にしたいところですが、それらを持って動き回るだけの体力がないものですから。(^_^;)
 下記のフィルムの件とともに、非常に悩ましい問題です。
 なお、この検査の為に、チェックイン作業には相当な時間がかかることが予想されます。
 空港には早めに行かないといけませんネ!

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2003.2.3
フィルムは必ず機内持込荷物に!

starオーロラ撮影遠征の際、フィルムは必ず機内持ち込み手荷物に!
「未現像のフィルムは『手荷物』として機内に持ち込むことをおすすめします」 フィルムメーカーが飛行機利用の方に呼びかけ
フィルム110番 −空港でのX線検査−
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 アサヒカメラ2003年1月号 199〜206ページにも詳しい記事や写真が掲載されていました!
 この件については、別途詳しく取り上げたいと思っていますが、それまでは上記サイトをご参照ください。


搭乗時はご注意! 機内への持ち込み手荷物、規格外多発

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 asahi.comの記事で、内容は日本国内の航空会社についてです。
 事故防止の観点からも大きな荷物の機内持ち込みは差し控えるべきかと思いつつ・・・カメラやレンズなどの壊れ物を預け荷物にするのは躊躇われて、手荷物にされる方が多いと思いますが、重いしがさばるんですよね。
(私はスーツケースに入れて預けてしまうことが多いです。恐いのですが、今のところ問題は起こっていません。ラッキーなだけかも。スーツケースはボコボコなので。^^;;)
 テロの問題もあって海外の航空会社もチェックが厳しくなっているようですので、遠征機材、荷物の量の削減(?)にはこれからも頭を悩ませそうです。

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2003.2.1
石川直樹写真展『for circumpolar stars -極星に向かって-』

石川直樹写真展『for circumpolar stars -極星に向かって-』
 2003年2月12日(水)〜3月30日(日)
 Epson Imaging Gallery
 開館時間:10:30〜18:00
 休館日なし
 入場無料
 東京都新宿区西新宿2−1−1 新宿三井ビル1F
 T:03−3345−9881

 実は・・・オーロラやアラスカの写真があるかどうかは不明です。(^^;;)

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2003.2.1
園原 徹写真展
『Alaska Heart Land 〜荒野に生きる仲間たちのメッセージ〜』


園原 徹写真展 『Alaska Heart Land 〜荒野に生きる仲間たちのメッセージ〜』
 アラスカの厳しい自然のなかで生きている動物たち。
 その表情は優しく、時にユーモラスでもあります。極北の美しい光の下で彼らの姿をとらえました。
 大空を父とし、大地を母として生きてきた動物たちは大自然の語り部です。
 そんな彼らの姿に地球のメッセージを感じていただけたなら・・・。(紹介サイトより)

2003年3月1日(土)〜3月31日(月)
 休館日:3月20日(木)
 府中市郷土の森博物館にて
 (京王線「分倍河原」駅下車、バス6分。もしくは徒歩20分)
 〒183−0026
 東京都府中市南町6−32
 T:042−368−7921
 F:042−360−8217
 入館料 大人:100円、子供50円


2003年1月23日(木)〜2月5日(水)
 10:30〜19:00 (最終日は16:00まで)
 ドイフォトギャラリー
 千代田区有楽町2−10−1 交通会館B1

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2003.2.1
坂本昇久写真集『オーロラ夜想曲』

写真集『オーロラ夜想曲』
 坂本昇久著
 大和書房
 
定価2,400円(税別)
 ISBN4−479−39100−2
 2003年1月20日発売
 A5上製 80ページ


 光の魔法、色彩の記憶
 僕たちの棲む地球のうえに、光のシャワーが降り注ぐ。
 まるで宇宙の色を集めたように、まるで静かな音楽のように。
 オーロラと星と植物たちをめぐる、うつくしい写真とことば。(帯より)
 こちらで本のダイジェストを見ることができます。


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 大和書房から上梓された前作『天の衣・夜の破片(かけら)』は、表紙のガスライト・ブルー(と、私が勝手に命名。^^;;)のオーロラがとても印象的でしたが、本作では天を焦がす深紅のオーロラ。
 サイズがA4版とコンパクトなので、気軽に持ち歩いていつでも美しい写真と言葉を側に置いておけるのですが、やはりもっと大きなサイズで見たい!というのが本音です。

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2003.2.1
プラネタリウム番組『オーロラ・地球の王冠』

プラネタリウム番組『オーロラ・地球の王冠』
 佐賀県立宇宙科学館にて

 カメラマンの坂本昇久氏から120枚ほどの貴重な写真を提供していただきました(風景写真も含む)。原案も坂本氏によるものです。ちょっと若いころの坂本氏をイメージした・・・そんな番組です。オーロラファンの方には、ぜひぜひ!見ていただきたい番組です。
 番組のほうは春休みぐらいまで投影していると思いますが、日によって投影時間帯が異なりますので、事前に電話にてご確認ください。
 佐賀県立宇宙科学館 T:0954−20−1666

 以上、プラネタリウム・天文台・その他宇宙関係のコーナーの担当の丹野佳代子さまからお寄せいただいた情報です。どうもありがとうございます。


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2003.2.1
坂本昇久氏講演会『オーロラの下を旅する』

坂本昇久氏講演会『オーロラの下を旅する』
 2003年2月15日(土) 13:00〜
 佐賀県立宇宙科学館『プラネタリウム・カレッジ』
 入館料が必要。
 問い合わせ先:佐賀県立宇宙科学館 T:0954−20−1666

 この情報も佐賀県立宇宙科学館の丹野佳代子さまからお寄せいただきました。どうもありがとうございます!
 出来ることならば、私も佐賀まで駆け付けたぁ〜い!

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2003.2.1
南極・北極同時オーロラ中継

南極・北極同時オーロラ中継
 2003年4月5日(土)
 NHK総合・NHKハイビジョン

 オーロラは南極と北極で同時に見られる発光現象。昭和基地とスカンジナビア半島から、幻想的なオーロラの同時ハイビジョン中継に世界で初めて挑戦します。

 神秘のオーロラ 母なる宇宙
 昭和基地、南極点、北極圏で撮影したさまざまなオーロラの姿にNASAの映像も交え、オーロラを引き起こす太陽風が地球に及ぼす影響についても探ります。
番組紹介ページより)


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