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* Portgal *

ユーラシア最西端・ロカ岬

1998年1月

KLMでアムステルダム経由。
往きは乗り換えに6時間もかかる。

アムステルダムのトランジットの待ち時間が行き6時間、帰り4時間。
この時間を長いと思うか、短いと思うか。
あたしは、スキポール空港を探検したいとも思ったが、やはりオランダといえば風車、
そしてあの独特な街並を見たいと思った。夕方だったので暗くなるまでにと急ぐ。
冬の観光地はちょっと寂しい感じがした。春ならきっと美しいだろう。
帰国し現像した写真には、夕暮れに浮かぶ>風車のシルエットがとても 素敵に写っていた。所要時間というかオランダ観光滞在、3時間くらい。
帰路のトランジット時間は4時間だったが、やはり入国する。
アムステルダム駅周辺を散歩。所要時間は2時間くらい。
トランジットで欲張って入国する人はあまりいないようだった。
ちょっと疲れちゃったし、遅れるととんでもないことになるので、人にはお勧めできない。

アムステルダムからリスボンへ向かう機内の中で新年を迎えた。
スッチー達のサービスがいい。
シャンペンはもちろんあったが、帽子をかぶり、クラッカーを鳴らし笛を吹きながらの行進。
夜中のフライトもいいねぇ。
リスボンの街のぼんやりとしたあかい灯りは心がなごんだ。


リスボン空港は24時間オープンといっても警備の人がいるぐらいで、閑散としている。
真夜中の空港は、どこも素通りできた。入国審査もなく歩いているうちに、外に出た。
が、あたしは空港で夜を明かすつもりだったので、ロビーにもどる。
寝床は固い個別になった椅子。ソファでなくて残念。
横になりアウトドアとか非常用に使うエマージェンシー・ブランケット
(アルミホイルの大きいやつ)をかぶって寝る。
人の気配がする。そいつはアルミホイルをめくって覗き込んできた。
こちらもびっくりしたが、彼も驚いたようだ。珍けな女のジャパニーズがいれば驚くだろう。

アルファマあたりのビューポイントでベルギーの人と話をする。
シントラを観光したかというジェスチャーがおもしろい。
あっかんべ〜の動作の舌を出さない、つまり「あっかん」の動作なのだ。
こいつ、ふざけとるんかと思ったが「見る」という意味のようだった。
中近東の話やエジプトの銃乱射事件をクレイジーと批判してた。


サンビセンテ岬 (サグレスから6km)
切り立った断崖、遥かからおしよせ砕け散る白い波。
地の果てという言葉が似合う風景だった。
沢木耕太郎氏の「深夜特急」が放映されたころ、ちょうどポルトガルにいたわけだ。

サグレス:レンタ・サイクル、4時間1200エスクード。
バス停の横にある。パスポート(カラーコピーでもOKだった)を預けて借りる。
ホテルにパスポートを預ける人は身分証明できる何かを持って行くほうがいいかもしれない。
身長151cmの短足のあたしにはつらい。サドルは錆び付いて、低くならない。
あたしが、男だったら、完全に玉がつぶれていただろう。
行きは海岸線沿いを自転車を押して歩く。
近いと思った岬まではけっこうあった。
帰りは舗装道路をとばして30分。
ご、ごめんなさ〜い!きっと先でトイレはないだろうと思われたので人気がないのを確かめて、 低植物の影で小用をしたヨ〜。尿意がなくても、出来るところでマメにするというのが持論。
飛行機の中でも4回は行くようにしている。 太いおしっこがでると正解だったと満足する。

サグレスの広場東側の空き地で中年のおじさんたちが楽しそうにビー玉ならぬ、鉄玉をしてた。


旅の失敗

空港バスで関空へ行くのに、遅れそうになり、走り始めたバスに
「待ってくださ〜い!待ってくださ〜い!乗りま〜す!」と叫び、
乗り場のお兄さんにバスを戻させてもらった。アブナイ旅の始まりかとも思った。

トランジットで飛行機を降り、今回の旅も荷物軽いな〜と通路を歩く。
何かおかしいのに気付いた。唯一の荷物である、リュックをシート下に忘れたままだ〜!
(飛行機に乗るときは、内外かかわらず荷物は預ける習慣はないのに・・)

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