佐倉機関区最終配置車-DD51-
(千葉機関区継承車)



874号機。
佐倉機関区最若番。唯一の一体型ラジエタカバーで、典型的なSG無車中期の形態。
1973年8月17日新製、三菱重工。新製配置区は門司。87年には国鉄解体と共に一旦廃車になるものの、89年に車籍を復帰、2月6日に佐倉機関区に配属される。九州塗装で異彩を放っていたが、92年1月の交B施工時にナンバーを白に塗装、更に95年5月の全検で完全に一般機塗装になった。
佐倉機関区最終日、最後の入区車として、97年3月21日、1455レ牽引後、入区・着検を行った。
99年1月、川崎機関区でDD51型初の2交B施工車となる。当初は不調なるも、のちに復調。


1801号機。
SG準備車4両目として78年3月14日新製、佐倉に配置される。三菱重工製。
以下4両は、航空燃料輸送のため佐倉に配置されたDD51型最終ロットである。 佐倉機関区最後の全検施工車(96年6月)。
同機が佐倉機関区最終日最後の出区車となった。(上り1096レ)当日は上記の874号機を回送分として伴って出区した。


1802号機。
78年2月16日、佐倉機関区新製配置。三菱重工製。
90年の成田臨に数度牽引機として貸し出し充当され注目を浴びる。また96年9月10日、貨物所属のDD51としては最初で最後の成田線・銚子工臨に充当される。
機関区廃止1カ月前の97年2月18日、全検入場のため佐倉を後にする。出場は「千葉機関区」発足後であった。


1803号機。
78年2月21日、佐倉機関区新製配置。三菱重工。
千葉機関区では最初の全検入場車となる。(98年3〜4月)


1804号機。
78年3月13日、佐倉機関区新製配置。三菱重工。
同機の冷風機は自区取付工事分。97年3月12日、佐倉機関区最後の交検施工車で、機関区最終日の3月21日は下り列車の(1455レ)最後の出区機ともなった。
全検は98年10月に行われたが、千葉地区では初の黒Hゴム車となった。




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