98 Wind Report

猪苗代合宿

9月4日(金)〜7日(月)
恒例の猪苗代合宿の
レポートです。
99年は猪苗代湖合宿は8月末の予定です

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レポート寄稿者


84-2 篠田

■ 9月4日(金) :レース前日

予定より1時間遅れで目を覚まし、4:00に慌てて斉藤さん@沖
宅へ急行する.斉藤さんは彼女と彼女のおかあさんの3人でフラ
ンス料理デートの帰りで、1時間位しか寝てないとのこと.
(しかし、お母様といっしょでなんで3:00帰りなんだろう...
  危ない想像が頭をよぎる.フランス料理でなく親子丼???)

とりあえず、6:00にボルボ号小岩を出発.
東北道蓮田SAを7:00に通過.「井田さんの予定だと蓮田SAを6:30
出発ですよね.もう先に行ってしまっている」と話している後ろ
から背後霊のごとく井田さんのレガシー号が現れる(なんという
タイミング!?).

10:30頃天神浜着.
既に吉原さんがセッティングを済ませていた.浜は先週からの大
雨のため5m位小さくなっている.風速は3m/s以下.
さっそく井田さん、恵理子ちゃん、吉原さん、斉藤さんが出艇.
(私は浜でお昼寝)

小1時間程で皆さん帰着.
ここで事件発生!
斉藤さんが弁当をとりにボルボに向かったところで「がちゃ」と
いう音とともにボルボの鍵がかかってしまった.キーは私が運転
席に置いておいたため車の中.痛恨のインロック!!
斉藤さんも真っ青になり、いろいろなディーラーに連絡するも最
終的にJAFを呼ぶことに.30分ほどで流暢な東北弁をあやつる気の
よさそうなJAF隊員が到着.
内心、大丈夫だろうか?と気がきでない.「修理代10万円位弁償
しなければならないのかな〜」と気分は最悪.
ところが数分後「がちゃ」という音とともに見事に鍵が解除.
もうJAF様々、神様〜!!といった感じでした.
(JAF会員証の携帯は必須ですね)

 #ご迷惑おかけしました> 斉藤さん
 #どうもそばを通ったエンジン音によって、エンジンを切った
   後のセイフティロックがかかったようです.
   (詳しいことはよくわかりませんが...)

17:00頃沖電気保養所着.ここはいつ来ても概観、設備の豪華さ
にびっくりしてしまう.料金は2,000円位アップしたそうだが、
やわらかいステーキとお刺し身、デザートと大満足の夕食でした.

夜は、斉藤さん、吉原さん@「恵理子ちゃん夜の部担当」、私が
かわるがわるうたた寝していたようでビールを2、3缶飲んだだ
けで就寝.

■ 9月5日(土):レース当日

7:00頃目が覚める.さっそく朝風呂へ.
裏磐梯の景色を眺めつつレースへ向けて気分を高める.
(いつもの二日酔いもないし、なんて理想的なレース当日なんだ
  ろうと感涙にむせぶ)

10:00対岸の崎川浜到着.
日程がずれたせいか、例年に比べ選手の数が少ない感じ.
駐車場にも余裕がある.

庄野さん、福島さん、佐野さんも到着しており、福島さんはセ
ッティングをすまし、さっそくところ狭しとフリーマーケット
のセッティングまで始めている.

遅れて10:30頃開会式.
風もまだ安定していないので、1時間ほど待機.11:30に再集合
とのアナウンス.1時間あるので即効でセッティングをすませ、
さっそく海面チェックに向かう.スタート地点になる湾内は左
からシフトした風が入ってきており、左からのブローに乗るた
めにもだめもとで下1を狙うことにする.

12:15に陸上本部テント前に戻ると13:10スタートのアナウンス.
出艇申告をすませ、さっそくレース海面へ.
レースはコースレース(往復)と横断レース(対岸到着のタイム
を競う)の2種類.今回、私たちは湖往復のコースに参加.

【コース】

スタート→上マーク→対岸マーク→フィニッシュ
            (約8K位?)     (約8K位?)


                  天神浜
----------------------------------------------

  ^  ^ ^ ^  ^  ^  ^ ^ ▲対岸マーク^ ^ ^   ^  ^ ^
 ^  ^ ^ ^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
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 ^  ^ ^ ^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^ ▲上マーク  ^  ^ ^
  ○^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
   |^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
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  ○   ^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
 スタート
^  ^  ^  ^ ^ ^○--------○フィニッシュ ^ ^   ^  ^
----------------------------------------------
               崎川浜

