ターコイズの本筋イラン産のペルシャターコイズをご紹介します。
ペルシャ産は希少価値が高く、中々市場には出回ってきません。
本来は、イラン東部マシュハド付近で産出されたターコイズの呼称でしたが、まぁ、あの辺りで産出されたターコイズであれば、こう呼んで差支えないみたいですね。裏側には母岩の削り残しがあり、磨いた表面には目立たない色むらが一点ありますが、欠点と言うよりはむしろイミテーションではない事を証明してくれています。
別名にあるアガファイドとは、ガラス光沢を持つペルシャターコイズの名称だそうですよ。
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スリーピングビューティー産をご紹介します。
スリーピンクビューティー産はターコイズの一大ブランド産地らしく、ちょっと調べればわさわさと出てきます。勿論高品質の産出があるからこそのブランドなのですが、やっぱり高品質のものは中々見つかりません。いつかは濃いー青色のターコイズを手に入れてみたいものです。
不透明の石にファセットカットを施しているのは、最近見かけます。良質の結晶に正確なファセットを施すと、非常に艶やかなガラス光沢を示すので、ファセット加工は有ですね。まぁ、パビリオン部にファセットを施してもあんまり意味無い気がしますが、遊び心と芸術性が感じられて、個人的に職人さんGJだと思います。
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きーんぐまーんっっ!!!
アリゾナ州北西部のミネラルパークと呼ばれる、昔からネイティブアメリカン達がターコイズを採掘していた歴史のある地域に位置しているキングマン鉱山は、アメリカでももっとも大きな鉱山のうちの一つです。
イサカ・ピーク坑道で採掘された硬度が高いオールドキングマンと呼ばれるナチュラル・ターコイズが特に珍重されているとか。
産地や色相、模様の様子などで様々なカテゴリーがあるアメリカのターコイズは、現地で愛されているのだなぁとしみじみ思う次第です。
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