Kampong Thom |
データ |
超・私的見解など |
ジャヤヴァルマン7世頭部
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コンポントム州: Prea Khan(Conpong Svay) アンコール期: 12世紀末〜13世紀初 砂岩 高さ:41.5cm プノンペン国立博物館
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一般にジャヤヴァルマン7世の肖像と言われているが、定かではない。
座像と共に好きな彫像の一つである。というか一番好きかもしれない。
だから描くのに緊張してしまった。上手く描きたかったのに・・・ |
ドゥルーガー
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コンポントム州: Sambor Prei Kuk・N群 プレ・アンコール期 7世紀前半 Sambor Prei Kuk様式 砂岩 高さ:165cm プノンペン国立博物館
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シヴァ神の女性分身。ヒンズー神話の水牛の魔神マヒシャを殺す女神として有名。 トリバンガ:三屈造像法と呼ばれるポーズ。 サンボール・プレイ・クックNグループで発見される。4つに割られて頭部はない。盗み出そうとした者が、運びきれず少しずつ足、胴、首と割っていき、軽くなった頭部だけを盗んだのではないだろうか・・・ なんて考え過ぎかな。 |
ヴァージムカ:Vajimukha
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コンポントム州: Sambor Prei Kuk・ N群(第7祠堂?) アンコール期: 10世紀第3四半紀 プレ・ループ様式 砂岩 高さ:146cm ギメ国立東洋博物館 (Guimet,Paris)
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ヴァージムカ:馬の頭を持つもの
聖典ヴェーダを盗んだ魔人を退治し、取り戻したという馬頭人身のヴィシュヌの化身。
髷は塔になっていて、耳は花形、後頭部の髪の毛は唐草模様、冠帯は後で結んでいる。
(この像より古いヴァージムカはプノンペン国立博物館にある。カンダール州:7世紀)
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ハリハラ
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コンポントム州: Prasat Andet プレ・アンコール期 Prasat Andet様式 7世紀第4四半期 砂岩 高さ:196cm プノンペン国立博物館
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ハリはヴィシュヌ、ハラはシヴァの別名で、合体神である。 プラサート・アンデートはコンポントム西30kmにあり、寺院よりこの像の方が有名らしい。
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ヴィシュヌ千体石柱: Visnuite Votive Monument
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コンポントム州: Preah Khan(Kompong Svay) 12世紀第三四半期 Angkor-Wat後期〜Bayon初期様式 砂岩 高さ:105cm ギメ国立東洋博物館 (Guimet,Paris)
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この石柱はギメ国立東洋博物館にあるが、もっと保存状態の良くない石柱がプノンペン国立博物館にもあったと記憶している。ヴィシュヌ神17体15段×4面=1020体に意味があるらしいと書かれてはいるが、どうだろう?
数年前、バンテアイ・クデイで発見された千体仏の石柱と比較すると面白いかもしれない。こちらは、仏12体21段×4面=1008体。
千体=ムイ・ポアン=たくさん彫るというのが目的で数はあまり気にしていなかったのでは?とりあえず1000を目指しただけと思う。
石工達は、何を思いつつ彫ったのだろう? 無心に彫ったとは思えない(笑)
あたしって、もしかして暇人?
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