【風速】

 風向:?(上図右斜め上→左下方向)
 風速:3 - 5m/s

スタートの片方のマークと上マークはあるのだが、肝心の本部船が見
当たらないスタートラインがよく分からない.
風は大きくシフトしており、本部船らしき船が沖の方へ移動している
ため「レース延期か〜」と湖面を再チェックしに沖に向かう.
これが大失敗!!
スタートの方にもどろうとしたところなんとすでに列ができている.
本部船を見るとちょうど黄色の旗が降下(スタート1分前)した.
「あ〜終わった」と思ったがとりあえず、本部船目指して猛烈にパン
ピングする.本部船を目前にしてスタートホーンそして連続する短音
が聞こえたゼネリコ
のホーン.「助かった!!ゼネリコだ!!」
再スタートのホーンが鳴り、赤旗が掲揚された.「え!?6分前から?」
6分と時間が長いので、ゆっくりとラインを流す.多くの選手は3分前
と勘違いしているようで、3分前には下マーク付近が混戦している.
ラインも3重の層になり、タックする選手ありで大混乱.
私は、ゼネリコとシフトしているため風のために大きく凹んだライン
の上を着々と流す.スタートホーンとともに下5位の位置から即ポート
に切り替える.「やった!!ひょっとして上マークシングルか?」と
期待しながら上マークへ.しかしながら、上り角度の悪さとパンピング
の足りなさ、上アプローチ時のタックの返しの悪さのためずるずると
順位を下げ、20位後半で回航.

上マークから対岸のマークまでは約10km弱位の距離か?
上に上る集団、下に下る集団、上下の中間を走る集団と大きく3つに
分かれた.正解は上のブローをつかんだ集団だった模様.下の集団も
そんなに悪くはないようだった.真ん中のコースが最悪で、上集団の
ブランケのためか風の入りがよくなかった.
庄野さんは最悪コース(真ん中→下)を通っていたようで、対岸マー
ク付近でパス.今日はちょっと調子いいかな〜と思いながら、マーク
を折り返す.残りの復路を地道にパンピングし、ぼちぼち順位を上げ
ていると後ろからバサバサとすごい音が迫ってくる.振り替えると
庄野さんが手を振りながら、抜き去っていった.とりあえず取り残さ
れないように私も猛烈にパンピング.このパンピングが効いたのか?、
結局10人位パスしてフィニッシュ.結局、庄野さんとは5人差の22位.
(今回は早い所が参加していなかったので、真ん中より上だったけど

佐野さんは見かけなかったな〜と思っていたら、かなり前を走ってい
た.

閉会式では、ビンゴゲームで皆さん何かしら景品(BBQコンロ、腕時
計、発泡酒2箱等)を貰い一路宿へ.
ここで吉原さんは帰京.

宿では、思い思いにWSF話に花を咲かせる.
恵理子ちゃんは無謀にも酔っ払い相手にトランプを挑み激沈!!.
(「7並べ」で酔っ払いに泣かされ就寝.)
ごめんね>恵理子ちゃん.

■ 9月6日(日)

朝10:00に宿を出て天神浜へ.
風は、そよそよだったが福島さん、斉藤さん、庄野さん、佐野さん
でコースレースの練習.
(今年は、佐野さんのおかげで気合が入っているな〜!!)
井田さん親子も湾内で練習.
私もコースレース組に途中からまぜてもらい、上下タック練を繰り
返す.
(学生時代にもどったようでなつかしかったです.)
佐野さんはやはりフォームが出来ていて安定している.
私ももっとのりこまなければとひしひしと感じた.

15:00には皆上がり、軽くビールを飲んでデニーズへ.

井田さん親子は、もう一泊しその他の人々は一路自宅へ.
ボルボ号も1時間30分(この間私はひたすらおしっこを我慢!!)
の大渋滞を抜け11:30小岩に到着.

どうもお疲れさまでした.

152-5 庄野

■ 9月5日(土):レース当日
福島さんとの待ち合わせ場所、蓮田SAにほぼ、6時前に到着。
ただし、一人でぼーと運転していたので、
SAの入り口に入れず、大慌てで、SAの出口から逆行して、駐車所に入る。
あとは、無難に10時に崎川浜到着。

しばらく、すると井田さん、篠田さん、斉藤さん、吉原さんも到着。
ぼちぼち、準備をはじめ、z旗上がる。

コースは、以下のよう。(詳細は、篠田さんのメール参考にしてください。)


 【コース】

 スタート→上マーク→対岸マーク→フィニッシュ
             (約8K位?)     (約8K位?)


                   天神浜
 ----------------------------------------------

   ^  ^ ^ ^  ^  ^  ^ ^ ▲対岸マーク^ ^ ^   ^  ^ ^
  ^  ^ ^ ^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
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  ^  ^ ^ ^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^ ▲上マーク  ^  ^ ^
   ○^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
    |^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
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   ○   ^  ^  ^  ^ ^ ^ ^ ^   ^  ^ ^   ^ ^ ^
  スタート
 ^  ^  ^  ^ ^ ^○--------○フィニッシュ ^ ^   ^  ^
 ----------------------------------------------
                崎川浜

