19世紀の終わり頃までは、オリエンタル・トパーズと呼ばれていたらしいです。語源からもお分かりの様に、サファイアとは青い石の呼称でしたからね。でも、黄色いサファイアは、それ自体希少です。
この石は、他の色の噛んでいない、ペール・イエローと云ったカンジの淡い黄色をしています。まぁ、アイクリーンかな。
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美しいサンフラワーカラーが魅力的なゴールデン・サファイアです。
目立ったインクルージョンも無く、キャラ目もまま大きくて、圧巻。ふじもり自慢の逸品で御座います〜!
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赤味が噛んだオレンジ色のサファイアです。これがピンク味だったらパパラチャになっていたかもしれない、微妙な色合い。ただしパパラチャでなくとも、オレンジ色のサファイアは、それだけで大変稀産です。
サファイアには珍しいシザーズカットで、小さいけれど、主張のある石です。
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ヴァイオレット・サファイアとして購入したんですが、どう見てもパープルってカンジの赤味を含んだ紫です。高品質のアメシストを連想させる赤紫色で、熟した赤葡萄の様。
ヴァイオレットっつー場合は、青み掛かったスミレ色を連想してしまうんで、勝手にパープル・サファイアだと思うことにしました。別に色の名称なんて、その人の受け止め方次第だしね。…江戸紫(のりの佃煮じゃなく)と京紫の違いと云いましょうか……。むむ。
ヴァイオレットとかパープルとか、何か発色の原因となる元素によって明確に区別されているのかどうなのか、そこの所はよく判りませんね。
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