Aug. 21, '97 by 152-9
8月8日(金)(1997年)横浜で献血の後、何か良いリモコンシャッターはないか?と、ヨドバシに寄ってみた。 地下のアクセサリー売り場に5m延長コード付きレリーズがあった!さらに、コンパクトカメラ用シャッターボタンもあった。これは、ベルクロでシャッターボタンをカメラ本体に固定する。シャッターボタンには、もちろんレリーズ用のネジ穴がついているというものである。 もちろん、両方ともすぐに購入した。両方で2000円ちょっと。 |
このレリーズセットは、空気式である。つまり、5mの延長チューブは空洞のパイプで、端からポンプで空気を送り、その圧力でシャッターを押すタイプだ。空洞のチューブ5mは、非常に柔らかく、簡単につぶれる。ブームからマストトップまで、あるいはブームからノーズや(後ろ側の)フットストラップまでチューブを延ばす時には適当な所でガムテープ等で固定しなければならない。そのためには、チューブより少し径の太い固めのパイプで保護する必要がありそうだ。これには、金魚の水槽で空気を送り込むパイプが役に立つ。 Aug. 22, '97 reported by 152-9 シャッターボタンはカメラの大きさがコンパクトサイズなら、取り付け可能である。ただし、シャッター位置はカメラ上部でないた駄目だろう。「写るんです」系のカメラには取り付けられそうにない。 5mの延長レリーズチューブと通常のレリーズのセット。→ これで、2000円くらい。実に安くできあがった。 シャッターとレリーズのシステムをカメラに取り付けてみた。うまく撮れるか、期待に胸踊る。 さて、8月10日(日)ついに、このシステムを実際にセットしてマストトップショットを撮影する日が来た。場所は本栖湖ドラゴンビーチ。風はブローで7.台くらいか。 セイルはニールの95年モデルのV8、6.5である。セイルをセッティングした後、レリーズの経路を決めてやり、マストの上をはわし、ガムテープでマストスリーブに固定する。この時、カメラ撮影とは反対のタックにレリーズを固定するのが良い。マストスリーブが大きいものは、そこを通しても良いかもしれない。 ここで、長い長いレリーズをきっちり固定してやらないとプレーニング時にレリーズが引っぱられ、空気が圧縮され、シャッターが押されたままになる。そしてフィルム1本をあっという間に使い切ってしまう。 カメラをマストトップに固定すべく、例のベルクロを駆使して取り付ける。今回使ったセイルはちょうどトップ部がアジャスタブルのようになっている(固定だが)ので、ベルクロを通して固定した。 手元のスイッチ(ゴムの空気タンク)は、ブームのセイル手の位置近くに固定した。この時、ほとんどブラブラしないようにしておいた方が良いかもしれない。 セイリングする前にシャッターが切れるかどうか1枚だけテストしてみた。「カシャッ」ちゃんと撮れた! さて、いよいよセイリングである。通常のように浜までボードとセイルを運び、セッティング。ビーチスタートで出る。 ビーチスタート直後に上を見上げて撮影した。それを2回ほど繰り返した。 そして、ブローが入りプレーニングした時にシャッターを押した。その後、シャッターが押されたままになってしまったようだ。原因は不明だが、おそらく風のパワーでレリーズチューブが伸びたためだろう。次回テストを待とう。 さあ、マストトップショットにチャレンジ! |