 【風速】

  風向:?(上図右斜め上→左下方向)
  風速:3 - 5m/s


スタート前にラインを流すと、極端な下有利。
アウターマークからだと、ほぼ、ポート一本かと思えるほど。
これでは、スタートにならないなー。と思いながらも、
とりあえず、下スタート狙い。
スタボーで流しつつも、ポートに切り替えて、
ポートスタートがいいかなと思うが、
そのまま、時間は、過ぎていき、下数番でスタボースタート出来た。
上に後輩(寒河江君)が、下には、永沼さんが、いた。
そのまま、スタボーを伸ばすと、オーバーランになるよーと
心配しながら、早く、上の寒河江君がタックしないかなーと
待ちながら、スタボーと伸ばす。
時間にして、数十秒か?
寒河江君がタックしたのを確認して、私も10mくらい走ってから、タック。
この時点で、ほぼ、上マークがポートのライン上に見え、
「おお、いけるぞー。」と、喜ぶ。
一瞬、上マークトップ回航かと思うが、
しばらく、走ると、下先行している人が、トップに、寒河江君で、2位、角南さん、
あと、永沼さんと良い勝負。
まあ、悪くても、4位以内で、上マーク回航は、間違いなし。
上マークで、もう、レースは、終わりのつもりで、パンピング。
そして、上マークへあと、20、30mというところで、
なんと、アウター艇が来て、ゼネリコを知らせる。
「あー、ショック!!」
もうすでに、腕パンの状態。
でも、とりあえず、スタートラインに戻る。
しかし、腕は、張っているし、滅多に上マークを上位で回れることがないので、
落胆。
私の今年のレースは、ここで、終了かな。
次のスタートには、今一つ、集中できず、ラインは、変わらないので、
また、ゼネリコかと思うと、全然、スタートラインにつけず、
おまけに、スタボーでラインが切れず、ポートに返したら、沈。
最悪のスタートとなった。

でも、下からのスタートもあり、20番台で、なんとか、上マーク回航?
その後、アビーム一本だが、私は、篠田さんの感想にもあったように、
行きは、真ん中を走るが、コース取りが悪いのと、
セイルが開き気味であるとかで、
(篠田さんチェック、
昔も千葉で一緒にコースやっていたおじさんに指摘されていた。)
回りにどんどんパスされて、落ち込みながら、サイドマーク回航。
途中、大学の後輩達にも、引き離されるし、とほほ状態。
サイドマーク回航は、40番前後か?
行きのアビームは、完プレしたり、しなかったりの状態であり、
かなり、腕の差が出たかも知れない。
私は、ダガーを出したり、引っ込めたり、したが、
今一つ、乗り方は、判らず、じまい。

帰りのアビームは、みんな、上側のコースを走行。
私は、猪苗代の横断レース参加の経験は、長いだけに、
みんなの上よりのコースでは、ちょっと無駄な距離を走ることになるだろうと
感じ、一人、崎川浜への直線的なイメージのコースを走ることにした。

そうすると、これが、あたりで、上の集団をまとめて、パスでき、
途中、篠田さんもパス。
(篠田さんのコースは、私と同じだったが、
ここは、ゼロセイルの威力。パンピングで、抜けた。)

そして、結局、17位でゴール。

今年は、参加者が少なく、もう少し、上位を狙わないと
いけなかったかも知れないが、ほとんど、練習もしないのだから、
このあたりの順位が、当たり前か。
その後、いつもの景品抽選が行われ、無事、終了。

あとは、毎年、なじみのロッジで、食べて、飲んで、
気がつけば、寝ていた。
篠田さん、布団敷いてくれてありがとうございます。

■ 9月6日(日)
今年は、佐野さんのおかげでコースレースの練習。
私は、最初、吹かなければ、乗るつもりは、なかったので、
佐野さんに感謝です。

佐野さん、福島さん、篠田さん、斉藤さん、私の5人で、
艇速練?、タック練を行い、すごく、タメになりました。
上りのフォームも少し、思い出しました。
江ノ島の人たちが、毎週、風の強さに関わらず、
練習する気持ちがよく判りました。
4人、いれば、充分、おもしろかったです。
斉藤さんももうすこしで、一緒に走れますね。
ぜひ、みんなも風が無いとは、コース練習しましょう。
今後は、三浦合宿では、無く、逗子合宿かな。

その後、私は、4時過ぎに天神浜を出発するも、
途中で大変眠くなり、菅生PAで仮眠をとり、
7時に仙台着。

感想
もしかすると、いうよりも、たぶん、
これが、今年最後のコースの練習でしょう。
それに、コースの練習は、2年前の福島さんの送別会で、
逗子で乗って以来かも。
でも、大変、日曜日の練習は、楽しく、
日曜日の夜、なんか、すごく、「ウインドしたいなー。」と
モチベーションは、高く、
上さんに、2週間に一回は、ウインドさせてと懇願するも
むげに断られ、さびしい思いでした。
でも、10月の全日本は、金曜日から、なんとか、いけそうです。
上さんは、しぶしぶで、仕事は、ぶっちぎりです。
(吉原さん、宜しくお願いしますね。)


152-9 井田

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