ALEXANDRITE CAT'S-EYE(CHRYSOBERYL)


ラウンド カボションカット 2.69ct


ALEXANDRITE CAT'SEYE(アレキサンドライト・キャッツアイ)/和名 金緑石/結晶系 斜方晶系/モース硬度 8.5/
アレキサンドライトはクリソベリルの変種で、クロム含有によって変色性を示す希少宝石です。「昼はエメラルド。夜はルビー」と評されるアレキサンドライトは、最早変色宝石の代名詞で、カラーチェンジする石には「アレキサンドライト・ライク・○○」とコマーシャルネームが付くほどです。因みに、キャッツアイと呼ばれる有名だけど今イチ地味な宝石は、クリソベリル・キャッツアイの事ですが、アレキサンドライト・キャッツアイは、その中でも更に変色効果を示すクリソベリル・キャッツアイの事で、キャッツアイの最高峰なのです。
歴史的に有名なアレキサンドライトの産地はロシアのウラル山脈ですが、ここでは他にもイロイロと高価な宝石が取れます。最初に発見された時に、当時のロシア皇帝アレクサンドル二世に因んで命名されました。ロシアの鉱山が枯渇してからは、主な供給源は例によってブラジルはヘマチタ(エマチタ?)、タンザニア、スリランカ、マダガスカル、インドのオリッサと、何れも名立たる宝石王国です。
ラウンド カボションカット 2.69ct
「昼はエメラルド。夜はルビー」と評されるアレキサンドライトの変色効果
この石はキャッツ石なのですが透明度が高く、シャトヤンシーが角度によってはハッキリと出ません。裏側の地足らずが透けて目立ち気味ですが、2キャラを超える大きさがあるので、ふじもり的には大満足で自慢の一品です。
むふぅ。
左の写真が昼色光下で写したもので、右の写真が電灯光下で写したものです。


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