TEKTITES


オーバル フラワーカット 6.43ct


TEKTITS(テクタイト)/和名 天然ガラス/結晶系 非晶質/モース硬度 5/別名 モルダバイト メテオリックガラス ボヘミアンクリソライト等
天然のガラスとして最もポピュラーなのは、黒曜石と呼ばれる艶やかな黒い結晶ですが、テクタイトは、隕石質でほぼ純粋に近い天然シリカ・ガラスです。テクタイトの起源については諸説あり、宇宙から来た物質であるとか、大きな隕石による衝突で周辺の岩石が溶解して出来たものであると云ったものです。
有名なチェコ産テクタイトをモルダバイトと呼称する他、タイやインドシナ産のモノを「インドチャイナイト」フィリピン産を「フィリピナイト」オーストラリア産を「オーストラライト」タスマニア産を「ダーウィン・グラス」インドネシア産を「ジャワナイト・ビリトナイト」テキサス州産を「ベディアサイト」リビア産を「リビアン・グラス」と産地によって様々な呼称があります。多分これからも増えていくでしょう。
各地のテクタイト
リビアングラス
オーバル フラワーカット 6.43ct
エジプト リビア砂漠
モルダバイト
オーバル フラワーカット 6.29ct
チェコ モルタビ産
大抵は半透明で緑から濃い褐色が多い中、こちらは綺麗な透明結晶で、とても透明に近い淡いレモンカラーをしています。写真では色がかなり濃く写ってしまいましたけど……。
ちらはリビア砂漠で発見された、ほぼ純粋に近い天然シリカ・ガラスで、隕石質のテクタイトの一種。起源は2800万年前と推定されています。テクタイトの中では、モルダバイトと人気を二分する美しい結晶です。
大抵は半透明で緑から濃い褐色が多い中、こちらは綺麗な透明結晶で、深いボトル・グリーンをしています。
写真にはぷつぷつとした内包物が確認できます。
チェコスロバキアのモルダウ川で発見されたため、モルダバイトと呼称されます。起源は1500万年前と云われる隕石質の天然ガラスです。


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