ベンガルの虎

作:唐 十郎 演出:栗橋 寿
劇場:東演パラータ 日時:平成2年6月16日・17日

「ビルマの竪琴」の水島上等兵は、実はすでに日本へ帰っていた!
いまや商社員となり、戦死者の遺骨を大量に輸入し、ハンコを作って儲けていたのだ。一方、帰らぬ夫を待つ、元教師で今はホステスの水島カンナ。
彼女の前に現れたのは、カンナの教師時代の教え子だったと名乗る、流しの水島銀次。
カンナの思いは、夫の水島と教え子の水島の間で揺れ、競輪場からビルマ戦線の“白骨街道”へ、さらにラシャメンだったカンナの母がいたバッタンバンの娼家へと、時間と空間を越えて、ゆきつもどりつする……。


「ベンガルの虎」フライヤー C A S T
水島カンナ:桜井ひとみ
流しの銀次:椎名 悌
水島:本田 隆
俗物博士:小林正喜
天地振動:布村昌隆
印肉貧相:鈴木 淳
産婆のお市:柳田裕昭
中年男/予想屋の将軍:近藤大昭
流しの兄弟・右近:小林恵子
流しの兄弟・中近:小野貴司
流しの兄弟・左近:金谷康弘
マサノ:西宮由美子
マネージャー:丸山友朗
妻と称す女:前田正人
白痴女:宮川浩一
武田 哲稲田智徳、曽我和子、青木優子林 真弓
S T A F F
演出:栗橋 寿
制作:藤沢 淳宮下由紀子
舞台監督:加野亜紀子
照明:松本 永、高井和恵、柴田康子
音響効果:吉野 忍、田村あゆみ
舞台美術:丸山友朗
装置:尾関健一、尾形健三
美裳:宮下由紀子
宣伝美術:吉野 忍
作曲:富田英裕
演出補:武田 哲

協力:東京工業大学演劇部


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